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#自然の力
【日常写真日記#23】蝸牛
今日は朝から雨が上がり、晴れ間が少し顔を出していた。しかし、湿度は相変わらず高く、雨で濡れた壁や地面が空気の重たさを感じさせる。そんな中、濡れた壁面にひっそりとカタツムリが張り付いていた。
カタツムリはゆっくりと動きながら、壁を這っていた。梅雨の時期によく見るこの小さな生き物が、雨上がりの風景に溶け込むようにして静かに進んでいく様子は、何とも言えないのどかさがあった。何も急がず、ただ自分のペース
【日常写真日記#22】標識
今は秋の初め、香川県の山中を歩いていると、落ち葉が地面を覆い始めていた。しかし、紅葉にはまだ早いらしく、木々の緑はそのままで、ただ葉が地面に積もっていくだけ。曇り空の下、光量も少なく、景色全体がどこか薄暗い。そんな中で、黄色い標識だけが異様に目立っていた。
この標識は、静かに訪れる危険を知らせているようで、人の気配がほとんどないこの場所で、その存在が不気味にも感じられた。人工的に作られた岸壁は、
【日常写真日記#20】双虹
今朝、家を出て仕事へ向かう途中、ふと車の窓から外を見ると、空に2本の虹がかかっていた。一本の虹でも心が和むのに、今日はその上にもう一本が並んでいて、思わず見入ってしまった。薄暗い雲の隙間から、鮮やかに輝く虹が姿を現し、その美しさに息を飲んだ。
日常の中で、ふとした瞬間に自然の奇跡を目にすることがある。まさに今日がそんな日だった。虹を見ると、なんとなくその日が特別な一日になったような気がする。自然
【日常写真日記#18】山光
今日も仕事で遠方まで車を走らせた。山道に入ると、木々が生い茂り、道を覆い隠すかのように自然の緑が広がっていた。そんな中、一筋の光が差し込む瞬間があり、その美しさにハッと心を奪われた…
その光は優しく、そして柔らかく、まるで自然が語りかけてくるかのような温もりを感じた。ふと、「そろそろ紅葉が始まるのかもしれない」と思い、心が弾むような気分になった。秋の訪れを感じると同時に、木々が色づくその瞬間を待
【日常写真日記#14】群生
今日は散歩の途中で、セイタカアワダチソウの群生を見かけた。青空を背景に、まっすぐ空へと伸びるその姿が印象的で、どこか力強さと堂々とした風格を感じさせた。黄色い花が陽の光を浴びてキラキラと輝き、一面に広がる風景はまさに秋の訪れを告げるかのようだった。この花の特徴でもあるその高さは、人間の背丈を優に超え、まるで空へと手を伸ばしているような感覚を与えてくれる。
セイタカアワダチソウの勢いある成長は、他