億を売る妻No.19 1日だけの事を考えて生きる
3人目の子供を産んでからも、
やはり仕事が中心の生活でした。
妻に時々この先どうなりたいのかを、
聞く事があったのですが、
「いつもどうなりたいかとかは
まったくない」
と答えが返ってきます。
「今年の売上目標とかはあるのか?」
と私が質問しても、
「1か月の売り上げ目標すらない」
と妻は答えます。
妻はおそらく
ビジョンを持つという感覚がわからない
のです。
なぜなら妻は
今日一日のことだけを考えて生きている
からです。
妻にとっては、
1年後という遠い先の
不確かな目標を立てるよりも
今日の売上目標を達成する事の方が
遥かに重要な事
なのです。
妻は商売を始めた頃から
手帳にその日の売上を
書き出していました。
誰に決められた訳でもなく、
今日最低でもいくら売る!
という売上目標を決めてきました。
そして1日の目標を完遂する事に
全てを捧げていくのです。
目標を達成できなかった日は、
ツライツライと言いながら泣きます。
そして達成出来なかった日は、
翌日になっても諦めません。
前日に足りなかった分を補填できるように、
翌日に取り返しに掛かります。
そして翌日に余分に稼いだ分を、
前日に加算して、
常に1日の目標を達成させていきます。
その売上目標額を少しずつ上げてきました。
1日づつ確実に売上を
数字として達成させていくので
売上が上がる方向にしか向かわない
のです。
その積み重ねによって、
続ければ続けるほどに、
売上げられるようになっていきました。
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つづく