Mr.02

1959年生まれ。東京都在住。街歩きと音楽三昧 (聴く、観る、演る) の日々を過ごしな…

Mr.02

1959年生まれ。東京都在住。街歩きと音楽三昧 (聴く、観る、演る) の日々を過ごしながら、自身の来し方行く末に思うことを綴っています。PROFILE→https://note.com/calm_phlox701/n/ned24232bee01

マガジン

  • The Beatles : 1970 -

    ビートルズ解散(1970年)以降の4人のソロ活動についての記事をまとめてみました。

  • 【名盤伝説】 洋物ROCK系まとめ

    1970〜80年代の洋物ROCK系のミュージシャンやアルバムを紹介しています。

  • Mind Style

    私が何気に思うこと感じることについてまとめています。

  • 角松敏生 1981-2024

    大学時代に同じバンドサークルで過ごした同級生、角松敏生のデビューから現在までのキャリアを振り返ります。新譜やツアーレポートも紹介しています。

  • 【名盤伝説】R&B / ソウル系まとめ

    1970〜80年代を中心にR&B / ソウル系、ダンサブルなアダルト・コンテンポラリー系のミュージシャンやアルバムを紹介しています。

最近の記事

  • 固定された記事

今を生きるために 私がnoteを始めたワケ

(2024.07.10 更新) はじめまして ”Mr.O2” です。1959年生まれ。東京都在住です。仕事以外に街歩きと音楽三昧(聴く、観る、演る)の日々を過ごしています。 心に響く多くの素敵な音楽と出会い、音楽を通じて様々な人達との交流も生まれ、そうした繋がりは私の宝物です。 大学を新卒で入社した広告会社を定年退職し、契約社員としてウェブマガジンの運営に関わった後に、現在は展示会イベントの主催者業務に携わっています。 この年齢になって自分の生き方について改めて考えてい

    • 【名盤伝説】”Wings / Venus and Mars”

      MASTER PIECE ポール・マッカトニー率いるウィングス名義でリリースされた『ヴィーナス・アンド・マース』(1975)です。 前作『バンド・オン・ザ・ラン』(1973年12月リリース)の大成功を期にライブ活動を意識したバンド編成を目論むポールでした。 新たなメンバーとしてドラマーのジェフ・ブリントンに続き、スコットランド出身のジミー・マカロック(G)の参加が決まり、新生ウィングスの活動が始まります。リハーサルはUSナッシュビルで行われることとなり、カントリー好きのポ

      • 【名盤伝説】”Queen / A Night at the Opera (オペラ座の夜)”

        MASTER PIECE UKロックを代表するクィーンのオリジナル4作目のアルバム『オペラ座の夜』(1975)です。 前作『シアー・ハート・アタック』で世界的な人気を獲得したクィーンです。 その勢いのままに自分達の音楽性を100%出し切ろうと練りに練ったため、実際のレコーディングに4ヶ月も費やしたという労作になりました。 クィーンの音楽をロック・オペラと呼ばれるようになるのは、このアルバムがきっかけだったような気がします。巧みなコーラス・ワークに漂うクラシカルな雰囲気と

        • 違和感は心の声

          [SSD]※ 普段何気なく感じていることも、思いを巡らすと改めて気づくことがあります。 以前にこんな記事をアップしました。 自分にとって好ましくない他人の態度に接した時、それを改めさせようとするよりも、自分の捉え方を見直すことが大切というお話です。 しかし、そもそもこの「快・不快」という感情は実は表裏一体のもので、「不快」が無ければ「快」も無いということに気付きます。 光と影というか、光と闇の関係のように思えてきたのです。 例えばこの世の中の全てが光の世界だったとす

        • 固定された記事

        今を生きるために 私がnoteを始めたワケ

        マガジン

        • The Beatles : 1970 -
          22本
        • 【名盤伝説】 洋物ROCK系まとめ
          32本
        • Mind Style
          25本
        • 角松敏生 1981-2024
          8本
        • 【名盤伝説】R&B / ソウル系まとめ
          22本
        • 【名盤伝説】 和物POPS・FUSION系まとめ
          15本

        記事

          【名盤伝説】”Fleetwood Mac / S.T. (ファンタスティック・マック)”

          MASTER PIECE お気に入りのミュージシャンやアルバムを紹介しています。UK出身のロック・バンドフリートウッド・マックの10作目の『ファンタスティック・マック』(1975)です。 マックのデビューは1968年、当初はブルース色が強かったものの数々のメンバーチェンジを経てサウンドも変化していきます。オリジナルメンバーのミック・フリートウッド(Drs)と創生期から参加しているジョン・マクヴィー(Bs)を中心にクリスティー・マクヴィー(Vo, Key, G)と共にバンドの

          【名盤伝説】”Fleetwood Mac / S.T. (ファンタスティック・マック)”

          【名盤伝説】”Boston / S.T. (幻想飛行)”

          MASTER PIECE お気に入りのミュージシャンやその作品を紹介しています。1976年にリリースされたボストンのデビュー・アルバム『幻想飛行』です。 MIT出身で音楽好きな技術お宅wのトム・シュルツが卒業後に技術者として勤務する傍ら、自宅のガレージで自作のアンプやエフェクターを使い宅録に勤しんでいたといいます。私財を投じて自宅にスタジオで制作されたデモ・テープがCBSレコードに認められプロ・デビューへの道を歩みだします。 そのデモ・テープの完成度があまりに高く、アルバ

          【名盤伝説】”Boston / S.T. (幻想飛行)”

          「適当」に「良い加減」で

          [SSD]※ 元々の意味を考えると違うのに、全く逆の意味で使われている言葉があります。 「てきとう」を「適当」と表すと「適して、当てはまっている」ということで正しい事という意味だと思うのですが、言葉にすると「テキトー」として、いい加減に扱うことのようにしか伝わりません。 例えば職場で「あの案件、処理してくれましたか」と問われて、「はい、適当に処置しておきました」と返事したら、「お前は何をしているんだ」とお説教が始まります。「いや、そんな意味では」などと釈明しても通じません

          「適当」に「良い加減」で

          【名盤伝説】”Deep Purple / Stormbringer” (嵐の使者)

          MASTER PIECE UKハードロックバンドの雄ディープ・パープルの1974年11月にリリースしたアルバム『嵐の使者』です。 名盤『紫の炎』(1974年2月リリース)の興奮冷めやらぬ中で新作が発表されます。この頃のレコード契約は年間2枚が普通で、当時お小遣い生活をしている中学生には、そのペースにはとてもついていけませんでした。 悩み抜いたうえで厳選して購入するアルバムを、次から次へと、ある意味消費していくことなどできません。その分1枚1枚に執着があり大切に聴き込んでい

          【名盤伝説】”Deep Purple / Stormbringer” (嵐の使者)

          【名盤伝説】”Deep Purple / Burn”(紫の炎)

          MASTER PIECE UKハードロックバンドの雄ディープ・パーブルの8枚目のスタジオ録音アルバム『紫の炎』(1974)です。 1972年にレコーディングを中断して行われた初の日本公演の模様をおさめた『ライヴ・イン・ジャパン』がバンドの思惑とは裏腹に大ヒットとなり、その後に再開されたレコーディングの末にアルバム『紫の肖像』を73年にリリースします。 ところがこうした過密スケジュールに加えてバンドのフロントのリッチー・ブラックモアとボーカルのイアン・ギランの不仲が取り沙汰

          【名盤伝説】”Deep Purple / Burn”(紫の炎)

          自己ベストを目指す

          パリ2024パラリンピックも終わりました。開催地との時差の関係で国内での盛り上がりを実感することもあまり無かったようにも感じますが、国際的な体育大会wやっぱり凄かったです。 前回(2021年)の東京大会はまさに感染症蔓延の真っ只中。あの頃の設えと今とは天地の差で、本大会とともにもっと盛り上げたかったなぁとつくづく思います。 オリンピックだけでなくあらゆる競技会でメダルを獲ること、上位に入賞することは称賛されるべきことですが、それよりも大切なことがあるような気がします。それ

          自己ベストを目指す

          【名盤伝説】”John Lennon / Walls and Bridges (心の壁、愛の橋)”

          MASTER PIECEジョン・レノンの1974年にリリースしたアルバム『心の壁、愛の橋』です。 ヨーコとの別居生活(失われた週末)を過ごしていた1974年、ジョンはロスでの制作中のロックン・ロール・アルバムづくりを中断してニューヨークに戻り、全く別のアルバムを作り始めます。禁酒、禁ドラッグしたおかげでジョンの創造力に火がついたとされています。 そんなセッションの最中にエルトン・ジョンが訪問してヒット曲の「Whatever Gets You Thru The Night

          【名盤伝説】”John Lennon / Walls and Bridges (心の壁、愛の橋)”

          【名盤伝説】”Paul McCartney and Wings / Band On The Run”

          お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。ポール・マッカートニーがビートルズ時代を彷彿とさせる大活躍した1973年の締めくくりとしてリリースされたアルバム『バンド・オン・ザ・ラン』です。 1973年4月にUS盤、5月にはUK盤がリリースされた前作アルバム『レッド・ローズ・スピードウェイ』。その頃のポールの制作意欲はマックス状態でした。 そんな中で次回作の録音をアフリカ元英国領ナイジェリアで行うことになりました。ところがメンバーの意見の対立から離脱が相次ぎ、ポー

          【名盤伝説】”Paul McCartney and Wings / Band On The Run”

          【名盤伝説】”George Harrison / Living in the Material World”

          MASTER PIECE 元ビートルズのジョージ・ハリスンが1973年にリリースしたオリジナルアルバム『リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』です。 1970年に大作『オール・シングス・マスト・パス』をリリースし、71年にはバングラデシュの難民救済コンサートを行ったジョージ。72年になると新作アルバムのレコーディングを始めますが、2月に交通事故で一時休養を余儀なくされます。その間に傾倒していたヒンドゥー教の教義を深く思考することとなり、彼の精神性は高まり、その後の創作活

          【名盤伝説】”George Harrison / Living in the Material World”

          【名盤伝説】”Paul McCartney and Wings / Red Rose Speedway”

          お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。ポール・マッカートニーのウィングス名義でのアルバム1973年リリースの『レッド・ローズ・スピードウェイ』です。 ウィングス名義の前作『ワイルド・ライフ』(1971年リリース)のセールスが低調だったため、名義にポールの名前を冠するべしとのレコード会社の判断から、この作品から「ポール・マッカートニー&ウィングス」となったのだそうです。 正直この前作は私の趣味ではないので特に評することはしませんが、ビートルズ時代に作れなかっ

          【名盤伝説】”Paul McCartney and Wings / Red Rose Speedway”

          磨くのは先ずは創造力よりも想像力

          [SSD]※ ビジネスでも日常生活でも「そうぞうりょく」が求められると思っています。 どこか格好よい「創造力」クリエイティヴ。ところがこの創造力は、そもそも備わった才能やセンスが必要で、凡人の私にはどうしようにも無いことかと(涙)。 ところがこちらの「想像力」はどうでしょうか。あれがこうなったら、こうして、どうやって・・・とイメージする。実は普段何気に想像力は使っているはずです。 たとえば料理をするにしても、この順番で準備すれば効率的に調理できるなとか、この調味料をこう

          磨くのは先ずは創造力よりも想像力

          【LIVE名盤】”Yes / Yessongs”

          お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。UKプログレッシブ・ロック・バンドのイエスが1973年発表した初の公式ライブ・アルバムです。 1970年リリースの『サード』でイエスはロック色を強めて人気が出始めました。テクニカルな演奏を強めたいとキーボードをチェンジして71年に『こわれもの』、続いて72年には『危機』をリリースします。そして新作を引っ提げてさぁツアーだという直前に、ドラムのビルがバンド脱退して同じくプログレ・バンドとして人気のキング・クリムゾンに移籍し

          【LIVE名盤】”Yes / Yessongs”