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グローバルレベルのエンジニアは土日も勉強しているのか?

「エンジニアなら休みの日もプログラミングするべし」

X(Twitter)などのソーシャルメディアでは、そういった主張をよく目にすることがある。
YoutubeやXの著名な学習系インフルエンサーをフォローしていると土日であろうが暇があれば勉強・副業をしなければならないのでは?と不安になることが多い。

私自身、心配性なタイプなので、土日であったとしても朝6時に起きてプログラミング学習をすることはある。むしろ、そうすることで安心して週末を過ごせたりする。

それでは、グローバルで活躍するエンジニアも土日などのプライベートの時間に必死に勉強しているのだろうか?

このnoteでは私の周りのグローバルレベルで活躍しているエンジニアがプライベートにどれぐらい勉強・副業しているかを紹介する。

副業について

私は自分の会社を通して副業という形で他の企業をプログラミングで支援している。

海外放浪生活をするための資金が必要だという理由の他にも、様々な環境を知ることでエンジニアとして経験値を積むことができたり、純粋にビジネスを通して様々な人とコミュニケーションを取るのが楽しいからだ。(半分趣味になっている)

そんな副業が生活の一部になっている私にとってグローバルレベルで働くエンジニアの副業事情は気になって仕方がない。

グローバルレベルで働いているエンジニアの方々と話した結果、彼らのほとんどは全く副業に興味がないことがわかった。

私が今まで出会ってきた中でもトップクラスに優秀なヨーロッパ在住のエンジニアと副業について話したことがあるが、「副業なんかする体力も時間もない」というキッパリとした回答をもらって終わってしまった。

プライベートの時間の勉強について

副業ではなく、勉強はどうなのだろうか?

グローバルで働くエンジニアは土日の朝から晩までプログラミングの勉強に時間を使っているのだろうか?

結論としては、私の周りのグローバルエンジニアは土日にゴリゴリ勉強していなかった。

もちろん、勉強していたとしても言わない人が多いだろう。しかし、彼らの遊びの予定を聞く限り土日は遊びで埋まっていそうだ。(土日だけでは足りないぐらい遊び倒している)

例えば、プレイしたゲームのタイトル、読んだ本、旅行で行った場所などを全てNotionのようなツールで管理しているエンジニアがいたのだが(彼も私が今まであった中でトップクラスに優秀なエンジニアだ)確実にプライベートの時間にゴリゴリ勉強していたらこなせない量の趣味を楽しんでいた。

なぜ優秀なのか?

私の周りのグローバルなエンジニアは典型的な日本人のビジネスマンの何倍も旅行に行き、プライベートの時間にリラックスをし、ゲームなどの趣味を楽しんでいる。

それにも関わらず非常に優秀だ。

なぜ、彼らがプライベートの時間を満喫しつつ優秀であり続けられるのかを私なりに解説したいと思う。

時間が短いからこそ、集中して働く

”Work Deeply, Not Longer” (長く働くのではなく、集中して働く)

当たり前だが、彼らの仕事に対する集中力は高い。

典型的な日本人ワーカーが考えるような「残業も含めて12時間で解決すればいいや」という考え方は彼らにはない。

「そんなの当たり前だろ」と思ったかもしれないが、一度、今日仕事で完了したタスクを思い出してみてほしい。

「あぁ、よく考えてみたら、今日はこのタスクしかできなかったなぁ。本気で集中して取り組めば2時間ぐらいで終わるタスクだったのに。。。」

と思うだろう。(私はこういうことがよくある)

"Work Deeply, Not Longer"という言葉を強く意識しておかないと、気づいたら対応しなくてもいい雑多なタスクやネットサーフィン、Youtubeなどで1日が終わっていく。

世界的に優秀なエンジニアが2時間で完了して、残りの時間を他の技術のキャッチアップに使っている間、平凡なエンジニアは残業して同じ量のタスクをこなしているのだ。

彼らは非常に効率がいいので、業務時間中にタスクと学びを両方こなしてしまう。(後ほど解説するが、彼らの特徴として業務時間中に新しい知識のキャッチアップをしてしまう)

動けばいいではなく、理解してから動かす

残業が当たり前になってくるとクリエイティブな思考はできなくなる。

そうなると、とりあえず動くプログラミングを書いてしまいがちだ。

なぜかはわからないがとりあえず動くからOK!というのは良くないとされているが、実際の現場でよく起こっていることだろう。

一方、グローバルレベルのエンジニアは理解できていないことをよしとしない。実装ではなく理解のフェーズに多くの時間をかけて、必要ならば業務で使わないプロトタイプを作ってまで理解に時間をかける。

なぜか知らないけど動いたプロダクトを10個作ったエンジニア理解したプロダクトを3個作ったエンジニアならば、後者の方が圧倒的に優秀なエンジニアになるだろう。

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