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そうだ 僧侶、なろう。10 子宮全摘出術+完結篇
離婚後、英語塾も軌道に乗り、中高の英語1種教員免許も無事取得し、だいぶ自立した感があった頃。
生理時に大量出血。
元々生理痛はひどかったが、更にひどくなる。
でも、閉経前の最後のあがきだろうと思って、放置。
2020年6月。
生理中に下腹部が破裂するんじゃないかと思うくらいの激痛。
子宮筋腫が、生理への影響が大きい場所にできていた。
治療は2択。
・ホルモン治療をして生理を無理矢理止める
・手術をして、筋腫だけ、もしくは、子宮そのものを摘出する
いきなり手術は抵抗があったので、まずは、ホルモン治療開始。
半年の間、毎月1回、ホルモン注射を打つ。
薬が強いために、副作用(更年期障害)がひどく、生理は止まったものの、しんどい思い。
ホルモン注射は、それ以上打つと骨粗鬆症になるため、その後は、薬物療法で、生理を止めていた。
が、薬の効き目が弱く、少量の出血が永遠にちょろちょろ。
流石に、閉経するまで、ずっと少量の出血が続くのは、精神的にきつい。
閉経の兆しがあるかどうか、医師に聞くと、もうしばらくかかるだろうとのこと。
離婚後、パートナーに恵まれることもなく、「女」としては枯れっ枯れっの状況。
だぁああれもいない(笑)
当時46歳で、仮に運命のお相手と出会ったとしても、妊娠できる確率は低いだろうということで、子宮全摘出術を決断。
手術は、1週間入院し、退院後1週間は自宅療養、というスケジュール。
コロナ禍真っただ中で、両親には伝えず。
母がズバリ『お父さんは心配性』ならぬ『お母さんは心配性』 だったため(笑)
よって、2週間、子供達の食事や洗濯、掃除など、どうしたものかと。
塾生の保護者やママ友などが手伝うよ、と言ってくださり、十数人の隊員から成る『お助け隊』結成。
病院の送迎、手術の立ち会い、毎日の朝食のパンや夕飯のおかずの準備を『お助け隊』がやってくださった😭
土地柄、旦那様がほんまもんのシェフや調理師だったり、そうでないお母様方も料理の腕がプロ過ぎて、退院後、毎日豪華な食事をいただくことができちゃいました(爆)
もう一生、病気の方が良いんじゃ?って不謹慎なことを思ってしまうほどで💦
本当に本当にありがたかったです😭
その後、卵巣を取っていないので、頭痛、腹痛、腰痛、眠気などの生理痛はあるが、下腹部の強烈な痛みはなくなり、月経もなくなり、快適に過ごせるように。
同年3月、たまたま上野千鶴子先生のオンライン講演会を見ていて、上野先生が、こういう混沌とした時代に生き延びる知恵として
「「受援力」=助けてと言う力」
や
「孤立しない/迷惑をかけてもいい→上手に迷惑をかける知恵」
の重要性を説いていた。
いわゆる、このnoteにもたびたび出てくる、すぐ助けを求める
「のび太気質(私の勝手な造語だけど😅)」
の話です。
別の講演会でリアルで見た上野先生の元々の印象として、あまり人の助けを乞うことを是とするような方には見えていなかったので、意外でした。
そして、気付けば、自分、聞いた数カ月後に実践していましたよね、受援力✨️
潜在意識にあったのかしら〜
これも縁起✨️
皆様も一人で抱え込まずに「受援力」「のび太気質」発揮すべし!!!
いやぁ~、この手術の入退院後、当時高3の長男と私、本当に色々大変でしたので、「お助け隊」がいなければ、私、たぶん、再入院していました。
たぶん、子供たちも私も朽ち果てていた…。
そのくらい「お助け隊」の存在は大きなもので、家族が本当に救われました😭
この経験を機に、これまで私たち家族を助けていただいた方々に恩返しをしたいという思いが一層強くなります。
ちょっと、ここで、これまでの人生のおさらい。
いじめられて自殺を考えた経験があった
一番ひどいのは小学生の時だったが、その後も、少なからず、性被害(痴漢、セクハラ等)に遭っていた
離婚・ひとり親の辛さを身をもって体験
教職課程在学中、中学の教育実習に行ったときに、不登校や保健室登校の子達が辛そうなのを目の当たりにした
+大学生の時↓のように思っていました。
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当時、唯一関心を持てるものが非営利活動だけだった。
自分自身が、幼い頃、いじめに遭って自殺を考えたり、性被害に遭い誘拐されそうになったりもしていたので、いじめ自殺問題や性被害問題は他人事ではなく、同じように辛い目に遭っている人達がかけこめる場所、居場所をどうにか作れないかと考えていた。
(そうだ 僧侶、なろう。2 きっかけは戦争篇より)
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↑これらが融合して、いつしか、自分の経験や能力を社会に還元し、良循環を作ることで、私や私の子供達を助けてくださった方々に恩返しができないか、という考えに至ります。
直接的にではなく、まわりまわって恩返し、みたいな。
NPOやフリースクール設立も考えましたが、なんかピンと来ず・・・。
っていうか、子供達3人を、ひとりで見つつ、これらをやることは、feasibleな気がしなかった。
子宮全摘出術を行った同じ年の2021年。10月。
英語と国語のみの言語に特化した我が塾。
塾生が受験生になると、他の教科も!ということで、別の総合塾へ、やめていっちゃうんですよね…。
その流出に歯止めを!
ということで、数学の免許も取って、せめて三教科対応の塾にしようかな?と考え、ネット検索。
佛教大学通信教育課程にBINGO!
パンフレット請求。
パンフレットの「浄土宗教師コース」(師僧がとったやつ)が目に留まる。
あ。数学より断然仏教!(←どっかで聞いたことあるような(笑))
ブッダ(お釈迦様)に倣い、
ヒトを苦しみから解き放つお手伝いをすることで、恩返しができるじゃないか🫢
ほんまもんのかけこみ寺ができるじゃないか🫢
今の塾を、ほんまもんの寺子屋にできるじゃないか🫢
と歓喜✨
そうだ 僧侶、なろう。
やっとこさ、
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!!
みなさま、大変お待たせいたしました🙇
「そうだ 僧侶、なろう。」シリーズ、これにて終了でございます。
同称十~念(どうしょぉおおおじゅううぅねん)
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏南~無阿弥陀~仏~
おわり
※写真は、長年の友人が入院する際に病院まで乗せてくれた、はっではでなオープンカー(爆)
この車で病院入りし、これから人生初めての手術を受ける人のようには見えず…(;'∀')
まるで、高級ホテルにワクワクしながら泊まりに来た客(爆)
そして、この頃の私、デブ過ぎるー(笑)
身長167㎝あるのですが…、この頃っていうか…離婚後、酒とストレスで、60キロ越えの巨体だったので(笑)
今、10キロ弱痩せたので、別物になっています(笑)
学生の時の体重に戻った(笑)
ライザップの宣伝出られるレベル(笑)
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