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経営者が乗りこなすべき「波」の話

経営者が乗りこなすべき「波」の話

先日、東京都のスタートアップ支援プログラム「Tokyo Startup Gateway」のオープニングイベントで登壇させていただきました。15歳から39歳まで、3300人もの方がプログラムにエントリーされているそうです。起業という選択が本当に身近なものになってきている、ということなのだと思います。

登壇の際に、起業をしようか迷っている、あるいはしたばかりの若い経営者・起業家に対して何をお伝えした

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【 Sales is cool 】 セールスエバンジェリスト今井晶也の自己紹介《3.現在編》

【 Sales is cool 】 セールスエバンジェリスト今井晶也の自己紹介《3.現在編》

何度も書きますが、ゴールは Sales is cool = 営業はカッコイイ そんな世界観を築くことです。

それを実現するためにも、これから私が向き合っていこうとしているテーマについて紹介します。

前回はこちら

1.セールスビッグデータを作りたい!

営業・セールス職は日本で1番就労人口が多いにも関わらず、幸福度の格差は非常に高いと言われています。

これって全然クールじゃない。そう思いませ

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「と思います」が、意志を弱める

「と思います」が、意志を弱める

2年前の夏にコピーライターの梅田悟司さんが電通時代に電通報に「と思います」禁止令、というブログを書きました。

私も、ウンウンなるほど。と非常に感銘を受けて、私もそれで行こう!とnoteに書いておきました。

「と思います」禁止令
「人の心に響く言葉とは何ですか?」
そんな質問に対して、私は答えの一つとして「明確に未来を打ち出す言葉」と答えることがあります。学校の教科書では断定として登場する表現方

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欲望まみれの人間が「誰かのために」と思えるようになるまで

欲望まみれの人間が「誰かのために」と思えるようになるまで

「いつまで“自分のためだけに”生きられる?」と、最近自問自答します。

もともと超絶自己中人間で、でも愛想ばかり良かったからなんとなく「礼儀正しい子」として認識されがちだった青春時代。

けれど腹の底では自分の旨味がどこにあるかということにばかり目を爛々とさせて探しているような、濁った欲望に支配されていた。

今でこそ、他人を蹴落としてまで得をしたいなどという黒い思いは消え去ったけれど、自己中であ

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コミュニケーションが難しい話

コミュニケーションが難しい話

noteやTwitterで情報発信してると、想像していなかった反応がくることがよくあります。たまにこちらが意図していないニュアンスで汲み取られてしまって、特定の人を不快な気持ちにさせてしまうこともあります。

「デザイン」ってどういう意味?フランスでは「りんご」と言えば赤でなく緑を思い浮かべる人が多いそうです。これに近い話で「デザイン」「UX」などの単語も、人それぞれの定義があると思います。

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物語は進んでいる、着実に。

物語は進んでいる、着実に。

私には憧れの人がいる。目標とする人、いつか一緒に肩を並べたい人。
そんな人たちに追いつきたい。一緒にやりたい。

そんな人たちを見ていると、眩しくて、「こうなれるのかな」と知らずのうちに焦ってしまうことも。……というか、そんなことばっかりかもしれない。
そんなときに最所さんのこのnoteを読んだ。

彼らの話はあまりに美しすぎて、目標として高すぎて、ふと自分の足元を見つめると自分の人生は何も進んで

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「はじめまして」でも笑顔を引き出す、カップル撮影の魔法のことば

「はじめまして」でも笑顔を引き出す、カップル撮影の魔法のことば

ここ数か月ほど、週末カメラマンとしてカップルや家族を撮影しています。

ありがたいことに、私の撮った写真を見て「いい笑顔を撮ってる」という感想をいただくことが増えてきました。

笑顔を引き出す・・・というと、どんなことを想像しますか?

私はずっと、陽気で人好きでおしゃべり上手な人のことを想像していました。

noteにはちょくちょく書いてますが、私は話すのが得意なタイプではありません。気の利いた

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言語化して初めて、世界への解像度は上がる。

言語化して初めて、世界への解像度は上がる。

言語化を大事だと思っている人は多くいるが、それがなぜかを言語化できる人は少ない。

僕は社内で、何か壁にぶち当たってるメンバーがいれば、「まず言語化しろよ」と言っている。それは課題抽出だったり企画づくりだったり、またはレポートを作成する場面でも同じだ。分かってないやつほど「やってますよ」と言う。どれどれ、と見てみると、ただ情報や発言が羅列してあるだけ。それは言語化とは言わない。

言語化とは、自ら

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こなしてしまっていいの?|全 力 日 企 |#14

こなしてしまっていいの?|全 力 日 企 |#14

(みんなのフォトギャラリーから、自分の画像を使ってみました)

歳をとってくる(キャリアを積み重ねてくる)と、
まるで、経験値があがってるように感じるので、

実際のところはどうかはともかく、
そつなくこなすことが、出来るようになる。

反面、新しい刺激や、未知の領域への踏み込みを、しないようになる(場合のよっては、恐れを察知して、自然と回避する)。

実際は、未知のものであっても、
今までにあっ

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「とにかく、ありのままに、自分に正直に」書くこと

「とにかく、ありのままに、自分に正直に」書くこと

2018/2/6(水)ドトール

来月、二冊の写真実用書が出ることもあり、
ずっと、文章を書いている。

私はもともと、文章を書くのが、
とにかく、苦手だった。

子供のころ、夏休みの課題で、
いわゆる読書感想文が、出てましたよね。
あれ、苦痛だったな……。

高校を経て、一年間浪人したころに、
がらりと、変わったんです。

自分について、将来について、悩む時期ですよね。
私も、とにかく悩んでしま

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語りかけたい人がいる。

語りかけたい人がいる。

自分の誕生日に特別なことをしたいと思ってしまうのは、何歳になっても変わらない。毎年誕生日に読み返している大好きな一冊 ”20歳のときに知っておきたかったこと” を持って、珍しくパソコンを持たずに家の近くのスタバで本を開いてみたら、あら不思議。みるみるアウトプットしたい欲に駆られたのだ。突然降って湧いた「noteでも書こうかな」という気持ち。それは私のアウトプットしたくてたまらないウズウズした想いと

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「女はバカな方がいい」という時代の終焉

「女はバカな方がいい」という時代の終焉

巷にあふれる恋愛コラムには、必ずといっていいほど「女の子はちょっとバカな方が愛される」「知っていてもわざとわからないふりをしましょう」というアドバイスがでてくる。

男性に花を持たせる。一歩前を譲る。

それが、できる女の処世術なのだと。

***

最近急に、以前書いた「『嫁ブロック』の陰に隠れた『彼氏キャップ』の罠」がまた読まれるようになった。

この記事の中で私が一番言いたかったことは、この

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「言葉」を研ぐ 見城徹著『読書という荒野』 #熱狂書評

「言葉」を研ぐ 見城徹著『読書という荒野』 #熱狂書評

人間を人間たらしめるのは言葉だ。

『読書という荒野』の文中に光るこの言葉を体現するかのように、無限に放たれる「熱狂書評」。

そして昨日に引き続き、「熱狂書評」の言葉を紡いだ『読書という荒野』のPR動画を、箕輪編集室のよこやままさあきさんがつくってくれました。

もはや映像の中でも、**選び抜かれた「言葉」は圧倒的に光っています。 **

生き方から搾り出されてきたものが言葉で

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舞台を観るより、舞台に立つ側の人生の方がいい

舞台を観るより、舞台に立つ側の人生の方がいい

大人になって、舞台を観に行く機会が増えた。

朝眠い目をこすって起きて、毎日同じ時間の電車に乗って、同じデスクに座って、誰がやっても同じ結果になるような仕事をして。また同じ沿線の電車に乗って、隣の部屋の人とそう変わらないような、けれど一生懸命心地よくさせた1Rの部屋に帰って、そしてまた眠って、起きる。

せっかく就職できた会社で働く、いまの暮らしに大きな不満があるわけじゃなかった。けれど「なんとな

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