午前3時、自室。目を覚ます。パソコンのディスプレイが煌々と光っている。 ……また、うまく眠れなかった。心が騒がしいのは、明日からの希望か?それとも昨日までの後悔なのか?ひとつだけわかるのは、二度寝することを身体が求めているということだった。 ──もうすこしだけ、おやすみ。
何をしても、楽しくない。がんばれない。がんばりたくない。つまらない。つまんない。つまんないよ。ずっと、こんなにも苦しんでるのに、誰も助けてくれなくて、ぜんぶいやになって今にもその一歩を踏み出して奈落の底まで墜ちていけたら、どれだけしあわせになれるだろうか。見当もつかなかった。
麦茶を飲みながら、ふと考えてしまった。理解されない苦しみに鼓動が波打つ。涙が流れて、胸が締め付けられる。思わずその場で意識を手放す…… ……飲みかけの麦茶は、とっくにぬるくなっていた。無理矢理、流し込む。咽せる。些細な苦しさまでもが僕を蝕む。 もう苦しみたくないのに。
なにものでもない、一見まだ現実化されていない自分であることが、とても楽しくて充実している。そんな自分が嫌で仕方なかったけど、そこを超えて自分が好きだ。満足している。でも、夏至を迎えまた変わってきている。そろそろ準備できたかな。Goサインを出せそうな気がする。
10年以上前から続けてることがあるのにその場で誰かと交流することも無いままずっとただそこにあるだけのどうにもならないなんなんだろう?誰とも言葉を交わさないただ 置かれた文字の並びと写真たち 好かれるでも嫌われるでもなく これが平凡と言うやつか... つまらん。
何者かにならなきゃいけないように、急かされているような気がしてる。 自分は何者になりたいのかを考えてみても、全然わからない
[ にくたらしくて しかたないでしょう ] 知らない…… [ あなたも おなじ ] 痛いよ。割れるように頭が痛い。 [ ようこそ こちらがわへ ] やめて。 [ よぉぉぉぉぉぉぉぉぉうぅぅぅぅぅぅぅぅこぉぉぉぉそぉ ] やめてってば! [ アハハハハハハハハハ ]
毒に侵される。甘く、痺れる。 …快楽の中で、意識を手放す。 「普段は隠してるんです。不用意に×しちゃうと、困るから」 蝕む。掻き乱す。滴って、堕ちる。 どろどろに溶けたその後で、全てを後悔してしまうほどに── 「こわくないよ ちかくにおいでよ」 ──壊れて仕舞えばいいのに
夢を見た。僕はかつてのように、広い舞台の上で、スポットライトを浴びて、輝いていた。歓声、熱気……レビューを僕が支配している。これ以上ない、幸福。 ……瞬間、目の前が崩れ去る。待って。僕はこんなところで終わりたくない。微睡みの中、伸ばした手は──もう届かない。夢の終わりと、絶望。
考えても、答えは見えない。仄暗い海に、差し込む光……そんな幻想を、漠然と抱いていたのかもしれない。幻想は幻想でしかないのだから、潔く前を向いたらいいのに。いつまで床を眺めている?燻ったままで、何が楽しい?嘲笑う声。うるさい。うるさいってば!好きでこうなってるわけじゃないのに……
満たされない。なにをしても満たされない。あれも違う、これも違う……満たされるもの・ことを探して……探し続けて、すっかり疲れ果ててしまって、その場にうずくまって、ひとりでぼやく。こんなにひどいめに、ぼくだけが?周りを見れば楽しそうな人たちの姿があった。それがどれだけ羨ましかったか。
人の温かさに触れる。それなのに、なぜか言葉で言い表せないような気持ちになってしまう。 かかわり、生きることさえも拒絶してしまう哀しい心────もう、心とも呼べないような、ぼろぼろになってしまった、壊れてしまった、それでもかつては心だったなにかが、ずきずきと痛んだ。
淡い緑のメロンソーダ。栓を抜いて、透明なグラスに注ぐ。きめ細かい泡が、鮮やかな色の中を泳ぐ。水面まで泳いで、消える。 厭だ。消えたくない。僕の存在がなくなった後も、誰かの記憶の中にお気に入りとして生き続けたい。 その願いも虚しく、薄れていく、埋もれていく、消えていく────