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本を並べる楽しさ

みなさん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


私の地域はおかげさまで、台風による目立った被害はでませんでした。

相変わらず猛暑に悩んでいるのですが、この猛暑も今日までのようです。

その天気予報の言葉を期待して、明日からの過ごしやすい天気に期待したいと思います。


今日は午前中に思い切って本棚の整理をしました。

あらかじめ予定していたわけではないのですが、急にやりたくなったのです。

私は、自分の望みの通りに本棚を整えたのですが、そこで本を読むだけではなく、並べる楽しさにも、改めて気付いたのでした。



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人によって、本の並べ方はさまざまだと思います。

・「国内」と「海外」を分類した上での、著者の「あいうえお順」

・「文庫本」と「単行本(ソフトカバー)」を分類しただけ

・「ジャンル分け」して、それぞれの本棚を作っている

・本の順番や高さは関係なく、なんとなく並べている

・気に入っている本を本棚でも前方に出している

etc・・・

ここには書いてない、こだわりの並べ方をしている方も、いらっしゃることだろうと思います。


最後に本棚をいじったのは、まだ就業していた頃だったのは覚えています。

その頃も、自分なりにこだわりある並べ方で、並べていました。

ですが、事前に「この日」と予定して整理していたわけではなく、その瞬間の”整理したい!”という気持ちを元に、急に予定を入れることがあったので、多くの場合で、予定していた時間を超してしまうことが多かったです。

一応、制限時間を設けて、時間内に片付けることはできていたのですが、最後の方になると、時間が足りないという状態に陥り、並べるというよりも「とにかく空いている所に詰め込む」という作業に成り果てていました。

「とにかく空いている所に詰め込む」というのは、本の分類をしないのはもちろん、上下逆さまだったり、1冊の本だけ不自然に突出しているという状態を作りだすことになるので、気持ちとしてはすごくモヤモヤします。

ですが、時間的には次の予定が押してくるので、一旦は詰め込んだ状態にせざるを得ないのです。

やっと一日が終わって、自由時間に直そうと思っても、他のことで体力や気力を消費しすぎて、体が動かず、ぼーっと起きているので精一杯で、結局直せないまま置いていました。

そして、次の日は就業で、本棚に関心を向ける余裕がなく、そのまま放置してしまっているという、悪循環になっていました。


きっと、もし本が、人の言葉を話せたなら、私はかなり怒られていると思います。

私の本棚にある以上は、本だって大切に並べられたいだろうと、思ったからです。


それでも本は言葉を話さないので、詰め込まれたままで、文句も言わずにただじっと佇んでいます。

扉を開いて、はじめに、上下逆さまだった本を、他の本と同じ様に並べました。

その風景は、やっとこの「日常」に溶け込めたという、分離されていた空間が統合されたような感覚がありました。

その感覚から、今日の午前中は本棚の整理に使い、心ゆくまで並べることができました。


心なしか、本もキラキラと輝いて見えたので、私も大満足できました。



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ちなみに、私の本の並べ方は、

「一緒に並べたいと感じられる本を束ねて、よく読む本を全面に出すこと」

「画集や絵本を見やすい所に置く」

「ゴスロリの小物も一緒に置いてみる」

「ノートも一緒に並べてもいい」

といったイメージを決めて、並べていきました。

著者で分類した部分もありますし、ジャンルで分類した部分もあります。

いろいろな分類方法を、かいつまんで並べることが、創作をしているようで、とても楽しく感じたのです。


「ノートはまだ分かるにしても、なんでゴスロリの小物を置くの?」

と、突っ込んでいらっしゃる方もいるでしょう。

ゴスロリの小物を置いたのには、これらを身に着けて読みたい本、持っていたい本を並べて、自分の世界観が見えるようにしたいと思ったからです。

このカチューシャ、ヘッドドレスを着けて、この本を静かに読みたいというイメージを湧かせ実行することも、私の楽しみの一つです。


本の並べ方一つ取っても、隣り合う題名によって、その本のイメージやカバーの色彩に対して全く違うイメージが持てるのです。

その並びを想像することは、私の創作意欲をくすぐってくれ、ひいては、どんな私で、これらの本を読みたいと考えるのかという、きっかけになります。

「森のカフェの店主になった気分で、植物の本を読みたい」

「不敵な笑みを浮かべながら、心理学の本を読みたい」

「星の探求者になりたいという勢いで、星座の本を読みたい」

と、いった感じにです。


私は、自分で本を並べることは、自分自身の世界を創造することだと、思っています。

本だけでなく、本を読みたいと思わせてくれる装飾を置くとか、本と一緒に置いていたいものを一緒に置くことも、楽しいと思っています。

自分の並べ方一つで、本の顔はがらりと変わります。

自分の世界が見えなくて不安な時に、本棚を見れば、私の世界はそこで待っていてくれます。

疲れた時の休息所として、心癒す安息の地として、挑戦する際の秘密基地として。


本を並べることが「創作」につながると分かって、とても嬉しい気持ちになった一日でした。


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トップ画像は yuika様 からお借りしました!

ありがとうございました。


みなさんからの、スキやコメントやフォローに、日々感謝しています!

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさん、素晴らしい本日和を!



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禧螺
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