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大好きな彼≒実らぬ恋

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片想いしている彼との思い出をしたためます。
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大好きなあなたへ

大好きなあなたへ

ボロ泣きして本人に直接伝えることができないので、今回はお手紙の形式でnoteを書いてみますね。大好きな彼には私の涙ではなく、一番綺麗な笑顔を覚えていてほしいので、書きながら、読み返して、何度でも泣きます。涙なしでは読めない回です。主に私が。

急接近した会合からもうすぐで1年半が経とうとしています。1軒では飲み足りなくて2軒目で帰りたくないと思い、「女の子の胸の柔らかさって尊いよね」と話題を振られ

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彼の家で失禁した話

彼の家で失禁した話

普通ならタイトルは匂わせ程度で読者の気を引くのかもしれない。でも、今回は内容のパンチが強すぎてタイトルで完全なネタバレをしてもなお読みたくなる回だろう。そう、私は大好きな彼の家でおしっこを漏らしたのだ。

今は笑い話として話せるが、その時は本当に恥ずかしくて、気まずくて、穴があったら入りたかった。

敗因はいくつかある。

1.まずはなんと言ってもお酒を飲みすぎたこと。
私の仕事終わりに彼の最寄り

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彼の好きなところ19

好きポイント⑲自分の意見を言える

デートする場所に関してもそうだが、こんなところに行きたい、どんなことをしたいと自分の希望を初めに伝えてくれる。彼と一緒にいられればどこでも良いという私からすると、具体案を提示してもらえるのはかなり有難い。

人間は判断力に脳のエネルギーをたくさん使う。何を聞いても「どこでもいい」「何でもいい」と答えるようなやつと一緒にいると、疲れる。それに自分のことを大切に思っ

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彼の好きなところ18

彼の好きなところ18

好きポイント⑱謙虚

一言でまとめるために謙虚という言葉を使ったが、どちらかというと、自分を過小評価していると言った方が近いかもしれない。

彼は顔も整っているし、学歴も経歴も輝かしいし、よく気付いて気遣いができるし、しっかり自分の力でやりたい仕事を掴み取っている。

それなのに全く驕らないのだ。そればかりか、「たまたまっすよ」「運が良かっただけっす」なんて言って絶対に自分の能力を認めない。努力を

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彼の好きなところ17

彼の好きなところ17

好きポイント⑰見た目

彼にもすでに伝えていることではあるが、私は見た目至上主義だ。容姿のストライクゾーンが狭すぎる。顔立ちが整っていないと恋愛対象にならない。

彼は目がくりくりとしていて、ホリが少しだけ深い、可愛い系の顔立ちだ。上から目線ではあるが、顔は整っていてかっこいいと言ったこともある。かなり失礼だ。

本当は塩顔が好みなので、彼の顔立ちはどストライクというわけではないのだが、好きではあ

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彼の好きなところ16

彼の好きなところ16

好きポイント⑯嘘をつかない

彼はもしかしたら嘘をつくのが苦手なだけなのかもしれない。真実だからこそ傷付いたことも多々あるが、本心を隠される方がより辛い。

嘘でも好きだよなどという甘い言葉を掛けてくることは絶対にない。ただ、「綺麗」と「可愛い」は惜しみなく言ってくれる。

私が好きだと伝えた時も「他に好きな人がいるとか、あなた自身に問題があるとかじゃなくて、今は彼女がいらない」と返された。これで

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彼の好きなところ15

彼の好きなところ15

好きポイント⑮研究熱心

もちろん彼の専攻してる分野における研究という意味ではない。この記事では、2人の快楽を追究することに対して熱心ということについて書いていく。

彼は「どこが気持ちいい?」「これはどう?」と確認する言葉をたくさん掛けてくれる。私が気持ちいい箇所、強さ、触り方など。時には私からおねだりすることもある。叶えてくれるから私も要求するのだ。

そして彼はそれを心から喜んでいるようだっ

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彼の好きなところ14

彼の好きなところ14

好きポイント⑭常識人

彼は常識ある自由人だ。私の男運がなさすぎて、私に男を見る目がなさすぎて、常識があるというだけで大きくポイントアップに繋がる。パートナーとして考えたら不安になる要素はたくさんあるが、道を踏み外さないという点ではとても安心感がある。

まずは、きちんと避妊してくれる。もう人間として当たり前かと思うが、ここをクリアできないクズな男どもは大勢いる。彼は必ず複数個ゴムを用意してきてい

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彼の好きなところ13

彼の好きなところ13

好きポイント⑬話が面白い

彼は話が上手い。元々面白くないエピソードでもちゃんと盛り上げて、オチを作って話す。これは彼が大学卒業後に通っていたところで得たスキルではあると思うが、しっかりと日常会話の中でも活きている。

話に引き込むために答えをクイズにしたり、3択にして選ばせたりして飽きさせないようにする。そしてどんな答えでも必ずツッコんでくれる。突拍子もない答えを出せばそんなわけないと言い、正解

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彼の好きなところ12

彼の好きなところ12

好きポイント⑫守りたくなる

この感情を女性に対して抱くことはたまにあっても、男性に抱いたのは彼が初めてだ。例えば何か打ち明け話をしてくれてどうしようもなく愛おしくなった時、危険な場面に出くわした時、両腕でぎゅっと強く抱き締めたい感情になる。私の思う「守ってあげたくなる」はこういうものだという前提で話を進める。

自分が異性愛者である自覚はあるのだが、女性に対して「可愛い」「褒めてもっと綺麗になっ

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彼の好きなところ11

彼の好きなところ11

好きポイント⑪服装がおしゃれ

ずばり私はスーツが好きだ。彼が毎回スーツで来るというわけではないのだが、大体オフィスカジュアルぐらいの格好をしてくる。それが私のツボだ。襟付きシャツにズボンというシンプルな服装は裏切らない。

ずば抜けてファッションセンスが高いというほどでもないが、確実に合格点を狙いに来ているとすら感じてしまう。一度、その後に就活の最終面接が控えているという時に会ったことがあり、彼

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彼の好きなところ10

彼の好きなところ10

好きポイント⑩夢を応援してくれる

何度か触れてきてはいるが、私は会社員という働き方に限界を感じてきている。会社員が悪いと言いたいわけではない。私には合わないのだ。
・通勤電車に揺られる
・規則に縛られる
・人から指示された仕事をする
・休日や起床時刻を人に決められる
・勤務時間や給与を人に決められる
・組織の一員としてチームワークを発揮する
挙げ始めたらキリがないが、これらが全て嫌いだ。

今の

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彼の好きなところ9

彼の好きなところ9

好きポイント⑨容姿を褒めてくれる

これは後になってから気付いたが、その時間を円滑に進めるためにしていたことだ。確かにその時に彼が「綺麗」「可愛い」と言った言葉に嘘はないのだが、それは好きだから言ったわけではなく、どちらかというと感情の昂りがそのような言葉となって現れたといったところだろう。ただ、ここではそんなこと無視して彼の言葉を全力で受け入れようと思う。行為中だけだと分かっていても好きな人から

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彼の好きなところ8

彼の好きなところ8

好きポイント⑧甘え上手

元々、私は甘えるのが好きなタイプだが、好きな人になら甘えられるのも苦ではない。むしろ大歓迎だ。

夕方になる前に集合してホテルで過ごす日、ごはんは何を食べようと話していた時、じゃあ調べるねとベッドに腰掛けていた私はスマホを取り出した。この日の彼は珍しく私に任せきりモードになっていた。ここから近くてテイクアウトができるお店をいくつか口頭で候補を挙げると、見せてと近付いてきた

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