マインドフルアート 天気が悪い日はアートでアウトドアを感じてみる
ゴールデンウィークからはじめたペン画ですが、毎週末の楽しみとして続いてます。
今回で4作目。基本的に紙とペンがあればできる、シンプルな趣味ですが、心身のリラックスとリフレッシュにとてもプラスになっています。
1.テーマ選び
今日は本当ならアウトドアでキャンプでも行きたい所だったのですが、あいにくの雨。というわけで、少しでも自然の気分を感じたいということから、今日のモチーフは「自然•山」にしました。
毎回、描く絵には何らかの想いを込めてます。自宅の仕事スペースに飾ることを想定。仕事ではいつも少しでも高い到達点を目指したいという気持ちと、仕事はいつも蛇行しながら進むこと、そしてそのプロセスに価値があると思ってます。
そんな想いから、「蛇行した稜線」と「高いピーク(頂上)」をテーマに描いてみます。
2.下書き
テーマに沿ってイメージを膨らませます。参考になる写真やイラストを見て、自分の中でしっくりくる構図を考えます。
今回は2Lサイズの額縁に入れるつもりなので、そのサイズの紙を用意し、シャーペンで下書きします。使っている紙はダイソーで買ったケント紙です。100円ながら書き味は良いです。
3.ペン入れ
下書きの線に沿ってペンを入れていきます。ペンは0.1mmの極細タイプ。骨組みとなる稜線から描きはじめます。ここからは修正なしの真剣モードです。
アウトラインとなる線が描けたら、山肌の線を書き込んで行きます。陰影の付け方を気にしながら、まずは太陽が当たっている側から少し広めの間隔で描き込んでいきます。遠近感も意識して手前はより間隔を広げ、奥行きを出していきます。
さらに影になる山肌の線も描き込んで行きます。こちらはより緻密に、間隔を狭くする事で「影」を表現していきます。
さらに手前の山肌も描き込んでいきます。山の形は不均一ですので、所々影を濃くする場所を作るなどして陰影を加えていきます。ただ、答えはなどないので、完全にフィーリングです。適当に、真剣に描きます。
4.仕上げ
ペン入れがほぼ完成した所で、下書きの線を丁寧に消します。さらに、絵の骨格になる稜線を少し太くする事で、全体を引き締めて完成です。
5.完成
最後に額縁に入れて完成です。毎回思いますが、どんな絵でも額縁に入れた瞬間作品になりますね。
所要時間:2時間
今回は2Lサイズという小さめのサイズでしたが、山の形状をどんな線で表現するのかは少し難しかったです。
でも、その「どうしようかな?」と悩んでいる時は楽しい時間です。完全に絵だけに集中しているので、正にマインドフルな状態です。仕事のことや、細々とした悩みなど消えて無くなるので、描いている時も、描いた後も、スッキリした気持ちになれます。
まとめ
ただただ「絵を描く」というシンプルな趣味ですが、どんなテーマで何を描くのかを考えるところからスタートするので自分と向き合う上でも良い趣味だと思います。
そして、作成している過程は正にマインドフルネス状態。不安や悩みといったネガティブな気持ちはゼロになります。このためにやっているといっても良いかも知れません。ストレス発散です。
また何と言ってもほぼコストがかからないとてもリーズナブルな所も、構えなくて良いので気に入っています。
週末のリフレッシュに、ご興味のある方は是非トライしてみてください。特に、これからの梅雨のシーズン、家で何しようかなと思う時に、マインドフルペンアートはオススメです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ちなみに、前回の作品はこちらです。お時間があればお読み下さい。。
https://note.com/yawarakamegane/n/n3e9a26c0a1da