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#浮世雲
午前四時 あさぼらけの徒然
朝目覚めれて 徒然
“働くのって大変ですね”久々の診察
職場復帰を 心配をしていた主治医が
呟く
先生 先ずは通勤の練習からと...
渋滞の中耐えれるか?って
渋滞の中来いと指示されるけど...
疲れたく無いから 朝四時に起きて...
あさぼらけの空を眺めながら車を走らせ
コンビニでコーヒー淹れて
空のグラデーションが美しくて
BGMは 立川談志
噺家を目指すわけでは無いけれど
仕
落鮎は何処へ 鮎漁師の呟き
朝目覚めれて
リハビリ帰り
漁場に 白鷺 川鵜が
集っていた。
家に戻り ウエットスーツに着替え
バタバタバイク🛵で 出かける
先ずは投網
水飛沫が冷たい
何も魚の気配は無い
刺網を巻いて行くも
落鮎の気配は無い
全く雨が降っていないから
上流の鮎が 落ちて来ないのである
北風が吹き荒れ
あっという間に 冬空に…..
昨年一昨年
スパルタリハビリ
泳いで綱張ってたなー
鮎漁師
遺伝子の記憶 浮世雲
朝目覚めれて
三年寝太郎は仕事に出かけた
何も変わらぬ景色に驚き‼️
玉手箱は開けないけど
私物箱の整理で草臥れた
仕事終わり
ふらふらになりながら 辿り着いた
いつもの公園
ピカピカに磨かれたSLが居る
初めてこの地 この公園に来て
観た時に ゾクゾクとした。
ルーツを知って武者震いがした。
幼少期に動いているのを観た
祖父が運転していたであろうD51
そのものが目の前にあるのだから
ゲ
始まり始まり…浮世雲
骨の髄まで吸い取られ
骨は薬研で粉にされ
精も魂も尽き果てて
残る姿は 浮世雲🤭
三年寝太郎
午前三時 猫師匠に起こされ
朝目覚めれて…
午前五時半あさぼらけの中 家を出る
午前七時 いつもの神社で朝拝
“なんかありました?”って
三年寝太郎
極普通のサラリーマン
制服着ての初出社🤭
さてさて…
日常と非日常の狭間に
浮世雲拝
“ギランバレーに恋をして” 鮎漁師の呟き
朝目覚めれて
漁場に向かう
昨夜降った雨 水嵩が20cm増えている
“鮎が 落ちる”漁場にはいつものように親方が瀬張りの網をあげている
“獲れました?”
“ゴミだらけでおらんぞ”
急な増水は川底の枯れ木や落ち葉を流す
20cm高水
刺網は 流されてしまう
投網を持ち出し 打って打ちまくるも
鮎の姿は見えない
水面を眺めながら 親方と話す
以前 担当していた会社の社長さん
いつしか漁
秋の日は🍂釣瓶落とし 鮎漁師の一日
“日が直ぐ暮れるから 投網打って打って
打ちまくれ”
昼からずっと 漁場に張り付いている
鮎漁師は 捲し立てる...
朝目覚めれて...
寒すぎて布団から出れない
昨日は 秋雨の中 網を入れていた
昼餉の肴は 獲れたけど....
夕刻から 雨足は強くなった
夜中目覚めては 川の水位を眺めている
20cm高くなり 後に引いて行く
朝方 風が吹くようで....
“鮎が 落ちる”鮎漁師なら 待
“喜んで” 豊かな暮らしって… 鮎漁師の呟き
“こんなに美味い鰻食べた事無い
もう 店に行けないな”満面の笑みを浮かべながら
美味い 美味いと 食べる坊....
毎日毎日 水の中に居る日常
声をかけて来る人達が居る
“あのー その天然遡上鮎と交換して
貰えませんか”
旅先で ぶどう農家さんから
分けてもらったと....
“喜んで”そう言えば 鮎が 蛸に化けた日も
あった
わざわざ 買いに出かけてくれた事もある
天然鰻が やって来
空眺め そろそろ墨を摺ろうかなと… 浮世雲拝
お気に入りの森に出かけ
空を眺める
目の前の景色が モノクロームに
見えてくる....
“何故?”ふと ある人に言われた言葉を思い出した
“目の前の景色 色がついているから
迷うんで モノクロームで見えた時
本当に 伝えたい事が視えてくる”
その時切り取った一枚を
下書きで眠っていた
詩に 嵌めてみる
元々は 言葉をくれた人が集めた
作品を 観て 流れて来た詩
でも 何年も 眠らせて
浮世雲さんって.... ネットの世界では...
ゆっくり台風の大雨で
鮎漁師は暫くお休み
台風病🌀で 寝込みながら
茶ボット(ChatGPT)さんに
尋ねてみる
“浮世雲さんって?”
こんなイメージを 描かれた....
真っ黒な厳つい顔のおっさん
なのだが.....
鮎漁師の浮世雲は?と尋ねてみる
小粋な おねーさん
確かに 鮎のルアーを使った
鮎イングが流行りではあるが....
鮎綱漁師である....
これは これで
鮎よ
“草の香り 観天望気” 鮎漁師の呟き
“頭痛てー”
朝目覚めれて
天気図を 観る
漁場の真上を通る頃には 熱帯低気圧🌀に なっているだろう
それにしても 天気病など 無縁だと
思っていたのに...
ギランバレーに恋をして
動物的に生きているからか....
台風の話が 聞こえる前
毎日毎日 川に居た
鮎柱祭り 毎日毎日
天然遡上鮎が獲れた
雨降らず枯れた川
漁場の深みに 鮎達は溜まっていた
ほんの少し 雨が降り
川
“ZOOMって 何?” 浦島太郎の呟き
浦島太郎は 存在して
三年寝太郎は そろそろ目覚めるのか?
浮世雲拝
ある日 一通のメールが入っていた
“ 〇〇日 20:00 から ZOOMにて”
毎日毎日 水の中に居る
超省エネ暮らしの日々
困った
坊に真顔で 尋ねた
“ZOOMって 何?”“ZOOMは ZOOMよ”
会話が 成り立って居ない
だから 何?
レンズ蔵には 18-55 100-300の
Zoomは あるが....,
日常と非日常 鮎漁師の呟き
“その瞬間
その一点で受けれる
最大のおもてなし”
非日常
朝目覚めれて....
御用を済ませ 漁場へ
毎日毎日 獲り続け
鮎柱祭りは いつしか 終盤へ
盆を過ぎ 空は 雷雲に包まれる
携帯の雨雲レーダーで 雷雲の流れを読む
ただ
最後は観天望気に 勝るものは無し
南風が 北風に変わる
北山向こうに 稲妻が観える
危ない 帰ろう
家に戻り 獲れた天然遡上鮎を
仕分けして 冷凍庫へ
雷