ナデシコ

幼いころの記憶とか、母や亡父のこと、親戚から聞いた話、思い出したこと、忘れたくないこと…

ナデシコ

幼いころの記憶とか、母や亡父のこと、親戚から聞いた話、思い出したこと、忘れたくないことを書き留めたくて… ただの記録です

最近の記事

釣り堀

「団地のふたり」をみていたら、金魚釣りに行くシーンがあった。 たしか団地の近くに金魚釣りのお店があったような記憶がある。 妹に聞いてみたが、場所がどこか思い出せない。 釣りといえば、父は長いことヘラブナ釣りを趣味としていて、 弁天フィッシングセンターというところに、休みの日によく通っていた。 小学生になる前頃だろうか?1年生位だったろうか? 1台しかない自転車の荷台に座布団を半分に折ってくくりつけ、 妹と私を乗せて、父は弁天に連れて行ってくれた。 3人乗りなんて、今どき

    • この頃、なぜだか、子供の頃、辛かったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、そんなことばかり思い出される。 朝ドラの『虎に翼』が始まってから、理不尽な思いをしている人達を見て、あーそういえば私も…と思い出してしまうのだ。 寅ちゃんのせいじゃん(笑)。 あれは、たぶん、小学生の頃のことだ。 まだ高度成長期ではあったと思うが、父はほとんど定時で退社し、同僚の車で送ってもらって、6時頃には帰宅していた。 夏休みの間は日が長く、6時頃はまだまだ明るく、家に帰るには惜しい時間。

      • おしいれ、おしおき

        何歳くらいの頃だろう。 私は反抗的で、父の言うことに口ごたえばかりしていた。 虫の居所が悪いと父は激昂し、 手がつけられなくなる。 多分たいしたことじゃなかったとおもうが、 おしおきで、押し入れに閉じ込められた。 外から釘を打たれ、子どもの力では脱出不可能だった。 父はとにかく容赦ない。 子どもだからと手加減などしない。 どうやって、出してもらえたのか、もう思い出せないが、トイレに行きたいとか言ったのかもしれない。 布団にお漏らしされたらたいへんだからね。 別の日に

        • 総裁選

          自民党の総裁選 これをSNSで色々書くと、 わーっと反論されるのがイヤだ。 だから、noteに書こうと思う。 選挙権を得てから、選挙にいかなかったのは、たぶん1回くらい。 市議選やら都議選やらの地方選挙でも 国政選挙でも 一度も自民党に投票したことはない。 以前は民主党、今は立憲民主党をゆるく支持している。 共産党も嫌いじゃない。 (参議院予算委員会での推しは共産党の山添拓議員だよ) さて、今回の総裁選の候補者の中で、 総理になっても許せる人物は?と考えたところ、 林

          チャンネル権

          子どもの頃、テレビは家に1台という時代。 まだビデオなんてなかったから録画もできないし、見たい番組があっても、父が家にいたら見れなかった。 チャンネル権は父にあった。 7時台の番組はNHKのニュースがあるため、ほぼ見れない。 野球シーズンは巨人戦の中継があるので、やっぱり見れない。 コマーシャルのたびにチャンネルをガチャガチャと回すので、 チャンネルが壊れるのではないかと思った。 子どものテレビは8時までと決められていたのに、 それじゃー、全然見れないじゃねーか! 夕

          チャンネル権

          団地のふたり

          団地のふたりというドラマがNHKBSで始まった。 築58年の団地に住む55歳の独身のふたりという設定みたい。 主演の小泉今日子と小林聡美は同学年で、私といっしょ。 お兄ちゃん役の杉本哲太も初恋の人で出てくるらしい仲村トオルもみんな同じ。 ロケ地は滝山団地の二街区らしいと聞きつけ、見なきゃという気持ちになった。 私は3歳から15歳まで滝山団地の一街区に住んでいたのです。 「まだ間に合う!団地のふたり」をNHKプラスで見てみたところ、 なんとはなしに、見たことのある風景

          団地のふたり