aoha

北海道生まれ専業主婦。

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    何度も読み返せるように

最近の記事

子どもが苦手と言えなくて

わたしは、ずっと子どもが苦手だった。 自分自身がわがままで不機嫌で、 素直じゃない子どもだったと思う。 しかもきょうだいでは末っ子で、 圧倒的に「面倒をみてもらう」ばかりで、 「面倒をみてあげる」ことに全く慣れていない。 人間関係で色々学んで、徐々に立ち振る舞いを覚えていったけれど、 剥き出しのまま世間に挑んだ幼少期は、 反省がいっぱいある。 大きくなってからも、 子どもは慣れていないからこわいし、 なにか対応に失敗したりしたら恥ずかしいし。 素直すぎる子どもは残酷だし

    • わたくしがYES

      家族と自分を切りはなすことは難しい。 それは、たぶん幸せなことだと思う。 どうすることもできない。 もう、すでに繋がっているし、 細胞レベルで影響を受け、 こころのなかだけでなく、 自分の姿かたちだって、どうしたって似ている。 この本では、著者が、かつて一緒に住んでいたおじいちゃんとの関係と、亡くなる一ヶ月ほど前の出来事、 そこから発生したあらたな気持ちを丁寧に紡いでいる。 こんなふうに見送られて、亡くなったおじいちゃんも幸せだろうし、しっかりと見送った著者も、まぶしく感じ

      • あっという間に人は死ぬから、本屋をひらき、ダンスをはじめた

        サトマイさんの本書、おもしろかった。 せっかくの人生を、生きていて良かったと思えるように、具体的にどうすべきか、ということが すとんと腑に落ちるように書かれている。 当たり前だけれど、1人ひとりどうすべきかは違う。 本書に書かれているワークに取り組んでみた。 で、わたしはいつもならなんとなく、ワーク等やったらそれだけで満足してしまうけれど、 とにかく一歩を踏み出して、修正しながら進みつづけることが大事だと気づかせてくれる。 そうだ、わたしの人生なんだった。 しかも今の時

        • 自分とか、ないんだ

          わたしは専業主婦で、 息子もやっと園に嫌がらずに行くようになり、 時間が少し出来た途端、 何かと存在意義を考えがちである。 そんななか、 気持ちを前向きにしながら、 出来ることを模索して、 精一杯頑張る。 毎日やる事はそれなりにあるけれど、 もっと何かの役に立ち、誰かに喜んでもらいたい。で、あわよくば仕事にしたい… などと思い、「7つの習慣」などを読みつつ、 気持ちを奮い立たせていた。 先日、家族で本屋さんに行った時、 旦那が気になっていたという、 こちらを購入した。

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          15本

        記事

          機嫌よく生きる

          パートナーが元気ではないことが、 こんなに苦しいことだとは知らなかった。 いや、もう学生時代から20年近く一緒にいるのだから、 知らなかったわけではないと思う。 2回転職して、たくさん悩んでいた姿も知っている。 ただ、わたし自身もずっと仕事があったし、 彼が転職しても、わたしが働いているから大丈夫。 そう思っていた。 けれど、専業主婦で、子どものことを優先している状態で、それを受け止めることは初めてかもしれない。 帰ってきても具合が悪いと目を合わせてくれなかったり、 会

          機嫌よく生きる

          (日記)年少さん夏休み、ある1日

          午前1時半、息子起床。 2時は過ぎていて欲しいが、 昨日、16時過ぎに寝たのでしょうがない。 0時代に起きる絶望感よりはマイルドである。 もうしょうがないのでわたしも起きる。 夜中でもオリンピックがやっているので、 ちょっと孤独感が薄れる。 ふだんテレビは点けないようにしているが、 最近は興味のある競技がやっていれば 夜中に少しテレビを点ける。 今日は走り幅跳びと卓球だった。 10分くらいみて、息子の様子をみて消す。 フルーツが食べたいという息子。 今日は何もないので、

          (日記)年少さん夏休み、ある1日

          バチェロレッテ3、最高です

          超良かった。 メンバー最高すぎます。 以下、ネタバレを含みます ああ、おもしろかった。 この配信期間の3週間、この楽しみがあって ご機嫌でいられたと言っても過言ではない。 そしてクライマックス、何度も泣いた。 アフターファイナルローズでまた泣いた。 今回バチェロレッテに出ていたメンバーたち、 何かを極めている人たちって、 やっぱりたくさんの困難を乗り越えてきているからか、優しくて思いやりのある人たちばかり。 魅力的な人ばかりで、めちゃくちゃ見応えがあった。 ラスト3人の

          バチェロレッテ3、最高です

          専業主婦、幼稚園児母の2ヶ月

          息子が幼稚園に入って2ヶ月経った。 わたしも息子も、具合が良い日がほぼない。 4月。 まず喉の痛み。おかしいなと思いながらうがいと痛み止めでやり過ごしていると、 とめどない鼻水。頭が重くなるほどで、喉もずっといがいがする。 耳鼻科に行くと花粉症らしい。 目も痒い。 花粉症ってこんなにつらいのか。 息子はずっと鼻水と咳が続く。 慣れない園生活の影響もあるだろう。 息子が発熱しても、感染症のおそれがあると 受診前に電話したり、外で待機したりしなくてはいけないので、 様子を見て、

          専業主婦、幼稚園児母の2ヶ月

          子どもはどんな目に遭ってもたったひとりの母親を慕うことはやめられない

          やっぱり西川美和監督が好きだ。 映像が美しくて、 音楽が柔らかくて、 ふふっと笑えて、 ぐさっときて、 息が苦しくなって、 でもじわじわ、 あたたかい気持ちと、 誰かを人として好きになる、愛する気持ちが湧き上がってくる。 役者さんたちも素晴らしい。 役所広司の「三上」の生きざまが、 この世界に適応することがどういうことなのか、 改めて語りかけてくるようだ。 そして、大好きな仲野太賀と長澤まさみ。 「津乃田」と「吉澤」の関係性。 三上を取材対象としてだけではなく、 ひとりの

          子どもはどんな目に遭ってもたったひとりの母親を慕うことはやめられない

          「うつ病」を公開した山口一郎さんのドキュメンタリーを見た

          すごかった 山口一郎の覚悟 こんなひとの音楽をずっと聴けているんだ バンド内の自分の立ち位置を考えて 前に出る、発信する、 音楽を聴いてもらうため手を尽くす コロナ禍では 音楽業界全体での自分の立ち位置を考えて 勇気を持って率先して動く 長年、サカナクションが大好きだが、 プロモーションに関しては、どちらかというと 山口一郎が、自分が目立ちたい、というひとなのかと勝手に思っていた。 けれど、今回、うつ病になったあとのインタビューなどをまとめたドキュメンタリーを見て、 山

          「うつ病」を公開した山口一郎さんのドキュメンタリーを見た

          園生活がはじまった

          園に行き始めた息子。 なんとか毎日送り出しているけれど、 慣れてきたかなと思ったころに、 園から電話がかかってきた。 着くなり帰りたいと泣いたり、 園での活動をやらないと言ったり、 皆活動しているなかでひとり帰り支度をはじめたりするらしい。 先生からの言葉に驚いた。 家でも毎朝泣いたり、行かないなど言っていたけれど、 ちゃんと登園するし、 園での話もぽつぽつするし、 帰宅してからはそんなにぐずったりしていなかったので、 なんだかんだ園では切り替えているのかなと思っていた。

          園生活がはじまった

          あたらしい世界

          まもなく、息子の通園が始まる。 慣らし保育最終日。 息子は何をするにもわたしを振り返り、 移動のときもずっと手を繋いでいる。 多くの子どもたちは、皆、親からはなれて ひとり椅子に座って先生の話を聞いている。 ただ、息子だけ、というわけではなく、 他にも親から離れない子どもがいて、 どこかほっとする。 かわいい子どもたち、 戦友のような親たち、 優しそうで可愛くて、頼れる先生方。 そんな集まりのなかで、 息子と、周りの子どもたちの様子を伺い、自分の振る舞いも気になり、ずっ

          あたらしい世界

          いまは99%

          「だって、まず掃除したことないでしょ?」 私は気づいたら、旦那の実家でキレていた。 旦那の叔母や従兄弟たちも集まっている食事の席である。 ふと我に返り、なんとかその席をやり過ごした気がするが、その後はあまり記憶にない。 なんで怒ってしまったかというと、 家事分担の話が出たとき。 旦那の従兄弟が共働きで、大体家事は5:5で分担しているという話をした。 彼は、それに続いて言ったのだ。 「うちは…いまはaohaが専業主婦だからほぼ100:0だけど、 お互い働いていたときは7:3く

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          慣らし保育で思うこと

          入園前の慣らし保育で、 年長さんといっしょに遊ぶ機会があった。 みんなかわいい。 一緒にごっこ遊びや、 手遊びや工作をするなかで、 優しさや個性を見せてくれる。 年長さんも1人ひとり、独立した人格を持つ立派な人間なんだ。 当たり前だけど。 持って生まれた個性、ギフトのようなものが、 むき出しのままで、1人ひとりそこにいる。 すでにキャラクターははっきりしていて、 ふざけながら笑わせてくれる子がいたり、 場にふさわしいふるまいを考えて周りにも注意してくれる子がいたり、 控え

          慣らし保育で思うこと

          だから今日も絵本を読む

          乙武洋匡さんの「五体不満足」を読んだのは、 小学生のとき。 自分も読みたくて母の日に「五体不満足」をプレゼントしたのだった。 あまりに「切り取る」という表現にインパクトがあって、ずっと頭にあった。 だから子育てのなかで、絶対にやりたいと思っていた絵本の読み聞かせ。 とりあえず、自分が昔読んで好きだった本を購入して読んだり、 プレゼントやお下がりでいただいた本、 図書館で借りてきた本を読み聞かせていた。 冊数はそれなりに読んでいたが、 子どもの年齢に合った本、 そして質の

          だから今日も絵本を読む

          あと7%

          子どもが幼稚園に入園するまで3ヶ月をきった。 毎日あっという間に過ぎ去るなとも思うし、 いつも心のなかでこれで良いのかと問いつづけ、「あと6時間…」と寝る時間を逆算しているのもまた、事実である。 ずっと一緒にいられる日々を仮に幼稚園入園までと設定したとき、 あと何パーセントくらい、その日々が残っているのか、パーセンテージで急に知りたくなった。 生まれてから3年ちょっと経った。 でも、あと3ヶ月はある。 ええと、生まれてから幼稚園入園までは1000日とちょっと… これにあと