久々に結婚式で流した曲たちを聴いてみた
先日色々整理をしていると、結婚式で流した曲のデータを発見した。
結婚したのはおよそ10年前。結婚式に憧れを抱いていたようなタイプではなく、できれば高砂には座りたくない、と目立つことを嫌がっていた私(逆にどこに座んねん)。
夫も似たようなタイプなので、結婚式は派手にやりたい!みたいな願望は全くナッシング。
しかし、せっかくやるのであれば大好きな友達と大切な家族・親族だけを呼んで、わざわざ来てもらうのであれば楽しんで帰ってもらおう!と色々企画をしていたことを思い出す。
ガーデン付きのレストランウェディングで、色々持ち込み可能な式場だった。
それを良いことに、カメラマンも私の仕事繋がりで仲良くしているカメラマンさんに。お色直しのヘアメイクは美容師の友人に。引き出物も、夫の友人と私の友人はそれぞれ内容を替えて、それぞれが喜んでもらえそうなものを考えて選んだ。
ムービーもキレイにまとめるのは照れくさいので、社内で仲良しのデザイナーさんにお願いしてちょっとおもしろ仕立てにしてもらった。狙いすぎたら寒くなるので、サラッと(主に夫の)おもしろ写真を入れていく感じで(みんな笑ってくれていた)。
仕事として依頼しているので、お金はもちろんきちんと払う。
そして、式中に流す曲も当時の好み満載で、好きな曲をぎゅぎゅっと詰め込んだ。これが選ぶのが、非常に楽しかったのを覚えている。
ここで冒頭に戻るが、そのデータを見つけた。どんなんだったかな、と久々に振り返ったので、ここに記しておこうと思う。
源さんの押しつけがすごい。
SAKEROCKは源さんのインストゥルメンタルバンドなので、出だしから源さん要素を全力でねじ込んできている。
夫は私が選んでいる曲に特に文句はない様子だった。冨田ラボとフジファブリックだけは夫チョイス。久々に聴いても、どれも好きな曲ばかり。
当時の私は源さんと秦くん(秦基博さんのこと)にハマっていた。
源さんは長い付き合いの仕事仲間的なポジションになりたい、結婚するなら秦くん!なんて寝ぼけたことを友達と話したりしていた。
なぜ仕事仲間かというと、男友達って結婚すると疎遠になりません?久々会いたいな~って思う子はいるけど、わざわざ会おうってなりづらい。仕事仲間ならずっとつながっていけるから(怖)。そして結婚相手には包容力を感じさせられる秦くんで(怖)。
両者ともライブに何回も足を運んでいるが、秦くんは歌っている時の色気がやばい。そして、トークになるとゆるい。ゆるくておもしろい。最高。源さんも言うまでもなく最高やったけど。
秦くんと言えば、鱗(私の中で)。
いや~これをカラオケで上手に歌われたらイチコロっしょ(誰)。自分で歌うにしても、気持ち良すぎる。超気持ちいい。あ~カラオケ行きたい。
…………なんだか独り言を垂れ流しているみたいな文章になってきたから、ここらで止めたい。
式はどこを見ても大好きな人しかいなくて、とても幸せな時間だった。
最後に友人たちも「こんなにみんな泣いてる式は始めてやわ~」と言ってくれて、とてもとてもありがたくて温かい気持ちになったことを覚えている。
音楽を聴くと、当時の記憶がわ~っと蘇ることがある。
この曲たちを聴くと、あの日の記憶が蘇ってきた。
いつの間にか2児の母になって、きっと気が付けば子どもが巣立つような年になるのだろう。何年経っても、この曲たちを聴けば当時の記憶が新鮮なまま溢れ出すのだろうか。おばあちゃんになった時に聴いたら、どんな気持ちになるのかな。
また忘れた頃に聴いて、大好きなみんなの笑顔を思い出したいなぁ、なんてことを思う。