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#実話
億を売る妻No.19 1日だけの事を考えて生きる
3人目の子供を産んでからも、
やはり仕事が中心の生活でした。
妻に時々この先どうなりたいのかを、
聞く事があったのですが、
「いつもどうなりたいかとかは
まったくない」
と答えが返ってきます。
「今年の売上目標とかはあるのか?」
と私が質問しても、
「1か月の売り上げ目標すらない」
と妻は答えます。
妻はおそらく
ビジョンを持つという感覚がわからない
のです。
なぜなら妻は
億を売る妻No.18 出産しながら稼ぐ
妻は仕事に没頭する日々を
続けていく中で、
新たな出来事が起こりました。
妻が3人目を妊娠した事がわかったのです。
妊娠がわかってからも、
仕事の手を緩める事はありませんでした。
長女と次女で経験した出産の苦しみを、
味わうと仕事に支障をきたす為、
無痛分娩をする事に決めていました。
出産する日時も決まっていましたが、
妻は当日の直前まで仕事をしていました。
商品の買い付け、写真撮影、商品の出
億を売る妻No.17 予測で判断しない
アルバイトさんに、
来てもらうようになってからも、
自宅マンションでの
仕事を続けていました。
始めは1人のアルバイトさんに
手伝ってもらっていましたが、
徐々に販売数を増やしていきました。
極力リスクは避けたい妻でしたが、
梱包作業が追いつかず、
アルバイトさんが
2人、3人、4人と増えていき、
マンションは、
在庫で溢れ返り出していきました。
3LDKのマンションで、
家族4人在庫まみれ
億を売る妻No.14 徹底的にリスクを避けようとする
新築のマンションも完成し、
実家を離れて新しい暮らしがはじまりました。
妻も1人で仕事をする事では、
手が回らなくなっており、
アルバイトさんに来てもらう事になりました。
私の仕事はというと、
営業のインセンティブも、
基本給にプラス7万円くらいは
付くようなっていました。
営業面では順調だったのですが、
上司との折り合いが悪くなっていました。
私も30代半ばに差し掛かっており、
ある程度自分
億を売る妻No.13 商売というゲームにハマっている
実家での妻は、
育児と家事を完全に私の母にまかせ、
商売に専念していました。
そして商品数も徐々に増えて行きました。
定年後の父親も妻の梱包などを、
手伝うようになり、
私も会社から帰宅後に、
夜中まで梱包を手伝う事もありました。
私だけではなく、
私の両親をも巻き込んでいきました。
そして実家の家には、
在庫の種類や数が段々と増えていき、
私が帰宅してもひたすらに、
商売の事をやり続けていまし
億を売る妻No.12 商売を最優先させて生きる
同居する際に両親からは、
半年だけと言う条件だったので、
その後はどうするか、
ということになっていました。
これからの事を考えると、
賃貸で住むよりも、
分譲マンションを買って、
ローンを組んだ方が良いと、
親の提案もありそうする事にしました。
しかし妻はマンションを買う事に
まったく興味を示さないのです。
私がマンションの事で相談しても、
「立地はこっちの土地勘ないし、
よーわからん。
億を売る妻 No.11 商売を継続する道を選ぶ
妻が商売を始めてからも、
相変わらず貧乏生活は続きました。
妻は食品は激安スーパーで買い込み、
食事は閉店間際の見切りの惣菜を買い、
お酒は1.8リットルの紙パックをチビチビ飲んでいました。
休日お昼は決まって安上がりな、
焼きそばを食べました。
私が休みの日のほとんどは、
妻の買い付けに同行して、
仕入れ先を探しまわりました。
それでも何とかやっていっていたのですが、
また新たに問題が起こ
億を売る妻 No.6 人の問題を自分の事のように考える
勢いよく辞めてみたものの、
再就職への道は厳しいものでした。
彼女はここを離れる気が無かったので、
私が自動的にこの町で再就職するしかありませんでした。
しかし人口2万人ほどのこの町には、
職種自体も少なく私に出来そうな仕事もなく、
ここから車で1時間程度で通える、
大手企業が支店を構えるくらいの街があり、
そこで仕事を探す事にしました。
条件はもちろん初任給がある程度貰えるところと、
も
億を売る妻 No.4 問題に対してすぐに行動して解決する
私が一人でいる時は、
これまでのようにまだ精神的にしんどい時があり、些細なことで落ち込んでしまったり、
パニックになるのではないかと、
いつもうつの薬を持ち歩いていました。
ある日彼女が私の部屋を掃除している時、
うつ病の薬をしまっていた箱をみつけました。
その箱を手に取り
「なにこれ?えっうつの薬?意味わからん、
こんなんいらんし捨てるよ。」
とその場で持っていたゴミ袋にポイされてしま
億を売る妻 プロローグ
私(otto)にとっての20代後半から30代前半は人生のどん底にいました。
夢を諦め、仕事も上手くいかず、お金もない。全てに自信をなくしてしまい、
浴びるほどお酒を飲む日々を送っていました。
しかし、今の妻との出会いをキッカケに、
人生が好転していきます。
自らの好転と言うよりは、
彼女に引っ張られながら好転していきました。
そして6年前彼女が自宅で初めた商売が、
今では億を売上げるまでに成長