ジモティー【半ストーカーな女】
2016年、年始。
岡山県から実家のある大阪に戻ってきた。
促されるまま初めて精神科に通院し、障害があると診断されたことで、当時同棲していた彼女に「実家に帰るべき」と諭されたからだ。
まったく外に出れず、数年間なにもできなかった画伯ちゃん。
当時はまだ診断が甘かったのか、合わない抗うつ薬を飲んで躁状態に陥っていった。
これは通院を自己判断で何度か中断したことが大きい。
精神科医のせいではない。
その時の元カノとの出会いのキッカケでもあり、
作品内に登場するものと関連のある"岡山の精神科へ通院するキッカケ"にもなり、別れのキッカケにもなった漫画↓↓↓
その漫画内に出てくる関連したもの↓↓↓
(そして画伯ちゃんが初めて通院した精神科でもある)
音楽まとめマガジン↓↓↓
躁鬱の波の中で
双極性障害のケがあるはずなのに、当時の自分は気づけなかったんだろうな。
"治ったんだ!"
と思って、とてつもないエネルギーで旧友に絡み、いろんな場所へ出かけ新しい知り合いを増やしていった。
まさしく躁状態。
2015~2016の精神科では『社会不安障害』と『軽い鬱状態or統合失調症疑い』という診断。
今は『統合失調感情障害』
双極性障害の中に統合失調症的な状態が混ざっている。
2016年1~3月まで、月に何十人もの知り合いと遊んでいた。
抗うつ薬を飲んだことで、病気/障害は治ったものだと思いながら。
2012~2015年まで、岡山の元カノとしか会話をしていなかったのは"病気"なだけだったんだと思い込みながら。
"そこにデパスを溶かして、ビールで流し込む"
ずっと現実はとろけていたし、
男女関係なくフランクに触れ合えていた。
"出会って間もない女性"の、バイト先のバーベキューに参加したり。
そのことについて、参加する数日前からTwitterで"楽しみだなぁ"とツイートしていたことで、
数年会っていなかった別の"知り合い女性"も、わざわざバーベキューに参加しに来たり。
カオスな波を作り出していた。
友人(この記事に登場する高校の同級生)のライブを見に行ったライブハウスで、爆笑しながらステージを見ていると、
知らない女性がお酒の瓶を俺の口に突っ込んできたり。
あ...俺って...
"もう完治してるやん、バンドを始めなきゃ"
っていうマインドになっていった。
次に自分を見失う前に
人間関係が破綻する前に
この完治したチャンスを逃す前に
画伯ちゃんは、突き進んでいく。
テンションのかげりは、もう見えていたのに。
バンドメンバーを探す
1~3月で曲は20曲くらい溜まっていた。
全ボツになったとしても、バンドを組み立てるための踏み台にできることを考えれば充分なはず。
"時はきた"
知人に声をかけて、スタジオに入る。
また別の知人にも声をかけ、スタジオに入る。
・1人目は「自由がない」と言って不機嫌になって、そこから進展せず。
・2人目は「ヘルプならできますよ!」と言って、少し難しいかなと思い進展させず。
バンドをやるにあたって、自分の想像するクォリティまで達しないと、相手にアレコレと伝えてしまう。気になって仕方がないからだ。
そこの歩み寄りは難しい。
お互いが我慢してやっていくのもおかしいだろうし。
想像を超え合う関係になれるのが1番面白い。
知人に声をかけていくのも難しいと感じ始めた。
知り合いだと、お互いにイメージがついてしまっているのもある。
何より勧誘と同じで、バンドがスタートできずに終わると、これまでの間柄もおかしくなってしまうと感じたのもある。
そこで久しぶりにネットで、
メンバー募集をかけてみようと考えた。
ジモティーの狂気
with9、OURSOUNDSなどの大手メン募サイトに書き込んでいく。
少し反応があっても、実際に会うまでは辿り着けず。
もうすぐ5月になろうとしていた。
このあたりから抗うつ薬を飲んでも、鬱状態が増えてきた。
幻聴、幻覚にも包まれ始めていた。
"何かがおかしい"
動かしにくい身体と頭。
数年前から諦めきれないバンド活動への想い。
他のサイトは無いかと調べていくと
ジモティー
不用品を無料で渡したりできるような『ジモティー』というサイト(アプリ)でも、バンドメンバーを募集できるということを知った。
バンドメンバーだけじゃなく、新たな友達や、いい品物も見つかりそうだ。
さっそく登録し、メンバー募集を投稿した。
すると、すぐに連絡が。
隣の市に住む20代の女性だった。
「楽器したことないですが興味あります!ドラム教えてもらいながら一緒にしたいです!」
過去のバンドで、数名のドラムを鍛え上げた実績がある画伯ちゃんは身を乗り出した。
(自分では何もうまくできないけど😂)
「メッセージありがとうございます!是非スタジオに入ってみましょう!」
と返事。
そしてLINE交換を済ませた。
必要なもの、場所や日時などをやり取りしていく。
とても好印象な相手だ。
画伯ちゃんが、ドラムをしていた高校時代から大切に保管していた『ドラムスティック』を渡してあげようと思えるくらい。
しかし、いきなりスタジオに入るのではなく、まず顔合わせとドラムの仕組みを教えようとしていた。
約束前日。
「明日はよろしくお願いします!」
「よろしくお願いします〜!」
相手から届いた返事を見て、LINEスタンプを送信して眠った画伯ちゃん。
約束当日。
あれっ?
既読になってないな...
「...」
約束の数時間前になっても、特に音沙汰は無い。
一応「今日はよろしくお願いします」と送信。
やはり音沙汰は無い。
"気にしなくていいか"と思い、待ち合わせ場所へ向かうために出かけようとしていると、
LINEに通知が届いた。
「今日は行けませんから」
え!
どういうこと!
「もう練習しないってことですか?」
そう送ると、すぐに返事がきた。
「空気読んでください!女性なんですから!」
なんだか怖くなったし、苛立ちも出てきた。
自分のことしか考えられない人なのか...?
でも昨日までの、あの雰囲気と違うのはなぜ...?
考えても仕方ない。
返信せずにブロックしようか悩んでいると、さらにLINEが届いた。
「ほんとわからない人なんですね!PMSのこといたわってくれないなんて...!」
えぇ...なんも送ってないのに...
とりあえずそっとしておくことにした。
数週間後。
iPhoneの通知が鳴った。
友達申請?
珍しいな...
あっ!
ジモティーの子やん...
Facebookにフレンドリクエストが来ていた。
また躁状態だった画伯ちゃんは許可した。
あの時の練習ブッチしたことなど、なにも感じさせない好印象なメッセージが届いていた。
この子ちょっとおかしいんかな...
恐怖感を思い出し、メッセージを返さずほっておいた。
数週間後。
LINEが届く。
知らない相手から。
メッセージを読んでも、さっぱりわからない。
ほっておくつもりが、メッセージ内容はどんどん過激に。
その最後に
「やっぱり女性の気持ちがわからないんですね!」
あいつや!
なんでアカウント別になってんねん...!
この時はめちゃくちゃ腹が立って、『二度と絡んでくるな』と返信した。
そしてブロック。
1つ目のアカウントもブロック。
練習当日に『今日はよろしくお願いします』って送っただけで、なんでここまでなんねん!という怒りで
その日1日ずっとイライラしていた。
そこでFacebookのことを思い出し、
一応相手のアカウントをチェックしていく。
あっ...
画伯ちゃんの知ってる(行ったことはない)、
近くの障害者施設や、精神や知的障害に関するような書き込み(シェア等)が多くあった。
こいつ...俺と同じ側の人間か...
急なスイッチの切り替わり
自分中心な発想
終わりのない怒りや恨み
なるほど...
近づいてはいけないな。
精神障害を持つ画伯ちゃんは特に。
"会わなくてよかった"ってポジティブに思っておこう。
いい勉強になった。
数週間後。
また違うLINEアカウントから連絡がきた。
"何個、電話番号もってんねん!"
もうブロックは諦め、未読スルーに徹するようにした。
半ストーカー的行動
それから3年経過した2019年。
今までで1番怖いLINEが届いた。
トークを長押しして、未読のままメッセージ全文を覗く。
腰を抜かしかけた。
「○○に入院していました!もう退院してますよ!」
それは、
2015~2016の精神科では『社会不安障害』と『軽い鬱状態or統合失調症疑い』という診断。
を受けたと序盤で書いた、画伯ちゃんの通院していた精神科だったからだ。
自然とこうなってる、人生とはこういうものだということもわかるけど、
"ストーカーされている気分"になった。
こんな不気味な気持ち。
今まで包まれたことがない。
未体験な体験だ。
恐怖を抱いたまま、トークを削除した。
ジモティー(2020年)
現在、新しいバンドを結成して詰めていく作業中の画伯ちゃん。
そしてnoteに過去バンドのことを振り返りながらupしている。
過去バンドまとめマガジン↓↓↓
ネット上に残ったままの"プライバシー的な書き込み"。
それを見つけては、同時に消去していった。
現在、別記事の作業中に見つけた
"プライバシー的なもの"がコチラ。
ジモティー(2020年)↓↓↓
拡大↓↓↓
なんと4年間もの間、ずっと掲載したまま放置していた。
そして募集文と共にLINEのQRコードを載せていた。
あの子が毎回どうやって追加していたのか謎だったけど、
ここに自分でQRを載せていたからだったとは...
電話番号、住所、本名は教えていないはず。
ジモティーの情報でしか、彼女が追加できる方法を思いつけない。
現在は掲載を終了させ、さらに削除もした。
これで安心だね!
あとがき
躁状態でしたことは、なるべくメモしておいたほうがいいね。
LINEは誰から届いてもいいけど、4年間も躁状態の香りが残ったままだったのは恥ずかしい。
まだまだいろんな残り香が漂ってるんだろうな。
そして、また生み出していくはず。
このnoteには目的があるから大丈夫だと思うけど、ある日突然消えてしまったら、それは"ここまでの全てが躁状態"だったということかもしれない。
いつまでも画伯ちゃんのこと忘れないでいてね。
p.s.
この記事をupする2日前に、ここに登場した"ジモティーの子"から大量のLINEが届いた。全アカウントブロックした。Facebookも。
これでジモティーの投稿も消えているし、QRを保存していない限りは連絡が来ることは無いだろうな😎
p.s.
新たなストーカー待ってまーす😎
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