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詩やポエム

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記事一覧

朝のポエム

朝のポエム

止まらいミュージック アプリマン リズムサーフ 音質のパラレル AI DJ  大好きなアーティストを聴き倒し 眠れない 春夏秋冬 踊り明かす オーシャンウェーブ サンライズから ずーっとラウンド ノンストップ ミュージック 出会う時も 別れる時も ノンストップミュージック 火薬臭のスプラッシュ ブレイクショットガン ダンス ウィズ ドルフィン 手離せない 携帯 聞こえない 世間のノイズ 電磁波の信

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朝のポエム

朝のポエム

動く身体の中は思考の 引き出し 揺れて輝く 海は 銀河の ウネリ 動くその手はリズム 経験のない 呼吸 胸の音は 弾ける彗星 目と目が合ったのは 偶然か 微笑みの 蜃気楼 波のゆりかごに乗って 砂漠の果て 大空は 弾けて散らばる虹 消えそうで消えない ダイヤの雨 晴れ渡る海岸に 白い太陽が 心を止めて 見つめ合う恋のさざなみ 水蒸気に消える 思いの気持ちが 洞窟から出られない春 空に溶ける夏 寝付

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【詩】冷たい朝に

【詩】冷たい朝に

窓から青白い光が差し込む
今日のはじまり

ドアを開けると
まだ眠っている街が広がる

グラデーションの空と
影絵みたいな木々

絵画のような
うつくしさ

冷たいけれど
新鮮な空気

心がじんわりと
あたたかくなる

いのちの温度

生きている、生きている

大丈夫、大丈夫

おはよう、世界

おはよう、今日のわたし

詩歌のたねの使い方

詩歌のたねの使い方

これは詩歌のたねについての2000文字弱の記事です。

 「詩歌のたね」は文字通り詩歌の種子を出力する器具である。AIとか人工知能とかが叫ばれている時代に、あえて逆行するように原始的な擬似乱数を使う。しかし短歌や俳句の吟行が、予期しない風景と出くわすことを期待する擬似乱数発生器と捉えられ試みられているのならば、諸事情により吟行できない詩歌人のための擬似乱数発生器にもまだまだ需要を見込めるはずだ。

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詩を書く効用

私が詩を書いていると話すと、

「ポエムですか笑」

と読んでもいないのに、侮蔑と嘲笑を向けてくる方が居るのはとてもありがたい。

私において、この目の前の汚物に割く時間が、今後全くのゼロとなることが決定するからだ。

なので、詩を書くことを開示することは、目の前の人物が価値ある人間か、打ち捨てるべき穢れかを簡単に判別することのできるツールともいえる。

なので、私はどんどん詩を書くし、この事を開

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【詩】なぜ詩を書くのは恥ずかしかったんだろう?

【詩】なぜ詩を書くのは恥ずかしかったんだろう?

詩を読む人口は、
小説を読む人口より数が少ない。

でも、それは詩にとって、
悲しいことではない。
すぐに誰でも読める小説とちがって
それなりの技術とセンスが必要な
高度なジャンルということか。

でも昭和時代に呼吸していた人間は
詩が好きだとか、
詩を書いているとか、 
ましてや、詩集を作ったよ、
なんて話はまず言えなかった。
普通のクラスメイトに
そんなことを白状するのは
からかって下さいと言

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ジョイ

失語の木々の樹液から
外界のあらゆる鞘に向かって
何もかもが溢れだすのだ

ラッキースターのサングラスには
一滴の涙がひかり
ベタ凪の湖
ちいさな脚らに描かれた幾千の星々
よちよち泳ぎを始めるよりまえに
ぬかるんでしまったこの世界よ
はじに寄るほど血淀みの
銀河はとうに古びている

いまそのなかで出逢う宙吊りの
トルソ。奇妙なカップル
対のさらなる対の対
かぼそいお尻をつねりあったら
ひっぺがされ

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「詩に関するQ &A」

「詩に関するQ &A」

 言うまでもなく詩作はひとりだけの行為。詩人はあまり徒党を組まない。集まることをしない。誰もいないところでひっそりと生まれてくるのが詩。それでいいと思う。でも、ひとりきりだから困ることもある。ちょっと人に訊けば分ることも、そのままでほったらかしにしてしまう。詩を書いたり読んだりしていると、分らないことが溜まってくる。でも、まわりには訊く相手が誰もいない。
 そんな人のため

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タイトル/ノータイトル

未然への
トランクにつめこまれた
持続
せいかつが嗅ぎつける無精卵のこきゅう
レシートの束を捨てると
およそ二週間ごと
じぶんの名前がわからなくなる
すべての点呼に口走りそうな
ひあ。にまぎれて
ケシ粒を噛むとくしゃみがでること
書き損じに
挟んだままの栞や
誰がみていたか知らない青空のさけめ
ピー、ピー。
ふじゅんをていねいに濾過したら
正午すぎの郊外のパーキングのように
きみもいなくなる

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卒業、きみの泣かないわけは

気づいたら小さくて暗いところにいたんだ
それでさ、おそるおそる目を開けたら
膝からごっそりカイワレが
それ怖い話じゃないだろ
えー。もやし、ならもやし
そんな西田君が好きだった代ゼミの夏は
とくに想い出がない
どこからどうみても猫でしかない自宅のミケを
エイリアンだと言って憚らない
斎藤がやわらかくいじめられていた
卒業まぢか
おぼろげな昼休み
走ってくるなり
末代まで祟りつづけてくれるっ
言って

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【詩】おなじ貌

希望であれ 絶望であれ それをきみと語り合う日は来ないだろう
心療内科の皮肉めいたパステルカラーと
それが建つ 日照量不足の土地と
思い出話など友人の顔をした退廃に過ぎない
――化け物め
化け物のくせに 化け物に――化け物にさえ生じる責任にたじろいでいる
或いは敗走か ひと思いにというやつか
つまりは語り手から語り手への変装だ
偉大なるきみは 空とかいうものの下で 猫でも撫でて暮らすつもりか知らな

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創作活動について思うこと

創作活動について思うこと

長い間、ノートを放置していました
最近ふと思うことがあって書いてみることにしました

音声配信を初めて創作することの楽しさに触れて忘れていた自分とも出会えている気がします

前回は私が作詞作曲した、おいしいハミガキについてのことをnoteに記し、おいしいハミガキというオリジナル曲は10月に音楽配信をスタートさせて各種配信ストアでダウンロードできるようになりstand.fmから外へ飛び出しました

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朝のポエム

朝のポエム

パラダイスの早朝はみんな でパーワー全開 作り上げましょ サーファーテント ゼロ地点 心は一つ 着火点 サーファー選手の夢見る到着点 ゼッケンレッド ホワイト ブルー イエロー 南国パシフィックエクセレント チャレンジャー ライトも レフトもくるよ オータムサマー ショート ロング ボディボー チャンスは少ない 波選び 捕まえて 走れ クッイックウェーブ ボトムからのアタック フロー グットマニュ

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マザコンポエム

あなたのいない部屋は、どこか広くて
あなたのいないキッチンは、なぜか物足りない…