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OMMで見つけてね。 文学フリマ大阪の朝
文学フリマ当日。
会場に向かう電車の中で必ずと言っていいほど自作詩集『私の古い言葉たち/寝惚草子』を読み返す。
初めて参加した文学フリマが2018年9月9日の第六回大阪で、この時は『寝惚草子』を和綴手製本として頒布した。
あまりに手作り感満載すぎて全くはけず、私の手元の在庫も処分したので、もはや幻の一冊である。
翌年2019年1月20日の第三回京都で、現行の『私の〜/寝惚』の初版を頒布。
これ
9月8日は文学フリマ大阪 え-19にいます。
一昨日までで『7年後に100年前のチェコ語の日記を翻訳する初学独学者の記録 2023プレ』エッセンシャル版の連載が完了。
マガジン化しているので、今後の更新する記事と合わせてお楽しみください。
明後日9月8日の文学フリマ大阪12では、会場であるOMMビル 2FのA・B・Cホール内下記マップ位置におります。
この全体図の
左側。here.
HYGGEのメンバーと交代で店番してます。
HY
神さまを待っている / 畑野智美
希望のある終わりを迎えた主人公を、もう私は羨ましいとは思わない。それは、私の成長であり、物語を真正面から受け止める若さを失ったということかもしれない。小説の始終を「これは創作だから」と割り切り自分への負荷を軽減する一方で、物語の結末が「一人でも多くの人の希望になりますように」と一読者の立場として願っている。
これは、貧困女子の再生の物語ではなく、人間関係への不信からの再生の物語だ。
主人公の愛
おいしいコーヒーの入れ方 Second season Ⅸ ありふれた祈り 村山由佳
待ち焦がれた最新刊が、最終巻で、四半世紀の恋が、ここに完結した。
私がおいコーに出会ったのは、高校生の時。図書室の司書教諭から、
「ほろほろの砂糖菓子のような」
といって勧められたのがきっかけだった。
寝ても覚めても恋愛ごとに飢えている JK には絶大なパワーワードだった。この推薦言葉は、その後、今日に至るまで、いや、今後もおいコーの表紙を見るたびに、私の「おいコーとは」を表す一言として刻
謎の毒親 姫野カオルコ
意識しているわけではないけれど、多読していると似通った雰囲気の作品を手に取っていることが多い。一定の感情階層に浸ることで、多読が原因で起こる混乱を無意識に避けているのかもしれない。
先日記事にした「隠された悲鳴」に続き、これも、ノンフィクションのようなフィクションだ。ノンフィクションに基づいたフィクションと言った方がより正しいのだろうか。姫野カオルコさんの実体験を基に、姫野カオルコさん自身が小説
bechoriのカラフルハンドレタリング シンプルで美しい手書き文字レッスン
大阪か、京都で、レタリング用のモノライン(Bスタイルと呼ばれる丸いラインの書ける付けペン先)を購入できる場所はないだろうか。
御存じの方、コメントでお知らせいただけると幸いです。
※
文房具が好きで好きで、文具の仕事をしていた私の好みど真ん中の一冊。
レタリング技術の指南書としてもとても分かりやすい。
フルカラーで、サンプル掲載されているレタリングデザインもとても美しい。
説明文は簡潔で、
ゴッホ展 孤高の画家の原風景(2005年)図録 / サポートによる購入品報告
まずは御礼先月から今日に多くの方がサポートや記事購入をしてくださっている。繰り返しにはなるけれど、なんど言っても足りないので言わせてください。
本当にありがとうございます。
※
さて、記事下に表示されるサポート依頼の欄に、
いただいたサポートは書籍購入費用として使用させていただきます。サポートで購入した書籍は記事でご報告します。
と明記した。きちんと、有言実行を果たしたい。
使い方を考
ストーリーを語りだす 世界のデザイン・マップス
昨日、書店で一目惚れをして購入した。
原書はドイツの出版社・ゲシュタルテンから出ているとのこと(表紙裏の内容紹介より)
実在する街町や国の地図ばかり集めた作品集なのだけれど、デザインに重点を置くことで、地図というものがこれほどに個性豊かで物語性にあふれた作品に仕上がるのだということに驚く。もう、一度開いたら夢中になってしまって、ページを繰る手が止まらない。一周見るだけでは止まらない。
緊急事