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【考察】村上春樹『ノルウェイの森』はなぜ売れて、なぜ難しいのか、そしていつ読むべきなのか。
・『ノルウェイの森』って有名だけど本当に面白いの?
・そもそも『ノルウェイの森』ってなんで有名なの?
・実際のところどんなタイミングで読むべきなの?
村上春樹作品の中で最も売れた小説、そして最も有名な小説である『ノルウェイの森』を紹介していきます。
この『ノルウェイの森』という小説は、村上春樹の中で最も売れた小説として認知されていますが、その人気も災いし、村上春樹のイメージをちょっと悪くしかね
【考察】私が『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を、村上春樹の入門小説として推す理由
・村上春樹の小説を読んでみようと思うけど、何から読めば良いのかわからない。
・小説は読まないけど、村上春樹は有名なので読んでみたい。
・一番有名な『ノルウェイの森』を読んでみたけど、読んでも何が良いのかわからない。
日本はもちろんのこと、世界でも相当有名な作家、村上春樹。
一番売れたであろう『ノルウェイの森』や『1Q84』、最近発売された『騎士団長殺し』など、ニュースでも取り上げられることが多
【考察】バルガス=リョサ「楽園への道」で苦難な選択を考える
・周りから反対されているのに、どうしてもやりたい事が出来てしまった。
・家庭や世の中のイメージを捨ててまで成し遂げたい事が出来てしまった。
・絶対に苦しい選択なのに、なんでこの職についちゃったんだろう。
こんな事を考えたことがある人は、「楽園への道」を読んでみると、人生が変わるかもしれないです。
何故ならこの小説は、世の中の敵になり、苦難な選択だとわかりつつも、それでもその選択を選ばずにはいられ
【考察】村上春樹『海辺のカフカ』は、大切な人を「失いそうな瞬間」に読むべき小説、なのかもしれない
はじめに:世界で高評価だが意味不明な小説の定番『海辺のカフカ』ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。
このnoteは『小説の価値を上げる』を目的とした一風変わった読書ブログです。
第七弾は『海辺のカフカ』
日本はもちろんのこと、世界でもおそらく一番知名度の高い日本人作家、村上春樹。世界中に村上春樹ファンがいます。毎回、ノーベル賞受賞式のタイミングでニュースに出てくる人
【前編】リフティングを6,700回落とさずやり続け、学んだことを書こうと思う。
はじめに:リフティングやったことあります?ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。
私は普段、WEBマーケターとして働く傍ら、趣味で小説やアニメのブログを執筆しています。
ただフィクションにたくさん触れるにつれて、私自身の経験談をどこかで執筆したいなと思ったのです。私自身を振り返るとネタになりそうな経験をたくさんしていましたので。
今回はその第一弾。
最初はリフティング
【考察】『限りなく透明に近いブルー』のタイトルの意味とは
はじめに:最も売れている芥川賞受賞作品ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。
このnoteは『小説の価値を上げる』を目的とした一風変わった読書ブログ。
第六弾は村上龍の『限りなく透明に近いブルー』
村上龍のデビュー作であり、代表作。第19回群像新人文学賞受賞、第75回芥川賞を受賞した、文壇においても非常に評価の高い作品です。
しかしですよ、この作品。その過激すぎるスト
【考察】伊藤計劃『ハーモニー』で理想的な職場環境を考える
はじめに:夭折の天才SF作家・伊藤計劃ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。
このnoteは『小説の価値を上げる』を目的とした一風変わった読書ブログです。
第五弾は伊藤計劃の『ハーモニー』
34歳で惜しくも亡くなった、日本が世界に誇る天才SF作家、伊藤計劃。活動期間はわずか2年ほど。伊藤計劃が執筆したオリジナル長編は『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』の3作だけで