見出し画像

見逃しているかも?リーキーガット症候群

こんにちは!
アトピー改善アドバイザーのちーちゃんです。

今日は
見逃しているかも?リーキーガット症候群
をテーマにお話ししていきます。

皆さんは、リーキーガット症候群という言葉を聞いたことがありますか?

別名、腸漏れ症候群とも呼ばれたりもしています。

私はYouTubeでその名前をちらほら見かけながらも、脱ステのメンターさんから「リーキーガットじゃない?」と言われるまで自分事として捉えていませんでした。

アトピーによる慢性炎症が起こっている人は、大抵の場合の腸が荒れており、血液中には便や尿など通常の排泄ルートで排出しきれなかった毒素が回っていると言われています。

リーキーガット症候群とは、大雑把に言うならば腸の不調であり、アトピーの方はリーキーガット症候群の可能性も十分にあるのです。

ちなみに、日本におけるアトピー患者さんは国民の5%(成人割合、2024年調査結果)と言われていますが、リーキーガット症候群を患う人々の割合は国民の7割にも及ぶと言われています。

え!?
国民の3分の2がリーキーガット症候群だとは、国民病と言うほかありません。

さて、リーキーガット症候群とは何者で、何に氣を付けたら良いのでしょうか。

リーキーガット症候群とは

リーキーガット症候群とは、腸壁バリア(上皮細胞)が壊れて隙間ができてしまい、腸内にあるべき細菌や食物成分が身体の中に入ってしまう現象のことを言います。

引用
https://www.macrophi.co.jp/special/1291/#_-2

この現象により、肌荒れ、アレルギー症状、じんましん、下痢や便秘、消化不良、過敏性腸症候群、疲労感、及びその他慢性疾患を促進してしまうのです。

アトピーによる慢性炎症や肌荒れ、アレルギーが起こったとき、お医者さんはなぜそれが起こるのかをあまり指導してくれず、お薬出しておきますね、で終わりです。

長年、それに違和感も感じず、通院してきましたが、病や不調の根治を目指すなら、原因を無視し、不調を引き起こす要素を排除するアクションを起こさないわけにはいきません。

もしそれを拒むというのであれば、お薬の常飲常塗によって、病や不調と付き合っていくのも一つの決断です。

ただ、薬には必ず副作用が存在します。
自覚するかしないかだけでは済まされないのです。
アトピー対処に私が長年使ってきたステロイドは、長期使用により免疫不全を引き起こすということを知ったのはつい最近のことでした。
薬を長期使用する、というのはそういうリスクがあることを知っておかなければなりません。

リーキーガット症候群の原因

人々はなぜ知らぬ間にリーキーガット症候群、つまり腸内環境が荒れた状態になってしまうのでしょうか。

皆さんが抱える慢性不調の根本原因は、
そういえば、リーキーガット症候群が故だったのかも!
と気づくこともきっとあるでしょう。

腸内環境を悪化させるおもな要因としては、下記のようなものが想定されます。

①食品添加物

加工食品、袋に入って売られているほぼ全てのものに添加されている食品添加物。
食品パッケージに記載されている原材料名を見ると、「/」表記があり、この「/」より後ろに記載されているものが食品添加物とされています。
このように人工的に作られたものは腸内で消化されにくい物質が多く含まれるため、腸の粘膜がダメージを受けやすくなるのです。

②医薬品

お医者さんにかかって薬を多種多量処方される際、胃腸の炎症を抑える薬が含まれることがよくありますよね。
消炎鎮痛剤や抗生物質、ステロイド剤などを長期に渡って服用すると、腸内の善玉菌を殺し、カンジダ菌の増殖を招きます

③アルコール

アルコールを過剰に摂取すると、肝臓に負担をかけるだけでなく、肝臓で分解されたアセトアルデヒドが腸にダメージを与え、炎症を起こします

④ストレス

現代人が切っても切り離せないのが、ストレスの問題。
ストレスによって自律神経が乱れると、便秘や下痢を起こしやすくなり、腸内環境が悪化します。

⑤睡眠不足 

睡眠が不足すると、脳や身体の十分なメンテナンスができなくなるゆえ、老廃物が体内に残留しやすくなり、腸内環境が悪化します。

⑥グルテン

小麦に含まれるグルテンという成分が実は体質的に合わない人、いわゆるグルテン不耐症によりアレルギーなどの慢性疾患になっている人は自覚せずとも非常に多いと言われています。
私もアトピー完治に向けてグルテンフリーを実践しています。

このグルテンという成分は腸内環境を悪化させる要因と言われています。

⑦糖質(過剰摂取)

精製された粗悪な砂糖や炭水化物などの糖質は、腸内にいる病原微生物(主として、カンジダ菌)の餌になります。

カンジダ菌は元々、体内に存在する日和見菌ですが、糖質の過剰摂取により大量繁殖すると、腸の炎症を起こす原因になるのです。

リーキーガット症候群を改善するステップ

アトピーやアレルギー、疲労感、不眠などの慢性疾患に悩まされている方々は、リーキーガット症候群により、腸壁バリアが壊れ、不要な老廃物や毒素が血中に流れ込んで体内に回ってしまうことで引き起こされていることを疑ってみても良いかもしれません。

不調(結果)には、必ず原因があります。

リーキーガット症候群を改善するステップとしては、

・原因として挙げた上記7項目(食品添加物、医薬品、アルコール、ストレス、睡眠不足、グルテン過剰摂取、糖質過剰摂取)に注意すること

超加工食品(ジャンクフード、インスタント食品)を避け、自宅でなるべく手料理を作って頂くこと

よく噛んで食べること

味噌や納豆、ぬか漬けなどの発酵食品穀類・豆類・野菜・きのこ類・海藻類意識して摂ること

適度に運動し、心と身体をリラックスさせてあげること

などが挙げられます。

ちなみに、グルテンは出来れば完全にやめてみると、改善は非常に早いです。私の経験談として、長年付き合ってきた慢性鼻炎には、悩まされなくなりました。

食生活の改善は、はじめから完璧にやろうとする必要はなく、負担を感じにくいところからなら簡単に始められます。

いつまでも健康であり続けるには、きちんとした食生活と睡眠、適度な運動がやはり基本なんですよね…

私はアトピー完治のために食養生を始めましたが、アトピー改善を自覚出来るのみならず、アレルギーやその度慢性疾患の完治・改善がなされており、一石二鳥どころではないなと感じています!

皆さんも、腸に優しい生活、始めてみませんか?

皆さんの暮らしが快適で笑顔に満ちたものになりますように♡


いいなと思ったら応援しよう!