感謝に気づいた経緯 頂いているのに返せてない
今回は
自分の体験談を書かせてください✨
とあることをきっかけに
21歳の時
海外に滞在することになりました。
まだまだ発展途上であるその国で
短期間だけ遊びも兼ねて
優雅な生活を送るつもりでした。
滞在し始めて1ヶ月ほどの時、
計画が変わり滞在期間が延長になり
その時あった貯金だけで過ごすことに💦
繁華街で夜遊びをしていた毎日から
食事は1日20円のカップラーメン2個
飲み物は水のみという生活に
1ヶ月で体重が10キロも減りました。
日本に比べて物価が安いその国で
以前はランドリーに通っていた私が
自分の手で洗濯をするように。
日本では親の影響で貧困だった私は、
海外では自分自身の運の無さで貧困になり
日本よりも水準の低い生活を。
そんな私は
自分にお金の教育をしなかった親や
助けてくれない友達を責めていました
そんな生活ですから、
他の日本人達とは同じ生活ができません。
彼らは毎晩、豪華な夕食と夜遊びに
街に繰り出すからです🐾
現地の友達をつくり、
いわゆる貧困層の人達と遊んでいました。
21歳の現地の友人達は
高校を卒業し、19歳の時に田舎から
都会に働きに来たといいます。
正社員として週5日働き、
たった3万円ほどの月給。
一人暮らしは家賃が払えないので、
友達とルームシェアをして、
プライベートな空間は無し。
兄弟が多いので、親に仕送り。
土曜は洗濯で半日使う。
もちろん
最新の携帯電話を持つことや、
海外旅行なんて不可能。
口座の貯金額がビザに影響するため
日本に来ることが人生の夢だという。
そんな話をずっと聞く生活のある日、
私はまた自室で洗濯をしていました。
その国は日本の10年ほど前の車を、
国民が使っており、1日散歩すれば
服は排ガスで真っ黒になります☁️
本当に面倒でした。
手で洗濯するので、手が荒れます。
自分の洗濯でさえ、嫌でたまらない。
洗濯をしながら、涙が止まりません。
理論、理屈を越えて心で深く理解しました。
母親が今まで私たち子供の洗濯を
やってきてくれたことは、
当たり前じゃないんだと⚡
他人が脱ぎっぱなし、裏返し。
私だったら発狂するでしょう。
母は洗濯機を使いますが、
私の祖母の時代は川で洗っていたと。
その祖母のおかげで、
母が育ち、私が生まれ、今ここにいる。
祖母が亡くなる頃、借金で家計は火の車。
私の教育費よりも、
両親が祖母のケアにお金を使っており
11歳の未熟極まりない私は
祖母に直接、嫌味を言ったものでした。
世代を超えて
たくさん頂いている事にも気づかず
まだ何もお返しできてない自分。
なんとかして、恩を返したい!
お返しするだけじゃ足りない。
後世に恩を先送りしたいと本能が言いました
洗濯を終え、街を散歩しました。
見慣れた街が違って見えました。
信号、コンビニ、公衆トイレ、公園
多くの人によって作られました。
施設を作った工事現場の職人。
技術を作った科学者。
財源の税金を払った国民。
全ての人の行動によって
自分の快適な生活があるんだ。
「与えてもらっていたんだ。
生かしてもらっていたんだ。」
信号を作った全ての人たちを
サポートした人達の存在。
職人達を支える家族。
科学者を励ます友達。
国民を生かしてくれる国。
国を守った兵隊さん。
与えてもらうもらった
行動だけでなく存在自体が尊い。
21歳に経験したたった1時間で
その後の私の生き方が変わりました。
本当の感謝とは
頂いているのにまだ返せていないという
謝りを感じるということ。
本当に感じていれば、
絶対に恩を返す!と行動に
変わります🎉
19歳の時から師匠に
教えて頂いていた言葉が
わかったような気がしました。
これ以降、現在もなお
頂いた者を大きく捉える感謝力を
日々、修行しています。
感謝は意識しないと
できないものだと思います。
「幸せの公式」によると
幸せになる/するには感謝が必要、
金持ちになる事は幸せの一部だから
お金持ちになるのも感謝が必要です。
少しずつ
日々の修行方法を書かせてください。