解説②「このパターンは読んだな」と思われた方も多いと思います。そうです。何度か似たシチュエーションの物語を書きました。けれどこれが大本で、他が「アレンジ」なのです。でも不思議です。舞台設定は30年前なのに、まるで現代の物語のように読めてしまいます。スマホもETCも出てこないのに。
解説①まず「長いな」と思われたでしょう。短編の定義は、じつは業界でも曖昧です。でも慣習として、400字原稿用紙で百枚までですね、短編は。今回のものは67枚ですし、やはり短編です。けれどネット界隈では、枚数ではなく文字数で計算されています。そうなりますわな、無駄な空行ばかりですし。
映画『はじまりへの旅』 セリフが少ないのですが…人の心の機微・雄大かつ繊細な大自然・現在の人間社会が、皮肉も交え、ユーモアたっぷりにありありと表現されていました。鑑賞中もその後も深い内省が…(^^;)。何を選択しどう行動するか、「生きる」を今一度見つめ直した次第です。