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田中慧日記 #備忘録

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2023年3月の記事一覧

深呼吸

深呼吸

ふぅ、っと息をはく。
すぅ、っと息をする。

疲れた時は、木を抱きしめる。
それが姉が一杯一杯になったときにすることだそうだ。

森を歩いて、この木だ、と巡り合わせた樹木にそっと手をかざす。
そして両手でぎゅっと抱きしめる。

目を瞑って、鼻からスッと香る生命の匂いかんじてみる。

そうすると、おのずとなんだか軽くなる。

ドクンドクンと、芯の音がゆっくりになっていくでしょう。

自分のペースでい

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春の訪れと共に、僕らはこれまでとこれからを編む。

春の訪れと共に、僕らはこれまでとこれからを編む。

備前焼に心奪われた天真爛漫なあなた

気仙沼で出会い、あまり接点のなかったのだけれども、ある作家が好きというを接点に意気投合。それで先程電話をした。

彼女は、記者という道から今は陶芸家のもとで修行をしているとのことだ。なにやら、鎌倉の陶器屋さんで備前焼に心を奪われてしまい、弟子入りの連絡をして決まったそうだ。

備前焼は土と水と炎でできている。そんな原始からあるものからそれらはできている。そ

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夏目漱石「こころ」を読んで疑問に思った、「忍耐」と「我慢」の分別とはなんだろう

夏目漱石「こころ」を読んで疑問に思った、「忍耐」と「我慢」の分別とはなんだろう

夏目漱石の「こころ」を読んで、抱いた様々な疑問

今日は図書館で夏目漱石の「こころ」を読んでいた。
3日前くらいから寝る前に読むと決めて緩く読んでいたのだけど、中盤くらいから如何にもこうにも先が気になり始めてしまい、休みの日を使ってじっくりと読むことにしました。

まだ実は読み終えられていないのですが、
読んでいるにあたって色々な疑問が湧いてくるのです。

僕は読み進めるにあたって、まさに作中の「

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雨の日に詩をよむ。「こころをばなににたとえん。」

雨の日に詩をよむ。「こころをばなににたとえん。」

今日はなんだか疲れてしまっていているようだ。

仕事から家に帰り、いつものように家事をこなす。
今日は雨というのだから洗濯物を家の中に入れて、猫のうんちを掃除し、お昼の弁当箱を洗う。

それらを済ませると、シャワーを浴びる。
スッキリとした後に、僕は現在読んでいる夏目漱石の「こころ」を手に取り、その世界へ入り込むのだ。

しかしリビングで読んでいると、どうもこくりこくりと微睡んでしまっていた。

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自分の今の生活の振り返り

自分の今の生活の振り返り

僕はいま茨城の実家で生活をしている。
父と母と私と猫2匹で一つ屋根の下で暮らしているわけなのだが、僕は一体どんな生活を過ごしているのだろうか?

現状の生活の振り返り

以前にも書いたが、僕が考える「生活」の定義は時間という視点で考えるとこうだ。

上記の詳しい考えについての興味がある方がいれば、以下の記事に書いてあります。

僕の今月の「生活」の時間配分については、大体こんな感じかなあと思って今

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「世界一周がすごいって、一体誰が決めたんですが」5年前を僕は思い出す

「世界一周がすごいって、一体誰が決めたんですが」5年前を僕は思い出す

前置き:旅を広める会社の旅人が集まるイベントに久しぶりに参加した

僕は昨日、株式会社TABIPPOが主催しているBackpack FESTA 2023というイベントに参加してきた。

どんなイベントかといえば、
旅を広める会社の、旅が好きな人たちがイベントをつくり、旅が好きな人達やこれから旅をしてみたいと好奇心を膨らませる人らが集まるイベントだと思っている。詳しく知りたい方は、補足に概要を書いた

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友人のnoteを読んでみた。彼女の願いや姿勢に、僕は胸を締めつけられた #16

友人のnoteを読んでみた。彼女の願いや姿勢に、僕は胸を締めつけられた #16

僕のnote を読んでくれて、それに対して反応をくれることがとても嬉しい。
彼女はLINEでわざわざ僕に連絡をしてくれた。

彼女とは、もう一人の友人と3人で以前沖縄へ行った。僕らの関係は、ある時期に東京の不思議なシェアハウスで共同生活を送っていた。後で、シェアハウスのこと、沖縄のことをもう一度再考したいと思った。

そんなこんなで僕は、彼女のnoteを久しぶりに読んでみた。

僕らは「壁」を築き

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会話の中にあるリズムとテンポを発見して、僕らはPodcastを始めることになった

会話の中にあるリズムとテンポを発見して、僕らはPodcastを始めることになった

朝目が覚めると、まず目に入るのはいつもと同じ天井だ。
だがやはり同じ景色を見ていたとしても、今日の僕は少し違うようだった。前日にnoteを無我夢中で書いていたり、ギターを少し弾いたり、夏目漱石の「こころ」を読んだりして深夜の3時を超えてから寝床に入った。だからか少し寝不足気味であった。ただそれが原因で違うわけではない。

それは、この日を迎えるにあたって少しばかりの高揚と胸を引き締めるような緊張を

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僕の「発散」の場所は車の中。僕は車でTHE Beatlesを唄う 田中慧日記 #15

僕の「発散」の場所は車の中。僕は車でTHE Beatlesを唄う 田中慧日記 #15

人間は「抑圧」と「発散」の2つの作用がある僕は車の中で、Youtubeを見るのを辞めた

今日はとても温かな1日だった。最高気温が23度だったわけだ。辺りを見渡すと桜がもうすぐ咲きそうだ。雨の予報だったから、昨日は少し残念だったのだけど天気は晴天だった。まるで、人のようだ。いや、人が雲のよう、なのかもしれない。人は、天気のようなものかもしれないなあ、なんて思いながら私は仕事先へ向かう。

僕は車の

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今日はお休み 田中慧日記 #14

今日はお休み 田中慧日記 #14

今日も今日とて面白い1日だった。
アイデアがとっても頭に湧き出てくるのだ。
それを試してみることが大事。ひとつひとつ丁寧にやろうと思っている。

今日は少し1日の予定が狂ってしまった為に、大幅に調整しなければいけなかった。師匠との時間が思いの外楽しくて、長く時間を共有してしまった。
帰る時間が遅くなれば、その後の予定もずれ込んでしまう。そのあとは葵と2時間程度話をした。声が聞けただけで、よかった。

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余暇の時間の使い方が問われている「今」。経済とは、生きること、即ち藝術だ。 田中慧備忘録 #13

余暇の時間の使い方が問われている「今」。経済とは、生きること、即ち藝術だ。 田中慧備忘録 #13

長野で生まれた8時間の余暇。

僕は気仙沼を離れてから約3ヶ月が経った。
3ヶ月間で人の生活というのは大きく変わるものである。環境が変われば、付き合う人も、時間の色も、お金の色も変わるものだ。

まず僕の環境は気仙沼を離れてから、長野でリゾートバイトでお金を稼ぎに行った。派遣先は星野リゾートで、旅館の全般業務を行なっていた。なぜ星野リゾートを選んだかといえば、以前学生の時に約半年間星野リゾートの他

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Stand by meの流れる車の中で、これからも友を大事にしたいと願った 田中 慧日記 #11

Stand by meの流れる車の中で、これからも友を大事にしたいと願った 田中 慧日記 #11

僕は茨城県の坂東市というところで生まれ育った。人口規模は現在で5万3000人程度で農業が盛んであるのと工場団地があり中小企業が多くあったりする。ただネックなのは駅がないので、半ガラパゴス状態であるし、半鎖国状態なわけだ。

ふと、坂東市はどれくらいの人口推移があるのだろうと疑問に思った。
年間で800人単位で人口が社会減・自然減している。0~14歳の人口推移でいうと1995年の約1万人を境に、20

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僕は僕として生きる。生きたいと願う心があるから僕は生きている。  田中 慧日記 #9

僕は僕として生きる。生きたいと願う心があるから僕は生きている。 田中 慧日記 #9

なぜ生きている?そんなことを考えたことはないだろうか。

僕はある。自分自身の何度も問うた。それ以外にも多くの問いを自分に浴びせた。切実に悩んでいた。

大小さまざまであるが、とてもパーソナルな問題だけを取り上げた。
僕はこんな問いを胸に抱えていた。

けど、僕はこれらに真剣に対峙してきたのだろうか?

悩む。悩む。悩む。それでも僕は自分なりの解を叫びながら断定する。

いかに僕がこれまで個人的な

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生活の中に工夫を 田中 慧日記 #10

生活の中に工夫を 田中 慧日記 #10

2日続けて、そんなことするやつどこにいるんだよ

昨日の夜、父に対して逆ギレをかましてしまった。

僕は2日間車のルームランプがつけっぱなしだったらしい。
夜通し車のランプがついたままなところを父が気づき、それを初日(一昨日)に母から注意を受けて気をつけようと思っていた。

それで昨日それを気をつけてランプを消そうと思っていて、やったつもりになっていた。が、昨日の深夜1:30頃に母親が部屋に入り、

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