manamiの私ごとですが#05南伊豆町で昨年ウルトラ→今年ぼちぼちフルマラソン
11月も下旬となり、さすがに朝晩は冬を感じるようになりましたね。
でも今日はぽかぽか陽気で、気分的にもホッとします。
さぁ、今年もマラソンシーズン突入!ということで、11月17日に「第1回南伊豆町みちくさぼちぼちフルマラソン」に参加してきました。
この大会、実は昨年まではウルトラマラソン大会だったんです。
「ウルトラマラソン」とは「フルマラソン(42.195km)」より長い距離を走る競技のこと。
私自身、6年ほど前に「初心者歓迎!」の文字に惹かれて入ったランクラブではじめて「ウルトラマラソン」というものがあることを知りました。
「ウルトラはフルよりゆっくりだから楽しいよ」
「きれいな景色を見て、おいしいものが食べられる“大人の遠足”だよ」
ウルトラを走る強者ランナーさんたちは口々にそんなことを言っていて、写真を見ると確かに楽しそう。
皆でディズニーの仮装してたりして。
とはいえ10㎞走るのがやっとだった私にはまったく縁のない話で、「へぇ、すごいですね!」とただただ聞いていました。
それから5年ほど経った昨年、走力が同じくらいのラン仲間さんと「ウルトラに挑戦してみようか」という話に……。
ノリと勢いだけで「第10回南伊豆町みちくさウルトラマラソン」にエントリーしてしまいました。
というのも、以前参加した皆さんから何度も「楽しいよ」と聞いていた大会だったこと。
何より背中を押されたのは、「2023年の第10回が最後の大会になる」ということでした。
「最後なら行くしかない!」と血迷ったわけです。
100㎞、78㎞、66㎞のコースがありましたが、もちろん私たちは66㎞にエントリー。
半年以上前から時々練習したり、さぼったりしながら準備をして、昨年11月、なんとか人生初のウルトラマラソンを完走することができました!(拍手)
やっぱり66㎞は長かったけれど、周りのランナーさんたちと妙な一体感が生まれて、お話ししたり、励ましてもらったり。
「33㎞地点でハーフか……」と思った時が一番きつかったですが、町民の皆さんの声援にこたえながら11時間以上かけて無事にゴール。
疲労困憊は大前提として、「長い分楽しい」は間違いではなかったかな、と思います。
自分でもよくがんばった!と自画自賛(笑)
そんな思い出深い「南伊豆町ウルトラマラソン」は惜しまれながら第10回大会で終了したのですが、今年の春頃、嬉しいお知らせが届きました。
2024年は新たに「第1回南伊豆町みちくさぼちぼちフルマラソン」の開催が決定!
私たちが飛びついたのが、「5時間以内にゴールしたら失格!制限時間9時間」というルールでした。
「ぼちぼち」たるゆえんですね。
昨年はウルトラに挑戦したものの、基本フルマラソンをやっとの思いで完走するレベルの私にはとても魅力的でした。
しかもエイド(給食、給水ステーション)が11か所もあるって!!
大会当日は朝8時スタートなので、前泊して前日に受け付けを済ませました。
エントリーする時に宿泊も申し込んでおくと、南伊豆観光協会が民宿を手配してくれます。
11月17日は朝から良いお天気!
お天気過ぎてちょっと暑いかも?
目標はすべてのエイドを制覇すること!
町長さんの開会のあいさつも「フルマラソン走っても体重が増えるこの大会を思い切り楽しんでください!」でした(笑)
南伊豆の地形からして、海岸線は平たんだけどとにかく山が多い。
上り坂は歩き、下りだけ走る。
そんな感じで「ぼちぼち」進み、「そろそろ疲れたな……」という頃に次のエイドが見えてくる。
ひたすら食べて、「また次まで頑張ろう!」を繰り返します。
改めて思うこの大会の魅力は、町を上げてランナーを応援し、子どもも大人も皆さんで大会を盛り上げてくれていること。
エイドのおもてなしはもちろん、家の門の前や窓から声援を送ってくれる町民の皆さん、海岸や畑で作業をしながら手を振ってくれる方もいらっしゃいました。
「温かいなぁ」って感じながら走れるなんて、素敵な大会だと思いませんか?
私は当初の目標通り、エイドを完食して日暮れ前にゴール。
ヘトヘトになりましたが、記念すべき第1回大会に参加できたこともなんだか嬉しい。
来年はいろんな人に声をかけて、また皆で参加したいと思います。
「ゆるいマラソンなら出てみたいかも」
「おいしいものが食べたい」
「楽しそうだな~」と思った方、来年ぜひエントリーしてみてくださいね♪
ちなみにこの大会、途中で疲れたら「スタッフの車でワープ」という裏技もありますよ!