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2023年10月の記事一覧
【旨そう、から始まる関心】春陽会誕生100年 それぞれの闘い 東京ステーションギャラリー
「春陽会誕生100年 それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ」
日展、二科会や一水会などなど。
会派美術…と一口に言ってしまうと、「なんだかなーどうなのかなー」とか思いながら春陽会の解説を読み進むと各個人おのおの割と作風や表現が自由だったらしく、当時としてはちょっと面白い洋画団体ということがわかって見に行くことに決めた。
あとは岸田劉生の作品群とキービジュアルだった魚の絵に描かれた毛ガ
【コレクションの心象風景】「MOMATコレクション」「女性と抽象」東京国立近代美術館 所蔵作品展
所蔵作品展「MOMATコレクション」「女性と抽象」
フルコース以上の東京国立近代美術館のコレクション展、展示替えが行われた。
今回は企画展・棟方志功が始まる前にコレクション展が始まったので、それだけを見に。
企画展開始前だし、空いているだろうと思った金曜の夜間開館。結構、人がいた印象である。
ぐっときたもの、3つ、ロバート・スミッソン、「女性と抽象」、東山魁夷特集。
いつも4Fから2Fへ降りて
【どこかで見た風景】キュビズム展 美の革命 パリ・ポンピドゥー・センター 国立西洋美術館
今回はキュビズムにフォーカスしたポンピドゥーセンター所蔵品の来日。
日本では1970年代以来のキュビズム・フォーカス企画だそうだ。
この様にフランスのポンピドゥーやらオルセー、ルーブルなどは本当にありがたい事に1,2年に数回、国内で見れるチャンスがある。
コロナ禍で延期続きになった事を思い出すと、本当にありがたいことだ。
おかげで、今まであまり理解できてなかったヨーロッパの近代絵画史の流れは見る度
【ゴッホの吸引力】ゴッホと静物画 伝統から革新へ SOMPO美術館
オランダのゴッホ美術館の所蔵品を中心に静物画を見せる展覧会である。
ゴッホ美術館の別館は黒川紀章氏が設計し、損保ジャパンが建設費用の寄付もしている。
そのゆかりもあるのだろう。SOMPO所蔵品のひまわり、もゴッホ美術館が真贋鑑定をしている。
そんな繋がりも見えつつ。
先日、イヴ・サンローランの展覧会で、絵画オマージュ・ドレスを見た時に、ゴッホのアイリスが元ネタの洋服があったのだ。
金色のスパン
【蛙がデカい】特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」東京国立博物館
プロローグ
四大絵巻が揃う
今回の平成館の特別展ポスター、敢えてなのかわからないが、まず何が出ているのかぱっと見で分からなかった。
開幕後、ありがたいことにnoteでレビューを見る機会もあり調べると何やらとんでもない事が起きていた。
四大絵巻が全部揃う、という。おやおやこれはちょっとすごい。
と思ったら私より先に歴史好き長男が情報を仕入れてきた。
「教科書に載ってるアレもコレも全部見れる!行こ