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2023年11月の記事一覧

アート思考 | エクスプローラーになる!!

アート思考 | エクスプローラーになる!!

audiobookで聴いた、山口周さんの「アート思考」が面白かったのでシェアします。

10分のモノローグが6話分あり、ずっとご本人が1人で話していらっしゃるのですが、とてもわかりやすく、聴きやすくかったです。

内容がものすごく濃くてまとめきれませんが、①アート思考とはなにか、②なぜアート思考が大事なのか、③どうすればアート思考力を鍛えられるのか、にフォーカスして書いていきます。

① アート思

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【アートを教えるという事】

【アートを教えるという事】

【アートを教えるという事】
先週、今週と、子ども達に絵を教えに行ってきました😊

タイの6歳の子どもと、日本の中学生の子たち。

色々な画材を使ったり、色々なアイデアを出し合ったりして、とっても楽しいひと時になりました☺️

難しすぎず。
優しすぎず。

子どもたちの想像力が弾むような声かけも大事だし。
時として、アドバイスよりも見守る事が大事だったりする。

そんな風に子どもたちに絵を教え、一

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キャリコン的、経営における「アート」と「サイエンス」論

キャリコン的、経営における「アート」と「サイエンス」論

お疲れ様です!
今日は山口周さんの著書『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を題材に経営における「アート」と「サイエンス」についてお話しします。
これからの会社経営のみならず、商品開発やマーケティング、組織論などを考える上で極めて刺激的であり参考になる素晴らしい本です。
著者の山口さんは大学で哲学、美術史を学び現在は組織開発のコンサルタントという異色の経歴です

この本の重要な二つの概念

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アートとメモ

アートとメモ

東京観光で感じたことを色々メモしてみた。

銀座の春画展、表参道と裏原の散歩。『アートとフェミニズムは誰のもの』を読んだ感想を合わせて。

女性性を隠れ蓑とした、男性の眼差し。私のフェミニズムの欺瞞
- 消費と女性「やばい、最近服買ってない」(裏原の広告)に対する批判
- 表参道と消費社会
- メデューサの歴史的描写と想像の転換
- ローリー・アンダーソン 撮られる客体とは
- ポルノ動画の転換、

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Art,walk to me. |  アート鑑賞と多様性をめぐるとある市民たちのはなし。vol.4

Art,walk to me. | アート鑑賞と多様性をめぐるとある市民たちのはなし。vol.4

ーーこの企画は、鹿児島市主催の講座「カルチャークリエイター講座」のプログラムの一環として企画・運営されています。

はじめまして、今回の記事を担当します「シオ」です。
アートイベント『Art,Walk to me. |アートが歩いてやってくる。』の企画に加わっています。

さて、私は“自分から見たアートの姿”がどんなものだったかを起点にして、今回の企画に対する思いをお話ししたいと思います。

私か

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アートと恋愛は、水と油。

アートと恋愛は、水と油。

朝の5時に寝て、夕方15時過ぎに起きました。おそようございます。

うーん、三連休初日って感じ!

無性に銭湯に行きたくなったので、近所の銭湯へgo。まったりと大きい湯船に浸かって、ひと息つく。
お腹がぺこぺこになりながら帰宅。

お酒が飲みたかった気持ちはどこへやら、甘いものを摂ったらおさまっちゃいました。一気に今日の満足度があがったので、もうぐうたらモードを加速させることにする。

11月に入

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現代アートはメディアアートとは違う

現代アートはメディアアートとは違う

お久しぶりです!
自称メディアアーティストのデアです。

寒くなってきましたね。
同時に自分の頭もコチコチに固くなってきました。

今回は最新のテクノロジーを使ったメディアアートが、アートの文脈を辿ってきた現代アートとは違うことについて記事を書こうと思います。

この記事を機に、現代アートとメディアアートの違いを感じていただければ幸いです。

◆現代アートとは何か?

一般的に現代アートとは、現代

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僕らは普通にやっているけど、地域アートの現場で「現場感」を楽しむのは、実はハードルが高いことな気がする(11/28)

僕らは普通にやっているけど、地域アートの現場で「現場感」を楽しむのは、実はハードルが高いことな気がする(11/28)

僕は昔からパフォーマンスアートが苦手だ(あと小劇場

だからパフォーマンスアートの鑑賞にはずっと苦手意識がある。

もっと細かくいうなら「パフォーマンスを見ないといけない場」が苦手

そもそも、何が起こるかわからないものをじっと見ていられない性分だ
昔なら「つまんね」と途中で退席もしていたが、
今は関係者もいる手前退席もできないので、心を殺して最後まで見る。
そしてメンタルを消耗しながら、苦手意識

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山×体験型アート『養老天命反転地』

山×体験型アート『養老天命反転地』

岐阜県養老郡養老町にある『養老天命反転地(ようろうてんめいはんてんち)』へ行ってきた。
名古屋市内から車で約1時間半、『養老天命反転地』は国際的美術家・荒川修作さんと建築家・マドリン・ギンズさんによるアート/建築プロジェクト作品だ。キャッチコピーは「心のテーマパーク」である。

心のテーマパーク『養老天命反転地』

養老山脈に囲まれた広大な養老公園の中に『養老天命反転地』はある。
その広大な敷地は

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社会の画一化を揺るがせ、多義性をもたらすアートの役割——YAU SALON vol. 15「アートとビジネスの境界 ~”アーティスト目線”を考える~」レポート

社会の画一化を揺るがせ、多義性をもたらすアートの役割——YAU SALON vol. 15「アートとビジネスの境界 ~”アーティスト目線”を考える~」レポート

2023年8月23日夜、有楽町ビル10階のYAU STUDIOを会場に、YAU SALON vol. 15「アートとビジネスの境界 ~”アーティスト目線”を考える~」が開催された。

「YAU SALON」は、各ジャンルのプレイヤーがホスト役となって、都市とアートにまつわるテーマを設定し、参加者と意見を交わすトークシリーズだ。第15回は、企業とアートのコラボレーションに異なる立場で関わるゲストを招

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小さな町の小さなアートプロジェクト・小須戸ARTプロジェクト2023振り返り

小さな町の小さなアートプロジェクト・小須戸ARTプロジェクト2023振り返り

2023年11月5日(日)、約1か月の展示公開期間が終わり、小須戸ARTプロジェクト2023は無事閉幕しました。ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

今年度のプロジェクトも一段落したところで、取り組みを通して起こったことや、達成できたこと(成果)や達成できなかったこと(課題)等を、整理しておきたいと思います。ご興味をお持ちの方は、お付き合いください。

2つの作品の制作

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