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教育者のための読書

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自分が読んだ本を教育者という目線で解説しています。教育関係だけではなく、幅広く読んでいます。
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記事一覧

「LISTEN」ブックレビュー

「LISTEN」ブックレビュー

 聞くことは自分を成長させること。考えてみれば、教師という仕事は発信することがほとんどで腰を落ち着けて話しを聞くということが少ないように思う。生徒指導の場面でも自分の考えを一方的に伝えているケースが多いのではないだろうか?

 しかし、それは本著によると教師側の機会損失である。人はインプットにより学ぶのだ。インプットというと読書や動画、そして教科書からの情報を仕入れることが想像される。しかし、「人

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ブチ抜く力

著者与沢翼は多くの人にとって鼻持ちならぬ存在であった。彼が六本木ヒルズを舞台にその金持ちぶりを発揮していた時。この日本で彼を良く思っていた人はほとんどいないだろう。絵に描いたような金持ちが破綻していく。。ドラマにそのままなりそうな男が一念発起して海外に拠点を移し大復活。現在は投資などで得たお金をもとにシンガポール、タイ、ドバイ等で家族共々平穏に暮らす良いお金持ちパパに。人はここまで変わるのか?見た

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「地球に住めなくなる日」ブックレビュー

 これほど赤裸々に地球の行く末を語った本はあっただろうか?「地球を大切にしなければこうなるよ。」といった生やさしいものではない。あらゆるデーターと現状起きている事実を照らし合わせながら今後の我々の生活がどのように変わって行くのか、その真実を伝えている。著者の淡々として語り口調がその真実を恐怖として読者の記憶に残すのがまた不気味だ。温暖化問題の影響は恐らく、それなりの年齢層の人達は肌で感じていること

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「僕らはそれに抵抗できない」ブックレビュー

1日のケータイ使用時間を今まで測ったことはあるだろうか?今のiPhoneは1週間の平均使用時間を知らせてくれる機能があるため知っている人も多いと思うが、意識してケータイを使わないようにしてもその時間の損失に毎回驚く。恐らく皆4〜6時間程度ぐらいではないだろうか?学生はもっと長いかもしれしれない。

本著ではケータイやゲームなどになぜ人はハマるのかを心理学的に解き明かしたものである。ゲームに関しては

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サピエンス全史下巻レビュー

下巻のレビューです。下巻からはだいぶ近代に寄ってきます。

近代は人類主義の時代です。過去の歴史は神や文化を中心とした生活でしたが、近代は個人の思想や生き方という観念が重要視されます。まだコミュニティーという存在は重要ですが、昔ほどの拘束力はありません。現にほとんどの人が3軒先の家がどのような家庭でどのような仕事をしているのか等知る由も無いでしょう。しかし、面白いことに1000Km離れた人たちが何

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サピエンス全史 上のブックレビュー

ビルゲイツやマークザッカーバーグ等、シリコンバレーの名だたる人達が挙って絶賛した「サピエンス全史」。その内容は歴史物と思いきや、実は今の世界がどのように作られ、そしてこの先どうなっていくのかまで論理を展開している、歴史というよりは歴史から推測される未来史と理解して読むのが良いでしょう。
さて、この本は上下巻に2冊セットです。上巻では人類の誕生から帝国の発展まで。なんと、現在生きる私たちと祖先は違い

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「Like A Virgin」ブックレビュー

知る人ぞ知る、ヴァージングループの総帥リチャード・ブランソンの経営哲学が語り尽くされた1冊です。ヴァージンと言えば、レコード会社、航空会社、宇宙事業と幅広いビジネスを展開。航空事業ではビジネスクラスからのリムジン送迎サービスやLCC並みの格安航空券の販売でありながらサービスは他社のエコノミークラス以上という語り尽くせない程サービス精神旺盛です。なによりも、リチャード・ブランソン自身は冒険家で気球で

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How Google Works

今回ご紹介する「How Google Works」はここ数年読んだ本の中で最も自分の中で影響の大きかった本です。言わずと知れたGoogleにおいて、どのようにして革新的な企業体質を維持するか、その哲学が詰まっています。

企業は長年運営されると保守的な体質になっていきます。しかし、日進月歩のテクノロジー業界で、それは死を意味します。その罠にはまらないよう、著者で当時のGoogle CEOエリッ

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「食品の裏側」ブックレビュー

 この本を読んだら明日からきっと安い品物は買えなくなる。安いということは安いなりの理由があることを忘れないで欲しい。元々食品添加物で物を作るスペシャリストだった著者が、自分の家の食卓に並ぶ添加物だらけのミートボールを家族が嬉しそうに食べているところを見て改心。会社を辞めて、今度は食品添加物の恐ろしさを啓発する活動を展開する。
 食品添加物は職人の魂を売る仕事と著者は言う。伝統的な作り方はどれも時間

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「小学4年生の世界平和」ブックレビュー

 今、高校2年生を対象に「国際協力プロジェクト」という授業を行なっています。これは高校2年各クラスが異なる開発途上国を担当し、その国の問題を発見、解決のための行動を起こすという授業で、国際協力機構(JICA)、本校が高大連携協定を結ぶ亜細亜大学、そしてAdobeシステムズと協力して進行しています。
 その授業と関係は無いのですが、今回ご紹介する本「小学4年生の世界平和」とはアメリカのジョン・ハンタ

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「人を活かす経営」ブックレビュー

言わずと知れたパナソニックの創始者松下幸之助氏の経営指南書。と言うよりも松下氏が経営の場面場面において何を判断基準としていたかが語られている。世界的大企業になるまでの過程は愚直なまでに泥臭い。自身の正しいと思ったことはとことん貫き通す。それは社内だけではなく、自分の取引先や銀行にも。一つネタバレをすると、松下電器が銀行から融資を受けるとき、普通ならば通らない金額が松下電気の信用ということで銀行から

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「学校管理職が進める教員組織づくり」ブックレビュー

学校という組織は、どうしても停滞しがちです。

授業週18時間、ホームルーム、部活動、校務分掌、宿泊引率。1人の人間がこのように多岐の仕事をこなす職業は他には無いのではないでしょうか?そんな多忙の学校現場で変革を起こそうとすると一苦労です。不可能とも言えるかもしれません。

しかし、今回ご紹介する「学校管理職が進める教員組織づくり: 教師が育ち,子どもが伸びる 校長のリーダーシップ 」の著者、河村

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「スマホ人生戦略」堀江貴文著

スマホだけで仕事をすることで有名なホリエモン。彼の本はテンポ良くて、ズバズバ物を言うので好きだ。。でも、この本は正直いって「あれ?どうしたの??文化人目指しているの???」という内容だ。最初は良い。スマホの使い方として良い情報を浴びるため、それを行動に起こすためのツールというのはとても説得力がある。自分自身のスマホの使い方について大いに反省した。しかし、中盤以降はほぼ同じ話しで正直35の行動スキル

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