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民藝ってなんだろう?

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「民藝」の答えを探して、職人さんや民藝に関わる人々にインタビューをする自由研究「 #民藝旅 」のレポートです。最新情報はツイッター( https://twitter.com/to…
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#柳宗悦

民藝旅 vol.2 沖縄 \もっと知りたい与那国織/

民藝旅 vol.2 沖縄 \もっと知りたい与那国織/

曇り空を抜けて、爽やかな風がそよいだ。

ゆりこさんはランチを食べたあと、与那国町伝統工芸館にいるお友達に電話をしてくれた。その方が機織りの様子を見せてくださるそうだ。

懐かしい学校のような二階建の建物の玄関をくぐる。
下駄箱の上に、与那国織物の年表が掲げてあった。

確認できる最古の文献は、1477年の朝鮮漂流民の見聞録「李朝実録」か…
(※後日、国会図書館で文献を調べて追記しますね)

「琉

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民藝旅 vol.2 沖縄 \“うぶる” 作りのふみえさん/

民藝旅 vol.2 沖縄 \“うぶる” 作りのふみえさん/

「焼きサバか、ぶっかけ丼か、刺身定食か。」
なんとも贅沢な悩みである。

朝ごはんをもとめて、市場をふらふら。
Wi-Fi完備の魚屋さん「魚友」の野外テーブルで、手書きのメニューをながめていた。

朝からお刺身だなんて、贅沢すぎるわ。と、いつもの貧乏性から焼きサバを注文したのは午前8時半。

脂の乗ったサバ、海ぶどう、お豆腐、卵焼き。
お味噌がふつふつと回るあら汁に、口からよだれがあふれる。

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民藝旅 vol.2 沖縄 \市場メシと竹おばさん/

民藝旅 vol.2 沖縄 \市場メシと竹おばさん/

おはようございます。お腹がすきました。

朝すばゲストハウスからもぞもぞ、歩いて市場へ朝ごはん。

まるで香港マフィアの巣窟。ジャッキーなチェーンが空から落っこちてきそう。朝なのに真っ暗。

赤提灯がともるディープな沖縄、グッドモーニング!

お目当ては、ここ。ソーキそば専門「田舎そば」

怪しすぎる。

通り過ぎるふりをして、店内を覗き込む。
市場の兄ちゃんと、品の良さそうなご夫婦。カウンターの

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民藝旅 vol.2 沖縄 \プロローグ/

民藝旅 vol.2 沖縄 \プロローグ/

4月某日。

ぼんやりと天井を眺めながら、つぎは沖縄に行こう、と思った。
柳先生が「民藝四十年」で取り上げた沖縄。大学時代を過ごした沖縄。

東堂は貧乏学生だった。たこ焼きの具材は、コンニャク。詰め放題100円のもやしと、ゆし豆腐ラーメンが好きな学生だった。

手仕事に興味はあったけれど、ヘアゴムなどの小物を買うだけで精一杯。

「窯元でピザパーティーがあるから来ませんか?無料ですよ。」という後輩

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民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 まとめ

民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 まとめ

皆さまこんにちは、東堂です。

「民藝ってなんだろう」をテーマに日本を旅する、民藝旅 vol.1山陰・愛媛編、お楽しみいただけたでしょうか?

鳥取県からはじまった、もじゃもじゃ絵描きの民藝旅。

大砂丘に登り、

蔵の町に魅了され、

松の姿に息を呑み、

ついで旅路は四国、愛媛県へ続きました。

瀬戸内の春にときめいて、

友人の暮らしに触れて、

次世代の巨匠の芽吹きを感じて、

職人の静か

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「民藝」って何だろう?

「民藝」って何だろう?

「職人の手仕事で作られた、美しい日用品」それが、「民藝」だと思っていました。雑誌で見かけたり、地元の市で焼物を手に取るたび、民藝ってカッコいいな。心惹かれるな。と、民藝を身近なものに思っていました。

でも、民藝には定義があって、実はもっとややこしい物らしい。

日本民藝協会さんのサイトで、民藝を定義した思想家・柳宗悦さんの「民藝品の定義」が紹介されていました。

ー柳が定義した「民藝品」の条件に

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民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 \5日目/【鳥取県 岩美町】

民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 \5日目/【鳥取県 岩美町】

4月12日金曜日 晴れ。

そうだ、「白波の乙女」と名付けよう。
岩美町は、鳥取県の東端にある。イカ釣り漁船と、陶芸と、温泉の町。

鳥取駅の観光案内所で紹介されたので、車でふらり。

まずは、道の駅「きなんせ岩美」で情報を集めよう。
それにしてもこの道の駅、デザインやサイトが、おしゃれ。

鳥取は、練り物が美味しい…おっといけない。目的を忘れるところだった。

スタッフのお姉さんに、岩美町で民藝

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民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 \7日目/【愛媛県 砥部町】

民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 \7日目/【愛媛県 砥部町】

4月13日日曜日 雨。

お皿がいいと、ごはんも嬉しそうに見える。
レーズンパンの乗った砥部焼が、ふふっと笑ったように見えた。

ほだかさんのお家は、素敵な手仕事でいっぱい。

ほだかさんは漆作家だから、自分で金継ぎする。

久しぶりの納豆に、心がほどける。やっぱり馴染みの味が一番落ち着く。
漆作家ほだかさんは、よく味のしみたコンソメスープを置きながら、テーブルについた。

ほだかさんは、魔女の宅

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民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 \9日目/【島根県 湯町】

民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 \9日目/【島根県 湯町】

4月16日 水曜日 くもり。

稲佐の浜から砂をいただいて、素盞嗚尊のお社に納めました。

まずは、斐伊川和紙でオススメいただいた出西窯へ。
オープンは9:30から。少しはやく着いてしまったので、のんびり近くをうろうろ。

*  *  *

出西窯は見学自由の工房と、直売所が併設。
窯の周りは「出西くらしのvillage」というオシャレスポット。

マガジンハウスの雑誌「& premium」にも掲

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民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 \10日目/【鳥取県 鳥取市】前編

民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 \10日目/【鳥取県 鳥取市】前編

4月18日 木曜日、晴れ。

いよいよ、旅の結び、鳥取県民藝美術館でのインタビュー。

フライパンで焼かれる直前のウインナーの心地。
好奇心がプリプリに膨らんで、皮がパチンと弾ける期待感。
思い出したら緊張して、例えまでヘンテコになる。

東京の日本民藝館ともちがう、独特の建物。室内は少し暗い。

緊張して、のどがキュッと狭くなる。
約束の時間まで、館内をぐるぐる見てまわった。

パン切り包丁、ゆ

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民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 \3日目/【鳥取 2】

民藝旅 vol.1 山陰・愛媛編 \3日目/【鳥取 2】

4月10日水曜日、くもり雨。

1週間のレンタル車旅、はじまり。最初の目的地は、鳥取県倉吉市。

ツイッターとディレラボでお世話になっているヨネノさんのご紹介で知り合った、鳥取のWebデザイナー小島さんが倉吉を案内してくださるのだ。

中学高校で、先生に口すっぱく「インターネットで出会った人に会っちゃダメ」と言われたけれど、インターネットで出会った人にたくさん助けてもらっている。

10時すぎ。

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「手仕事の日本/柳宗悦 著」をヨミヨミ

「手仕事の日本/柳宗悦 著」をヨミヨミ

民藝について調べる自由研究をしている東堂です。

観光地、雑誌、いろんなところで目にする「民藝」という言葉。よく聞くけれど「民藝ってどういうものか?」と聞かれた時に、「工芸」や「手仕事」との区別がつかない。地域の伝統的な手作りの品だけを「民藝」と呼ぶのか、新しい作家さんの手作り品を「民藝」に含めていいのか…謎だらけの「民藝ってなんだろう」という問いの自分なりの答えを探して、日夜奮闘中です。ぬん!

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民藝旅 Episode:0/日本民藝館「柳宗悦の直観」と 21_21「Another Kind of Art」 (1)

民藝旅 Episode:0/日本民藝館「柳宗悦の直観」と 21_21「Another Kind of Art」 (1)

柳先生の著書「手仕事の日本」いい本でした…

「どこそこの何がいい」と知識は読んだけれど、それがどんな形で、大きさで、色なのか、検討もつかない。どんどこ妄想が広がって、期待感が高まるばかり。

“日本民藝館には、先生の選んだ民藝品が展示されているから、若い人にぜひ訪れてほしい” という、柳先生のお言葉に背中を押され。民藝品の総本山、日本民藝館を訪れることにしたのは、1月の終わりのことでした。

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民藝旅 Episode:0/日本民藝館「柳宗悦の直観」と 21_21「Another Kind of Art」 (2)

民藝旅 Episode:0/日本民藝館「柳宗悦の直観」と 21_21「Another Kind of Art」 (2)

2. 日本民藝館「柳宗悦の直観」前回のnoteをお読みくださった優しい読者様。お待たせしました、東堂が海の”もずく”と消えそうになったあの時間の続きです。

学芸員さんの月森さんは、本当にお忙しく、スタッフさんに呼ばれてどこかへと去って行かれました。東堂は、ポケットモンスターでバトルに負けた主人公のように、”めのまえが まっくらになった”状態。しばらく、鉛筆を握りしめて、作りの良さそうな皮のベンチ

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