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ご機嫌な婆さんになる (未来にできること)
30年ほどだろうか。高齢者福祉の仕事をしている。
ボケたくない。
歩けなくなったら終わり。
食事制限のある病気は耐えがたい。
目や耳が衰えたらつまらない。
治らない病気を宣告されるのはいくつになっても怖い。
どれも、予防はできる。
そして、頑張って予防した結果、うっかり予定より長生きしてしまうかも。
予定は90歳超えるか超えないかくらい。
根拠は祖母と母が90歳を超えたという単純な理由。
あと3
退室の極意(EAPメンタルヘルスカウンセラーの視点での提案)
ナースコールに呼ばれ、ケアが終わっても、お話が止まらなかったり、怒鳴られたりして、なかなかすんなり退室できないということがあります。
それが、続くと、精神的に疲労し、
その利用者の声や表情が頭から離れなくなったり
仕事が辛くなったりすることもあります。
優しいスタッフほど引き止められる
傾聴しなければという使命。
話を切って、クレームになるのではという不安。
理不尽に怒鳴る高齢者と暮らした経験
なぜケアマネがEAP?
対人援助技術者のプロを目指す
EAPメンタルヘルスカウンセラー資格を取得したのは2017年です。
EAPとはEmployee Assistance Programの略称で、日本語に訳すと「従業員支援プログラム」です。
地域包括支援センターの立ち上げや居宅介護支援事業所の管理者として困難事例に翻弄されながら、スタッフも支えていかなくてはならない中、対人援助技術を磨かなくては、自分が「つぶれるな
ケアマネの終戦記念日
高齢者介護に関わり始めた25年前に聞く『戦争』は生々しかった。語り部たちが居なくなることは、平和を願う力が衰退するようで焦る。
認知症のハルさんは、照明弾の光を見て、小学生ながらも、こんなスゴいものを持っている国には負けるなぁと思ったけど、絶対に大人には言えなかった。照明弾に照らされないように、稲穂がたわむ田んぼに半身を浸かり身を隠し夜を明かした。
ミヨコさんは、東京大空襲の時、兄に追い
高齢者とオリンピック
アセスメントツールになるオリンピック観戦オリンピックを自分の担当している高齢者がどう見ているかをアセスメントすると、新しい発見があります。
この記事、今、公開しないと4年後になると思うと慌ててます!
オリンピックの時何してた?
1964年の東京オリンピックの入場券と当時の写真をアルバムにきれいに、保存してあるのを、アイコ様の息子様が見せてくださいました。
今は身だしなみにも無頓着な方ですが、当
お金を出してダメ出しをもらう
対人援助スキルアップ
EAPメンタルヘルスカウンセラーの資格を取るための
勉強を始めたころ、居宅介護支援事業所の管理者でした。
カウンセラーを目指していたわけではなく、
EAPメンタルヘルスカウンセラー資格取得のカリキュラムが
ケアマネジャーの仕事、管理者としての役割を果たすのに
マッチングしたからです。
自己投資というよりも、この先、好きなことを探求して、
ケアマネでもカウンセラーでもな
支援する人を救う言葉②
「自殺するかどうかなんて誰にもわからないよ」
クライシスカウンセリング~自殺予防~の研修を受けたことがあります。
丸二日間の研修でしたが、公的機関でカウンセリング経験の長い講師の
先生の言葉に救われました。
「自殺するかどうか、結局は誰にも分らないよ。あっはっはっと笑って、またね、と別れた人が、帰らぬ人になるなんてことはよくある。後になって思えば、いやに明るかったなって。できることは、私はあな
支援する人を救う言葉①
新人の頃に知りたかった! 2017年にEAPメンタルヘルスカウンセラーの資格を取りました。
様々な心理の専門家の講義を受ける中で、新人ケアマネの頃に知っていたらどんなに救われただろうかと思った言葉をご紹介します。
「慣れない幸せより慣れ親しんだ不幸」
閉じこもり、ゴミ屋敷、精神疾患を抱える家族が共依存しながらの生活、経済状況の悪化、医療、看護、介護の介入拒否・・・。
様々なケースに対応しなけれ
介護する人、受ける人の心を支える (自己紹介)
自己紹介
はじめまして。rikoです。
介護する家族。介護を受ける人。
介護スタッフ。
ケアマネや生活相談員。
介護事業所の管理者。
介護をする人も受ける人も
一度は心を病みそうになった経験があるのでは?
私は何度もありました。
そこで、心理学や対人援助技術など様々な分野を学び、たどり着いたのが、EAPメンタルヘルスカウンセラーです。
介護職やケアマネとして約30年間、現場で培った経験にくわ