黒衣無縫#素敵な日本語で言葉遊び「その色で世界を唄う」
黒檀の太刀に集めし千夜の星
掲げる我は天衣纏いて
【解説】
『夜を切り払う』meets#素敵な日本語で言葉遊び
黒檀の木刀(最高級素材)を携え、数千とも言える暗夜を過ごしてきた天狗のような男。
過ごしてきた暗夜の中には、煌めく天の星々も、地上で煌々と輝く営みの明かり、繁華街のネオンもすべて詰め込まれている。
そのうち、木刀と同じ色をしていた黒檀の大きな羽根は、暗夜の光を集め、夜空のように朧げに光る。
彼は世の闇夜を切り払い続ける。夜空の光と闇を纏い、漆黒の一条を手にする彼の姿は、いつの間にか真黒な身体を持ちながら、強き光を示す、そんな存在となるだろう。
というお話です!
短歌。ああ啖呵のことか?
とか思いながら作って削ってやってみたら出来ました。参加いたしまする。
黒檀。あまり世間では馴染みのない色かもしれませんが、私にとっては思い出深い言葉です。ひんやりと心地よい冷たさと、温かさを感じる色です。
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