
『統合失調症、躁鬱病が僕の生きる武器に変わった』何者かになりたかった日々
こんにちは!あまたつです!
ブログで自分を表現できるようになり、苦しかった現実書いていました。
作品を作る楽しさもありますし、ブログ内でのコンテストに応募したところ人気記事に選ばれるなどブログを活発にやっていました。
通っていたデイケアやB型作業所に慣れていき充実した生活を過ごしていました。
このまま生活できたらどんなに幸せなんだろう。そう思っていた時期もありました。
しかし現実は甘くありませんでした。
日本にコロナが蔓延してから生活が変わりました。
毎週月曜日通っていたデイケアが一時的に休止になりました。再開しても人数制限をしており、仲良かったメンバーが皆いなくなる状態になりました。
また母が喘息持ちということでコロナにかかったら死ぬんじゃないかという不安が強くなりました。母と二人暮らしですし、B型作業所は時給200円と普通に一人では生きられません。
一軒家に住んでいるので生活保護も厳しい。もちろん一軒家でも生活保護になる場合もあるみたいですが。
不安が募り病院で不安を和らげる薬を処方され、なんとか回復したものの問題は解決していません。
その時に「どうやってお金を稼ごう」と思いました。それが僕の人生の課題になりました。
ドラッグストアのパートで働こうとも考えましたが、統合失調症で脳の機能が落ちていて機械の操作などに不安があり、やりませんでした。無意識にできないと思い込む「できない病」に苦しみます。
またデイケアにカラオケが置いてあり歌を褒められる事が多かったため音楽活動でお金を稼ごうと思いました。
浅はかですよね、それでも当時は真剣でした。
ギター教室にも通うようになりました。
病院の作業療法で知り合った人がギターを弾けるので病院の最寄り駅で演奏したり、老人ホームなどで活動するのを目標にしていました。
音楽活動のパートナーと河川敷でセッションしたり練習をしていました。
しかしパートナーの方が腰に持病を発症させてしまい音楽活動ができなくなりました。またギター教室ではギターもなかなかできずに、ギターを弾くとストレスが溜まったのでできませんでした。音楽活動も諦めました。
苦しいことばかりでしたが良いこともありました。
病院の向かい側にある地域活動支援センターと出会います。未来の活動拠点にコロナ禍に通うようになったのは僕の人生のターニングポイントでした。
精神障害を抱えた人が集まり談笑したり、プログラムに参加します。時にはプログラムを考えたりして自主性を大切にしてくれます。
話は変わりますが僕は退院してから薬の副作用や過食から65キロから93キロまで太りました。しかし独学で栄養学や人体学を学び8ヶ月で25キロ痩せることに成功します。
この経験を活かせないかと思い、精神薬で太ってしまった人のダイエットのサポートをしたいと思いました。ダイエットインストラクターの資格を勉強し一年半かかりましたが無事資格を取得しました!
何者でもなかった僕がダイエットインストラクターとして活動するようになりました。
まずは友人にダイエットのアドバイスをするようになりました。体重が増え続ける状況を改善することができました。
またブログにダイエットの知識や自分なりのダイエット理論を毎日紹介していました。記事に興味を持ってくれた方には事前に作っておいたライン公式アカウントから相談を受け、徐々にお金を頂けるようになりました。
「〇〇の薬飲んでいるんですね。僕も飲み始めて食欲が強くなり始めましたよ」など自分の経験なども混じえアドバイスしていきます。
自分では当初は気づかなかったんですが統合失調症や躁鬱病などの精神障害の持病がダイエットサポートする上で強みに変わっていきました。
精神薬の調整で太る人は多いです。
病気を理解していてダイエットの指導ができる人はレアな人材かなと思います。
そして活動を通して精神障害の持病を肯定的に見ることができるようになってきました。
精神障害という人生の重りが武器に変わっていきました。
お金の不安はありますが、自力で稼げるようになったのは自信に繋がりました。もちろん活動をしていてお金がない人には無料でヒアリングして悩みを聞いていました。
活動が生きがいになり自信がついていきました