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詩の学び

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作品集~第6回永瀬清子現代詩賞~

作品集~第6回永瀬清子現代詩賞~

今日、永瀬清子現代詩賞の作品集「いつかだれかにわたしの思いを」が届きました。
いただけると思っていなかったので、びっくり。

若松英輔さん、磯田道史さんの寄稿もあるとかで、なんだかとっても豪華です。

うれしいサプライズプレゼント。読むのが楽しみ。

ありがとうございます✨

生活のなかの詩(『詩の中にめざめる日本』)

生活のなかの詩(『詩の中にめざめる日本』)

僕は、自分のことを気取って「詩人」なんて言ってみたりすることもあるけれど、大前提として「生活者」としての立場を大切にしている。

これは、誇りを持って(あえてやや挑発的に)言いたいのだが、僕にとって、詩は、生活の合間に「趣味」として書くものである。生活の糧を得るため、生活を守るために果たすべき義務を果たすことのほうが遙かに大事なのは言うまでもない。

病気などの特別な事情もないのに芸術に身をやつし

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この一年だけは粘り抜く(日記 2023/03/04)

最近ずっと落ちてましたが、とにかく、この一年間だけは粘り抜こうと決めました 一年後に結果がまったく出てなかったとしても、今年さえ、今年さえ粘り抜ければとりあえず大丈夫 たくさん痛い目に合うだろうけどそれでも最終的に立ってればとりあえずOK だめだめなときは数日捨ててもいいから、とにかくこの一年間だけは粘ろう

来週にやること
①本づくりに必要な紙を取り寄せる
②「ニーネ詩集」のPOP作成、発送

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望遠鏡

望遠鏡

誰もが自分だけで精一杯
人の人生に触れる機会は
なかなかないと云うのに
私たちは人の詩を
読む習慣がついている

なんと恵まれたことだろう
人の気持ちに寄り添うまで
行かないにしても
顔もしらない同志の心に
触れながら生きられるなんて

素晴らしいことだ
ありがたいことだ
ふだんは意識しなくても
Web上に瞬く星々の命を
望遠鏡で覗ける幸せがある

自己紹介 なぜ詩を書くのか

自己紹介 なぜ詩を書くのか

詩を書こうと思い立つまでは少し変遷がありました。決定的だったのは、僕が人工透析で生きねばならないと宣告された時です。その時を期に人生で今までやらなかったことをやろうとまず思いました。簡単にできる事で、今までやらなかったことは何かを考えました。「そうだ、読書をしよう」そう僕は思い立ちました。

最初は読みやすいエッセイ集を読んでいました。「蟲文庫」の田中美穂さんの「わたしの小さな古本屋」が一冊目でし

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【詩】詩を書くということ

【詩】詩を書くということ

もともと
詩を書くという行為は
流れていく時間を
絶え間なく動く生命を
無理矢理止めて
定着させて
永遠にしようとすること

それだけでもう立派に
人間の生に対する
反逆なのです
自然ではないのです

その覚悟を
持つ者だけが
詩人と呼ばれるに
値するのです

たとえば
五月の山々の
樹々の緑の美しさは
言葉になりません

もしも言葉に
しようとするなら
ここに
山を持ってくるしかありません

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高円寺に古本屋をつくることにしました

高円寺に古本屋をつくることにしました

高円寺に古本屋さんをつくることにしました。

名前は「そぞろ書房」(@sozoroshobou)です。点滅社と小窓舎さんでチームを組んでなんとかやっていきます。

小窓舎さんのこと

 小窓舎さんは組版、校正、HP制作、取材、ライティング、手製本、本関連のイベントなどなど、本とwebに関わる様々なお仕事をしている二人組です。点滅社もHPの作成や「ニーネ詩集」の校正をお願いしました。とても頼りになる

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【エッセイ】詩を読むこと・書くことをもっと楽しくするために~詩人になりたい皆さんへ~

【エッセイ】詩を読むこと・書くことをもっと楽しくするために~詩人になりたい皆さんへ~

こんにちは。長尾早苗です。
わたしは小説からスタートしたので、将来詩人になって詩を書き続けていくことなど思いもよらなかったのですが、今こうして機会をもらって詩を書いていることを誇りに思います。

わたしの話より説得力があると思うので、ぜひ参考にしてほしいのが、松下育男さんの『これから詩を読み、書くひとのための詩の教室』(思潮社)です。わたしもサイン入りで持っています。ぜひ!

それでは、詩歴15年

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【エッセイ】詩人として、表現者として作品を発信していくこと(同人誌編)

【エッセイ】詩人として、表現者として作品を発信していくこと(同人誌編)

こんにちは。長尾早苗です。
先日書いた個人詩誌や冊子についてのエッセイも読んでくださる方が多くてとてもうれしいです!!
今回は長尾のホームともいえる「同人誌」について!
今わたしは二つの同人誌に携わっていますが、今月からまた新たに告知できることがあるかもよ~なんて。さっそく行ってみましょう!

主宰を決める一番最初に、主宰者を決めないといけません。
二人でも同人誌はできますが、同人誌は「長く細く継

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「同人誌」の「同人」ってなに?

「同人誌」の「同人」ってなに?

こんにちは!
フジプラスコンタクトセンターのとっかりです。

先週は東京へ出張して、印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2023」にリアルで参加しました!印刷関連サービスの紹介やサンプルの配布が行われているほか、大きな印刷機の実物も展示されていました。

中でも目に留まったのは、キャラクターのイラストがプリントされた「同人」ターゲットの印刷サービスとそのサンプルでした。ブースでお話を伺う

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現代詩歌のplatform suiu

現代詩歌のplatform suiu

こんにちは初めまして、はたらきアリ出版のはちみつちひろと申します。

この度、【現代詩歌のplatform suiu】というwebサイトをオープンしました。読み方はローマ字そのまま、スイウです。詩をただ書いて発表するためだけの場所があったらな、と思いついて、昨年の12月から作り始めて、やっとできました。
思い描いたものを作ること、それ自体が目的だったのですが、やっぱりせっかく作ったので、たくさんの

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文学フリマ京都を終えて

文学フリマ京都を終えて

こんにちは、こんばんは 星野灯です。

年末年始から文フリまで気を張っていたというか、
ずっと動いていたからだと思うのですが
文フリが終わってからというもの、動きが鈍くなった気がします。

ぼちぼち回復してきたので、note書いてます。

出店結果
1月15日に開催された文学フリマ京都に出店しました。
今日は簡単なレポートです。

まずは、拙著をお迎えしていただいた方、話しかけてくださった方
私の

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#なかじのじかん、note始動。

#なかじのじかん、note始動。

(2021.10.19 追記)

殆どの方が僕の存在を知らないでしょうから、初めての投稿は自己紹介からしようと思います。

はじめまして。

 なかじ

と申します。

詩を書くこと、オリジナル曲を創ること。現在、僕が興味を持ち、継続していることです。

ちゃんと仕事もしています。笑
食品関連の職に就いています。

普段はあまり余計なことは話さなくなりました。小学生までは、かなり社交的で(でも好

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詩として表現したいこと

生きることの残酷さ。
生きることの苦しさ。
生きることの悲しさ。
生きることのせつなさ。
生きることのやりきれなさ。

生きることの美しさ。

やがては死んでしまう人間という生きもの。
その強さ、儚さ、健気さ。

生きることのすべて。