- 運営しているクリエイター
記事一覧
行先表示のないバスに乗っていた、あの日々のこと
ある朝、戦争は始まった。いつのまにか、市内を走るバスの行き先表示が、この戦争の国威発揚スローガンにとって代えられていた。私はそれを痺れた頭でぼんやりと眺め、それからバスの番号を確認して、その赤い車体に乗り込んだ。車内にも、その電光掲示板の文字列は流れていた。「カラバフはアゼルバイジャン。」砲撃が始まって、13日めの朝。
2020年9月末の日曜早朝、長年の係争の土地で、再び戦争が始まった。
テレビ
プログラムの外での出会い
みなさん本は買いますか?
時々Amazonで本を買いますが、そうするとおすすめの本がたくさん出てきます。これはとても便利。
でも本屋さんに行くのもとても楽しいです。
本屋さんでは、目的の本以外のおもしろい本がたくさん見つかるのです。
タワレコに通っていた音楽好きの30代以上も分かってもらえるかなと思います。
でもこれは決して「昔はよかった」という話ではありません。
プログラムの外での出
SNSというメディア
「あなたにとって大切なことがあなたの人生にとって大切なこと」
新聞やテレビとは違い、誰でも簡単に始められるSNS、そこではお店についての情報発信がどう行われているのでしょう。
自分がなにかを評価する時に評価基準を共有していないプラットフォームに乗せられると、不均衡やゆがみが生じるのは当たり前のことです。
時間にせっかちになっているインターネット慣れした人たちは、数字でまず理解して、それを入り口
つづける、くるしい。でも。
ぼくは、なにかを「継続」するということがとても苦手だ。
ぼくという人間は「継続」という言葉の対角線の先、一番遠いところにいるんじゃないか、と思うことさえある。
でも、考えを巡らせてみると、継続できていることもあることに気付いた。
デザイナーのお仕事を5年間以上やっている。あっという間だ。
コーヒーは毎日最低1杯は淹れている。おいしい。
観葉植物には毎日葉水をあげている。かわいい。
🤔 🤔
大切にされることとは
"大切にされることとはこういうことなんだ"と思わされる体験をした。
ある人と通話をしていた時のこと。
わたしのトラウマを引き出すように話を聞いてくれ、話し終わったあと
「話してくれてありがとう」
と言ってくれた。
彼は安易な言葉を使わず、自分の感情を伝えようと表現を尽くしてくれた。
わたしとの会話をそっと進めてくれた。
一番感動した体験は、
彼がわたしを性別や属性を取り払い、素の人