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激しい日常

愉快な仲間達と美味しいお寿司を食べた次の日、顔の半分が腫れました。ちょっと尋常じゃないくらい腫れました。私はまず、思いました。

私「昨日、お寿司を食べておいてよかった」

以前の私だったら、(私みたいな大した仕事もしていない者がお寿司を食べたから罰が当たったんだ)、そう思ってのたうち回ったことでしょう。(因みに、腫れの原因は個人的な体調不良でお寿司と全く関係ありません)

顔が腫れたのは本当に嫌

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この割れ切った世界の片隅で

この割れ切った世界の片隅で

コロナウイルスが社会に与えた最も大きな影響は、見えづらかった社会の分断を可視化したことではないでしょうか。

ステイホームできない、明日を生きるのすら精一杯な人。パソコンを持っておらず、家では完全に社会から隔離されてしまう人。勉強ができるような家庭環境でない人。外で遊ぶ自分を自慢げにSNSに載せる人。「クラスターフェス」と称し、コロナに積極的にかかろうとする人。感染者を引っ越しにまで追い込む地方の

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京大卒の私が絵本育児を信じる理由 「ぶっくくらぶ」のすすめ

京大卒の私が絵本育児を信じる理由 「ぶっくくらぶ」のすすめ

 これからの時代を生き抜く力を得るためには絵本がカギなのでは、と思っている。絵本育児の解説本はいくつか読んだけど、科学的と言ってよいエビデンスの強い論拠はない。それでも私は、自分の体験から絵本を信じている。

 私が6年過ごした京大はおもしろい所だった。変人しかいなかった(法学部医学部除く)。変人とはどんな人かというと、好きなことしかできない人。ハエの研究したり、アフリカの研究したり、ブラックホー

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賢い子の家は○○を置かない!?賢い子どもが育つ家庭環境とは

賢い子の家は○○を置かない!?賢い子どもが育つ家庭環境とは

皆さん、日々のお仕事、お疲れ様です!
そして、記事を開いてくださってありがとうございます。
共育LIBRARYというブログを運営しているりょーやん、元教師です。

皆さんは、

「受験が成功するかどうかの9割は母親で決まる」

という言葉をご存知でしょうか。

これは、「母親の知能やIQを子どもが受け継ぐ」という話ではありません。母親の教育に対する考え方と、家の環境をどのように設計しているのかで、

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友達なんかじゃなかった。

友達なんかじゃなかった。

今日このエントリーを書くのは、とても勇気が要る。というのも、きっとそれは私の内面を晒すことになるだろうし、その内面とやらはとても褒められたものではないからだ。むしろ、弱くて、醜くて、本来ならとても他人様に見せられたようなものではないからだ。

でも、このまま何食わぬ顔をしてまた日常に戻っていくことはできそうにないし、それこそ、彼に顔向けすることができそうにない。だから、ここに、きちんと自分の気持ち

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【未経験主婦ライター】はじめての在宅ワーク、何から始める?仕事が安定するまでのリアル仕事探し体験記

【未経験主婦ライター】はじめての在宅ワーク、何から始める?仕事が安定するまでのリアル仕事探し体験記

「Webライターは、案件を獲得しないと始まらない!」

…なんてのは、そりゃそうなのですが、在宅ワークをやったことが無い方の場合、何から始めていいのかわからないですよね。初めの一歩が見つからなくて、「在宅ワークやってみたいな」と思い続けたまま、しばらくワクワクを放置しがち。

ということで今回は、「在宅ワーカーの仕事探し方法」に焦点を当てて私が在宅ワークで稼ぐためにやったことを具体的に紹介していき

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人生でいちばん大切なことを教えてくれた、あるおばあさんとの1ヶ月

人生でいちばん大切なことを教えてくれた、あるおばあさんとの1ヶ月

人は死んでも、死なない「そういえば、そろそろ5年経つかな?」
「うん、そうだね。」

「今思い出しても、かっこいい旅立ちだったよね。」
「うんうん。あんなにすがすがしいお看取りは
後にも先にもないよね。」

かつての同僚と飲みに行くと
看護師である私たちは、決まってある患者さんの話をします。

名前は田中さん(仮名)
大腸がんで5年前に亡くなった患者さんです。

彼女は私が関わった患者さんの中でも

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久々に結婚式で流した曲たちを聴いてみた

久々に結婚式で流した曲たちを聴いてみた

先日色々整理をしていると、結婚式で流した曲のデータを発見した。

結婚したのはおよそ10年前。結婚式に憧れを抱いていたようなタイプではなく、できれば高砂には座りたくない、と目立つことを嫌がっていた私(逆にどこに座んねん)。

夫も似たようなタイプなので、結婚式は派手にやりたい!みたいな願望は全くナッシング。
しかし、せっかくやるのであれば大好きな友達と大切な家族・親族だけを呼んで、わざわざ来てもら

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オットの真骨頂を見た

オットの真骨頂を見た

里帰りはせず、東京で産むことにした。
退院後、自宅に戻った後は母に約1ヶ月ほど、泊まり込んで手助けをしてもらった。近所に住む妹もよく手伝ってくれた。

母が帰ってから、新米とうちゃんとかあちゃん、息子の3人暮らしが始まった。

オットの仕事中は赤ちゃんとふたりきり
髪を振り乱し、乳を投げ出し
私の人生史上最大の大変な暮らしが幕を開けた。

ところがどっこいだ。
2ヶ月半が過ぎようとする今、

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育休中に相方がめちゃくちゃ売れた

みなさんこんにちは。ぼる塾の酒寄です。

34歳になった記念に撮った写真がよく撮れていたので使っただけで、このポーズに意味はありません。突然ですが、みなさんはぼる塾という女芸人トリオを知っていますか?

「まぁね~」

この言葉をよく使う人がいるグループといえば「あの人たちか!」と頭に浮かぶでしょうか。私はそのぼる塾の四人目のメンバーです。

「トリオなのに四人?」

そう思った方もいると思います

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ヒーローのヒーロー

ヒーローのヒーロー

初めて、ヒーローになりたいと思った。

小学1年生の時。

ピンチの時にかけつけてカッコよく敵をやっつける、漫画に出てくるような正義のヒーロー。
強いだけじゃない。優しくて、前向きで、一瞬で周りの空気を明るくしてしまうような人。
その存在を思い出すだけで勇気が湧いてくるような、太陽みたいな人。
男性的なイメージが強いけれど、そんなの関係ない。
女だって、ヒーローになりたい。

私が本気でそう思うよ

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人生を教えてくれた、ローソンの1番くじ。

人生を教えてくれた、ローソンの1番くじ。

土曜日に、『1番くじ』なるものが
ローソンで開催されていた。

1番くじというのは、
お金を払ってくじを引くと
絶対に何か当たるという
ハズレ無しのくじ引きの事らしい。

土曜日に開催された1番くじは、
鬼滅の刃のグッズが当たるというものだった。
高いか安いかはさておき、1回680円。
私たちの住んでいるエリアのローソンでは
1人5回まで引けるらしい。

先程から「らしい」と使っているのは、
私が

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ピンクのドレスが、私に教えてくれたこと

ピンクのドレスが、私に教えてくれたこと

その昔、私はまぎれもなく、クラスで一番ダサい女の子だった。

物心ついた頃から、服を買いに行くのが苦手だった。
うちの母は、1000円で買ったクマのワッペンがついた毛玉だらけのトレーナーを何年も着潰しているような人で、その母と一緒に買い物に行っても、可愛い!似合う!なんて会話は皆無。ふたりして黙々と、端から値札をひっくり返しては見ているばかりだった。

「高い」と顔をしかめられるのがいやで、本当に

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愛をあるだけ、すべて

愛をあるだけ、すべて

2018年10月29日、子どもが産まれた。

振り返ると、とても充実した1年だった。何年後かに振り返った時に、いつの時代に戻りたいかと聞かれても、多分2018年は選ばない。軽くハイになっていたかもしれない。こんなに一年を長く感じたこともなかった。

僕は40歳くらいで死ぬと思っていた。希死念慮があるとかじゃなくて、漠然と、僕の人生がそこから先に存在していると想像できなかった。父親が四十代で突然死ん

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