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#書くこと
「読んで」って、いつも言えなくなってしまう私だけれど
昔むかし、わたしにとっての読み手は妹でした。その頃に書いていたのはルーズリーフ。読み手は妹ただひとり。どこに出すわけでもなく、中学生頃までのわたしはただただ書いていました。
中三の秋、文化祭に行った高校で手に取った文芸部誌。そこに書かれていた小説や短歌の数々にすっかり魅了されたわたしは、当時の偏差値では無理めも無理めだったにも関わらず、その高校を第一志望に。
結果、志望校に入学。はじめて妹以外
名のある日記帳から、名のないnoteへ
「こんなことを考えています」と書きはじめたのは、小学校一年生のこと。
本来は日記である「あのね帳」に、途中から「しぜんはたいせつ、しぜんをまもろう」と連載スタイルで毎日書き綴ったのが最初だ。
読書感想文も、感想というよりも小論文のようで、子どもらしさはあまりなかったかもしれない。幸いだったのは、「意見します」といった可愛げのないスタンスの文章も、先生方がおもしろがって受け入れてくれていたことだ