六義園の紅葉、ライトアップで浮かぶ幻想的な風景
六義園は、第5代将軍である徳川綱吉の寵愛を受けた柳澤吉保によって元禄15(1702)年に造られた回遊式築山泉水*の庭園。小石川後楽園とともに江戸の二大庭園と呼ばれています。園内には和歌や中国の古典に詠まれた景観を映し出す八十八境が配されており、樹々が色づくこの季節は夜間のライトアップも愉しめます。
見どころのひとつである渡月橋は、「和歌のうら 芦辺の田鶴の鳴声に 夜わたる月の 影そさひしき」という和歌より名付けられた橋。2枚の大岩で渡された橋は安定感があり、周りにはたくさん