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エアロビクスを週1回90分、1年半続けることで、認知症の予防へ!神戸大学発表。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんの中で、エアロビクスなどは、どんなイメージがありますか?

私の中で、エアロビクスと言えば、デューク更家さんの「デュークズウォーキング」、ダンスダンスレボリューション、ビリーズブートキャンプなどのイメージがあります。(どれも未経験ですが)

割と最近だったら、TRFのダンス動画も流行ったなぁとか思いました。

(もし話題が古かったら、すみません。2006年から約10年間は引きこもりで、テレビを今以上に観ていなかったので、部分的にしか流行ったものを知っているだけで…)

そんなエアロビクスですが、実は認知症の予防に結び付くことが、最近明らかになりました!

栄養指導やエアロビクスなどをかけ合わせたプログラムに1年半参加した高齢者の認知機能が大きく高まったことを確認できたと、神戸大学などの研究グループが明らかにしました。

認知症を予防することに結び付く成果だといい、2024年9月4日、その研究成果が世界アルツハイマー協会の国際学術誌[Alzheimer’s & Dementia]に掲載されました。

今回は、神戸大学が発表した、認知症とエアロビクスの良い関係性について案内します。

エアロビクスが治療薬を使わなくても、認知症の予防になる⁉

認知症の患者さんの数は2025年に471万人になると推定されていますが、研究グループは2015年に発表されたフィンランドの研究成果に着目しました。バランスの良い食事を摂ることや運動が認知機能の低下を抑制する可能性を表したもので、世界中でこの知見をベースにした認知症の予防策の開発が進んでいます。

研究グループは、月1回の栄養指導、エアロビクスなどを取り入れた週1回90分の運動教室、貸し出したタブレット端末を使っての認知機能トレーニングなどをかけ合わせた実証実験を計画しました。

この研究は、神戸大学と神戸学院大学のグループが実施したもので、兵庫県丹波市の協力を得て、▼認知症の発症リスクがあって、▼少しでも物忘れなどを自覚しているという高齢者203人が参加しました。

認知症を巡っては、ライフスタイルの偏りや運動不足が発症リスクを高める要素として報告されていることを受けて、研究グループでは、「脳トレ」と「運動」、「栄養管理」、それに「生活習慣病の管理」を複合的にかけ合わせたプログラムを高齢者に提供し、その効果を検証しました。

参加した高齢者の半数のみが、90分間のエアロビクスのプログラムを週に1回、1年半継続した結果、エアロビクスのプログラムを行わなかったもう半数に比較しても、注意力や記憶力などのテストでスコアが上昇し、認知機能が高まっていることが判明しました。

こうしたエアロビクスなどの複合的なプログラムによる認知機能の向上は、海外でも報告されていましたが、日本で確認されたのは初のことでした。

神経内科が専門の神戸大学の古和久朋教授は、
「いったん神経細胞が失われると機能を戻すのは困難です。認知症を予防するには症状が出現する前の段階で、少しでも脳を守ることが大事なことと言えますが、今回の研究成果でエビデンスを1つ示すことができました。地域での認知症の予防法の確立を目指したいです」
と説明しました。

研究グループはこの先、エアビクスのプログラムの有無が実際に認知症の発症に影響するのか否かを追跡調査する方針でいます。

参考:エアロビクスと栄養指導の組み合わせで「認知機能」向上を確認…神戸大などのチーム 読売新聞(2024年)

高齢者の健康対策に詳しい、健康科学が専門の鹿児島大学の教授の男性は、
「認知症対策の将来を考える上で重要だと言える研究成果です。社会にエアロビクスなどを浸透させるためには、どこでもどなたでも取り組める様にするための工夫が必要なことでしょう」
と述べました。

今で言うと、

最新のものだったら、ライザップとかになるのでしょうか?よく芸能人の方が、デフォーアフターの映像が、テレビで流れていますね。

それ以外だと、私の知っているものは、インスタで、私のフォローしている方が、数名、インフルエンサーなのか、靴のとある中敷きをしていると、歩くだけで痩せられた、という投稿がたまにあります。

名前も知らない中敷きですが、よく色んな方が定期的に紹介しているので、効果が本当にあるのかな?とか、思います。

母に「エアロビクスってどんなイメージがある?」と聞くと、「痩せられそう」「健康に良さそう」と、私と同じ感想でした。行ったことない人だと、その様な感想を持つことが多いと思います。

まさかエアロビクスも、認知症に良いとは知りませんでした。エアロビクスに限らず、運動が良いということでしょうね。

運動はオンチ過ぎて全くできませんが、運動しないといけないな、やっぱり、と考えさせられた内容となりました。


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