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静寂の使徒

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日々の生活を綴る。物静かな小話。 オールジャンル、たまに提起したり、ブチ込んだりしますが、僕の話。世間より静かな、ここの話。
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記事一覧

PERFECT

PERFECT

 人は見たいものしか見ないから。
 きっと全く嘘偽りなく生きていても、人から見たら嘘つきと思われていく事が多くなる。
 一面しか見ていない周りが悪いのではなく、整合性をとれない自分が悪い、それも違う。
 色んな事を知ってもらいたいと思って努力する。そのやり方が人と違っていて、そのこともまた言えなくなってしまう。それもきっと間違いではない。
それで完璧な自分なんだ。それが完璧なんだ。
そう言ってくれ

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Everyday rolls

Everyday rolls

 せっかくの休みだってのに雨だった。
そんな落胆を感じる必要のない季節、夏ってもんはいいですね。とはいえ猛暑、洗濯物は乾きやすいですが、どうですか、お元気ですか?

 本日の記事は普通に日記として書く。なんというか、箸休めのような気楽な文章として読んでもらえば幸いである。
 どんな最悪な状態でも朝はまた来るし一日は続く。結構色んな人にとって、やり過ごすための一日、そんな日でもしっかりと意味を成さな

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この街を出ていく

この街を出ていく

 沢山の出会いと別れ。
 繰り返していくたびにふと思う。
 もっと別の場所で出会えていたら、もっと深い関係を築くことが出来たのかな。なんて。
 例えば社員とアルバイト、同じ大学の同じサークルだったり、ゼミだったり、取引先だったり、はたまたネット上だけの関係だったり、恋人も友達も親子も兄弟も親戚も。
 深い関係性を神聖視しすぎて、それ以外にどこかで心の距離を取ってしまう。そんなふうになっていって。

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しょうもない大人の上半期決算報告

しょうもない大人の上半期決算報告

 note自体に復帰してまた少し経った。定期的に休んだり復帰したりしているので知らん人も多いと思う。正直前回真剣にnoteをやっていた時期とはかなりマインドやメンタルも変わってしまったので、改めてやってみたいと思う。

 ちなみに過去の決算報告と記事まとめはこちら。別に隠し立てすることもなにもないし、敢えてそれをするのもおかしな話なので、公開しておく。

30代後半になってすること1.規則正しい生

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My sweet mistake

My sweet mistake

 一辺挫折したのなら、その分新しく得た考えや価値観があれば良い。なんて欲深い話だよな。
 挫折は結局挫折で、失敗から学ぶことが必ずしもあるわけじゃないし、それなら割と皆前向きに生きられる。

 引きずるものはやっぱり引きずる。
それでもちょっとは生活に楽しみを見つけながら生きられているということは、少しは気持ちの蘇生が出来たんだろうな、と思う。
 誰かと作った心が抜けて空いた穴は、誰かの心で埋めな

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静寂の夜と、地の光

静寂の夜と、地の光

急に生活が変わったとして、すぐに眠れるというわけではなかった。
自分の一日は夜から始まり、様々な事を一つひとつ熟考して、ノートを閉じる。その時間が始まるのは、どうやっても夜でなければならなかった。

去来する思いの本質は、やはり夜にしか現れてはくれず、書き漏らすまいとことばを端から拾わなくなってからも、絶えず自分の周りに渦巻いていた。

拾う必要は無くとも、そこにあるのはどうにも気分の良いものでは

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"話せはしない"と"聞きたくない"と

"話せはしない"と"聞きたくない"と

あの日の事はまだ覚えている。
だけど毎年毎年、少しずつ意味合いが違うようになっていって、自分の過去の話の癖に、コントロール不能になっているのが、なんとももどかしい話だ。

その日の昼。
私は友人に会う予定があって、行く道すがら、コーヒーを飲みながら昼食をとっていた。何でもない日だったし、私にとっても何でもない日だった。
感覚は無かった。いつもならわかってしまうその感覚がなく、窓の外で右往左往する人

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あなたの"いつもの"にはなりたくなくて

あなたの"いつもの"にはなりたくなくて

オーセンティックバーでもショットバーでも、バーテンダーと距離が近い場、という場所は2回行けばおおよその空気は知れる。
カウンターに座り、誰がおしぼりを渡してくるのか、誰が最初の会話の相手になるのか、それさえ掌握できればなんてことはない。あとはカウンターの隣に誰が座っているか。私みたいに、平日の8時過ぎから飲みだすような客には、大体、左右どちらかの席が空いている椅子に座らす。

2回で決まらないのは

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The Wheel of life-200notes-

The Wheel of life-200notes-

2017年から書き始め、気が付いた時にはもう記事数は199記事を超えていた。
残念ながら始めた当初のnoteと2019年、そして今のnoteはどこか趣が違うようになっていて、ひとえに、自分が記事を書くことによって自分を書き換えていったからに他ならないが、きっと、その過去もここまでの道のりとしては、残していくことに悪くはないのだろう。

栄えある200記事目は今の自分に行きつくための重要な記事、マイ

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One notes feat.薄情屋

枕元のケーブル、繋がったiPhone,見出す世界、そこは晴れてて、流れてく言葉今日もふざけて、ダイニングテーブル出て考えて、ちょっと迷って一本タバコ、火をつけて考えて。

朝のご飯、子供の用事、散歩道、愛みたいなものの残滓、窓開けそこには藍色のそら、見上げる俺の、メガネずれてる。
こんな神様いるもんか、そんなことばっか言った通勤電車、無駄にフリック続けているのは、note綴るか、リリック綴るか、文

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僕らはみな殉教出来なかったのか

僕らはみな殉教出来なかったのか

「君は"誰かの為に行動する"という事を始めから分かっていた学生だった。だからこそ、今僕は、君自身が幸せになっていない事が、悔しく感じる」

深夜のタクシーの車内で、かつての僕の指導教員は、そう溢した。
それに対して僕は
「今でもまぁまぁ、幸せなんで、大丈夫です」
そんな、見え透いた嘘をついた。
先生、それはねえよ。
"社会に貢献する事が、人として生きる事の最高の幸せである"なんて、言ってたじゃない

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黒衣無縫#素敵な日本語で言葉遊び「その色で世界を唄う」

黒衣無縫#素敵な日本語で言葉遊び「その色で世界を唄う」

黒檀の太刀に集めし千夜の星
掲げる我は天衣纏いて

【解説】

『夜を切り払う』meets#素敵な日本語で言葉遊び
黒檀の木刀(最高級素材)を携え、数千とも言える暗夜を過ごしてきた天狗のような男。
過ごしてきた暗夜の中には、煌めく天の星々も、地上で煌々と輝く営みの明かり、繁華街のネオンもすべて詰め込まれている。

そのうち、木刀と同じ色をしていた黒檀の大きな羽根は、暗夜の光を集め、夜空のように朧げ

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ちょい悪親父の食卓指南

30過ぎた今更になって実感している。
料理の趣味ってのはなぜか実家の家庭の味に依存する。どんな料理を作りたがるか、ノープランで考え始めた時、自分の深層から出てくるものというのは大体家庭の味だ。

でもって私の思う家庭の味とは一体なんだ?

紛れもなくそれは父の料理であった。さてさて本日はそこら辺を語っていこうと思う。家族自慢は出来るだけしといたほうがいい。

おすすめに上がった外国籍かもしれない父

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少年Aだったかもしれない私達からの決別行

少年Aだったかもしれない私達からの決別行

正直な話、どうでも良かったので適当に決めた。
その気持ちが現れていたのか、いつまで経っても引越しのダンボールは片付かないし、夜は適当にパスタを茹でて掛けるだけだとか、適当に切り身を焼いて食べたりだとか、生活を作れる気が全くしなかった。

少しだけ、時間が欲しかった。
誰にも後ろ指を指されることもなく、横たわって天井の木目を見ているだけの甘えた時間が必要だった。

大学から徒歩15分、近道を通れば本

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