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素晴らしき日本

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わが国の伝統と文化、美しい国土
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朱鷺色の佐渡

朱鷺色の佐渡

佐渡ヶ島は古事記や日本書紀に記述のある我が国発祥の地の一つである。ここには古代から日本人が暮らし、朱鷺と金山で知られた島である。

佐渡ヶ島の金山は1601年から1989年までの約400年間操業した我が国最大の金山である。江戸時代の話が有名であるがより重要なのは明治以降に果たした役割である。

1869年に官営になったのち三菱の引き継がれ、当時の最新の技術を導入し、閉山までに78MTの金と2330

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湖と森の道東

湖と森の道東

森と湖といったらフィンランドを思い浮かべるひとは多いでしょう。筆者もヘルシンキからハンコーまでドライブしましたが、確かに森と原野ばかり。湖もありました。しかし、わが国の北海道はその比ではありません。フィンランドなんかでは見られない素晴らしい景色があるのです。道東にある、オンネトー、阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖のルートは、湖と森のオンパレードです。

オンネトーは足寄にある湖です。ここから雌阿寒岳と阿寒

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霧のない摩周湖、湿原と丹頂鶴、そしてメヌケ

霧のない摩周湖、湿原と丹頂鶴、そしてメヌケ

はじめに

霧に抱かれて静かに眠る🎵星も見えない摩周湖にひとり♪で知られる摩周湖を筆頭に道東には素晴らしい風景があります。わが国が誇る地域と言っていいでしょう。
釧路空港が最寄りの空港です。羽田から1時間ちょっとで行けます。他に新千歳と丘珠から定期便が、そして中部と伊丹、関西からの季節便があります。

湿原

釧路空港から車を走らせるとすぐに湿原が現れます。釧路はアイヌ語でクスリと呼ばれていた地

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栃木県と日光、そして二荒山

栃木県と日光、そして二荒山

日光は世界的に有名な観光地です。日光は栃木にありますが、栃木県はあんまり有名ではありません。栃木県の影は薄いのです。一部の不見識な人たちは日光が栃木県であることを知らないし、宇都宮が栃木県であることも知りません。しかしながら栃木県は一つの共同体を成しています。その共同体を形作る一つの要素は二荒山神社でしょう。

二荒山神社は二荒神を祀った神社です。二荒神は下野国の神で、9世紀から栃木県中央部で信仰

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米と日本人

米と日本人

はじめに

日本は古来、豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)と言われていた。これは豊かな収穫の続く、みずみずしい稲のできるすばらしい国という意味である。
豊葦原瑞穂国は大国主神が治めていたが、国譲りによって天照大御神の御子に譲られ、その見返りとして出雲大社が作られ、そこに大国主神が移り住んだ。
天孫降臨の際、瓊瓊杵尊は天照大御神から、八咫鏡・草薙剣・八坂瓊勾玉を授けられ、それらは皇位のしるし

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高千穂はどこだったのだろうか

高千穂はどこだったのだろうか

二つの高千穂

天孫降臨の地とされている高千穂は、宮崎県高千穂町と鹿児島県霧島市の高千穂峰の二つの候補地がある。
高千穂町には高千穂神社、天岩戸神社および天安河原があり、高千穂神社の御祭神は
高千穂皇神(たかちほすめがみ)、すなわち瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、鵜鵝草葦不合尊(うがやふ

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焼酎について

焼酎について

はじめに

以前に國酒のオーバーオールな話を書いた。

今回、鹿児島に行く機会があり、いくつかローカルでしか飲めないような焼酎を飲むことができた。これを機に焼酎についてもう一つ書いてみたいと思う。

焼酎製法のイノベーションは鹿児島で起こった

焼酎という文字は、16世紀の木片にもみられ、500年以上の歴史を持っている國酒である。近代になって鹿児島で麹と主原料を別々に仕込む、二次仕込み法が開発され

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柿

日本らしい果物といったら何を思い浮かべるでしょうか。柿ではないでしょうか。柿は日本以外ではほとんど見たことがありません。昔どこかの果物売り場で一度見たくらいです。ここでは柿を語ってみたいと思います。

柿の実がなっているのを秋にはよく見ます。
柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺
という、子規の俳句は有名です。

柿は東アジア原産の果物です。日本でもよく見られますが、支那にも多く生えているようです。柿は

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永平寺、禅、仏教

永平寺、禅、仏教

永平寺

2023年10月に永平寺に行く機会があった。永平寺は福井市にある禅の道場で、道元が開いた。曹洞宗の大本山だ。道元は1200年に京都で生まれ、比叡山で修行した後、宋に渡り、坐禅を学んだ。そして帰国した後の1244年に越前で永平寺を開山した。
永平寺には雲水と呼ばれる修行僧が修行をしている。毎年2~3月に志願者が集まってきて修行を開始する。修行期間は決められていない。彼らはそこで早朝から夜ま

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鵜飼い

鵜飼い

長良川で見た鵜飼い

長良川という言葉からまっさきに思い浮かぶのは五木ひろしの長良川艶歌であろう。そしてその次に有名なのは鵜飼いではなかろうか。筆者は2023年10月に長良川に行く機会を得、鵜飼いを見てきた。まずはそこから話を始めたい。

長良川は岐阜にある。岐阜城のある金華山のしたを流れている。岐阜は昭和から時間が止まっているかのような街であった。名古屋の通勤圏であるために再開発の必要がないので

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神武天皇ゆかりの地を訪ねる

神武天皇ゆかりの地を訪ねる

はじめに

以前に天地開闢から神武天皇までの話を書いた。神武天皇は鵜葺草葺不合命と玉依姫の子であり、日向からやってきて橿原に都を築き、八紘一宇の精神をもとにわが国を建国した初代の天皇である。

今回は神武天皇ゆかりの地である奈良の橿原に行く機会があったので、神武天皇が眠る御陵と神武天皇が祀られている橿原神宮を紹介したいと思う。

畝傍山東北陵

橿原は近鉄で行った。御陵の最寄り駅は畝傍御陵前である

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黒部と日本の電力

黒部と日本の電力

黒部川にそびえ立つ壁

2022年10月、黒部ダムを訪れた。黒部ダムは、中部山岳国立公園内にある水力発電専用ダム。日本で最も高い堤高186mを誇り、堤頂長は492m。貯水量は東京ドーム160杯分に匹敵する2億立方mである。

間近で見ると、本当に大きい。大東亜戦争で破壊しつくされたあと、たった10年後の1956年から建設が始まったものとは思えないスケールと完成度である。ビデオで当時の様子を見たが、

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