「今」を生きる が出来るようになってきた
目の前に存在しているのは「今」
みんな「今」を生きている
心が不安になるときは
過去を反芻したり、先のことを考えているとき。
ここまで読んで、当たり前だと思いますか。
わたしは自分がなぜ不安になるのか、わかっていなかった。
なぜ不安なのかなんて、考える余裕すらなかった
この休職中、noteで同じ状況の人や、それを乗り越えた人の記事を読んだり
アドラー心理学の本を読んだり、いろいろ心について自分なりに情報収集した。
すべてに、「今」を生きろと書いてあった。
なんなら、友達だってそうアドバイスしてくれた
とりあえず仕事のことは忘れていいからね!
「今」のことだけ考えればいいよ!と
そうだ。不安になるときって、今やっていることとは別で過去を思い出したり、先のことに想像を巡らせているときだ。
脳が病んでいるとき、こんなこともわからないのだと気づかされた。
それでも、どうしても心の奥から、端っこから、過去未来をさまよって苦しくなってしまう。
ゆっくりするはずのお風呂でひたすら考え、
リフレッシュするはずのジムでバイクを漕ぎながらずっと考え込む。
そもそも、「今」を生きるってどういうことなんだっけ・・・?
これはどうしたものか。
メンタルダウンしている人は、ずっと過去と未来を生きていて脳が休まらない状態らしい。その通りだ。
私の場合、ここを抜け出すことが心を回復させる大きな鍵になるはずだ。
色々調べていく中で「マインドフルネス」というものにたどり着いた。
「今」に集中するために瞑想などを行う。
主に自分が行っている呼吸や、今この瞬間自分に触れてるものに対する感覚などに集中することで、雑念が消えていく。
色々方法があるが、呼吸とともに体から疲労やイライラを外に放出させるというものがわたしにすごく合っていた
ありがたいのが、瞑想中は雑念が出てきたって良い。
うまく瞑想できなくても、それを評価しなくていい。
ただありのままに。という考えであること。
正直自分で瞑想がうまくできているかよくわからないのだけれど
それでいいのだ。
ソファに座り、イライラや辛いことを放出放出
息を吸って吐いて、吸って吐いて、、、、、
なんだか脳に詰まっていたもやもやが減ってきた気がする
何回かやっていくうちにどんどん体から嫌なものが出ていくような、
リセットされるような感覚になった。
不安が浮かんできても、寝る前にもう一度瞑想して放出してみる。
あれ、やっと自分に戻れた気がする
そもそも、この感覚いつからだっけ
休職するずっと前からもうこの感覚が薄れていたと思う
考えてみたら、現実の仕事が一番しんどかったのって社会人1、2年目の時じゃなかったか?
それでもあの頃は、日曜の夕方に憂鬱になることなんてなかったし、
月曜日の通勤電車でも仕事について考えることもなく
自分のデスクに座った瞬間に仕事が始まる。
そんな日々だった
あの時は落ち込むことも、腹が立つことがあっても、会社から出た瞬間そんなことはどうでもいいやと思っていた。
仕事をしているときの自分と会社を出た自分は違っていて、今は仕事中じゃないんだから考える必要なんてないんだと。
プライベートのときに仕事のことなんて考えてたらもったいないっしょ!という考えだった。
ああ、懐かしい。
これが本当の自分か。そうだった。
(メンタルダウンは当たり前だったこともわからなくなってしまうし、思い出しても何度も忘れてしまう日々だとつくづく思う。)
今は休職しており仕事とは自動的に距離を置くことが出来ているが
これから復職しても、この時の考え方を思い出し、しんどくなる前に瞑想し、保っていきたい。
「今」を生きる ってすごく単純だけど難しいことだ。
少しずつできてきた気がする。
そんな最近の記録。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
【紹介】
マインドフルネスは海外では研修で導入されているなど、メンタルダウンしていなくても、脳をすっきりさせて切り替えることに生かされており、どの立場でも知っていて損はないものだと思います。
今回私が利用したものをご紹介します
Netflix:
・ヘッドスペースの瞑想ガイド
・ヘッドスペースの睡眠ガイド
・ヘッドスペースの安らぎガイド
各15~20分ほどで数話分収められており、優しい声と映像で集中することが出来ます
書籍:
マインドフルネスについて科学的な説明と実際の瞑想の紹介があります。
瞑想が脳へもたらす仕組みがわかることで、より瞑想を身近に感じ、これを頼っていいんだと思うことが出来ました。
アプリ:
・upmind
今日の調子を記録したり、瞑想のナレーションや音楽など複数のコンテンツを楽しむことが出来ます
今のところ無課金で利用していますが、課金するとコンテンツが増えてよさそうです。ほかにもアプリは課金をすれば良質なものがたくさんありそうでした。