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わたしの話

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わたしを知るためのヒントのような話。
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わたしの父。

わたしの父。

父について思い出しながらちょこちょこ綴っていっています。

もしまだ読んでなければこちらを先に。

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誰のせいでもないことが一番やっかいなの-2-

誰のせいでもないことが一番やっかいなの-2-

昨日、インスタに松田聖子さんの赤いスイートピーの弾き語りを投稿した。

その歌詞の中に、

とあって、瞬間的に
"タバコのにおいのするシャツ嫌だな"
"タバコのにおい大嫌いなんだよな"
と思ってしまったのと同時に、なんだかちょっぴり懐かしい記憶も蘇った。

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誰のせいでもないことが一番やっかいなの。

誰のせいでもないことが一番やっかいなの。

そう。
わたしはいつものように誰かのせいにしたかった。

子供のころ、よく母に言われていた。

"ほら、またヒトのせいにして!"

わたしは、わたしが悪いことをしても、

"○○があんなことしたから、仕方ないじゃん"
"○○が先にしたんじゃん!"

なんて、ヒトのせいにしてしまう子だった。

子供ながらにも、ヒトのせいにしてしまうたびに、なんだか分からないけれど、自分の価値が少しずつ少しずつ下がっ

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左耳に蝉が住んでいるはなし。

左耳に蝉が住んでいるはなし。

(突発性難聴になったことのうす覚えキロク。
からタイトル改めました。すでに読んでくださった方、紛らわしくて、すみません!)

.

先程、Instagramでいつも拝見している大好きな方が'突発性難聴にかかった話"、というpostをされていて。
そういえば私もじゃん。とおもい、記憶おぼろげながらも書いてみようかな、と!

案外しぶといし強いのだ

案外しぶといし強いのだ

前記事を書いたおかげで、まだ完全に気持ちが上昇せずにいる今日の朝。

このままの気持ちでついでにもう少し書いておこう。

自分のミスをすぐに認めることができず素直になれなかった、というところ。
認めてしまうと、どん底に落ちて、もう這い上がれなくなってしまいそうだったから。
自己防衛反応。よく言えば。

わたしはそれを5分ほど自分の中でごちゃごちゃに混ぜ込んで混ぜ込んで撹拌して飲み込んで、結果受け入

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眠れない夜に、昨日の夢のはなし

眠れない夜に、昨日の夢のはなし

なんと普通なタイトル。
文章を書くことが得意な方はタイトルからして違う。
そんなことを思いながら、
今日は眠れそうにないので、
昨日の夢のはなし。

キーワード :   虎と馬と亀

(すみません、書き足りていない気がして、ちょこちょこ書き足しています……)

……

昨日は夢をみっつ見た。

わたしは眠りが浅いのか(?)夢をよく見る。
多い時は、起きた時、今日6つもみたなぁ〜となる。しかも全部覚

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一度好きになったものは嫌いになれない

一度好きになったものは嫌いになれない

食べ物とかは体質変化とかで好き嫌いが変わることはあるよね。他のものでも好みの変化はあるだろう。

私が今聞きたいのは、人に対してのこと。

人を好きになると、わたしはずっとその人が好きだ、とおもう。(記憶よ、、、甦れ……たぶんそう)
好き!という表現は極端かつ曖昧だから誤解が生じるかもしれないけれど、決して嫌いにはならない、ということ。
もし、嫌いになることがあるとしたら、それはとてもとても稀だと

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いつかくるその時は、

いつかくるその時は、

7/13、親友のお母さんが亡くなった。
LINEでお知らせをうけて、すぐ親友に電話をかけ、話を聞きながら一緒に泣いた。
こんなに突然亡くなるなんて思ってもみなかった。

お葬式は家族葬とのことだったけど、通夜には参列させてもらえて、親友のお母さんの最期の優しいお顔も、長女として凛としながらも時折涙を流し頑張っている親友の姿もみることができて、よかった。
そして、これからもずっと親友の心のそばにいた

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父を消した日。

父を消した日。

父はわたしの名前を呼んだ。まわりはなにかざわついている。
でも、この、ざわついている、というのはあくまでもわたしの想像でしかない。父が"そういう"行動をしたということをあとから知らされたからだ。
わたしにとっては、父の"そういう"行動は、辛いことでしかなかった。

『名前を呼んだだけなのに、ひどいね』
『ほんとうのことを言ってしまえばいいのに』
どこからか声がする。

知られたくなかった、恥ずかし

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洗濯が終わるまであと3分。それまでに書き留めておこう、ばあちゃんのこと。

洗濯が終わるまであと3分。それまでに書き留めておこう、ばあちゃんのこと。

ばあちゃんとは、16年間程一緒に住んでいた。


私は小さい頃はばあちゃん子だったみたいで、当時住んでいた一軒家から、よくばあちゃんの自転車の後ろに乗って、ばあちゃんちに一人お泊まり、というのをしていたらしい。
あんまり覚えていないのだけど、なんとなくばあちゃんちの枕の感覚だけは覚えている。

それとよく周りからは、ばあちゃんにそっくりねーと言われてた。ちっちゃい頃は丸々としていたからかな。
(

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音楽遍歴③ 吹奏楽と一生の友。その二

音楽遍歴③ 吹奏楽と一生の友。その二

晴れて、高校に入学した。

吹奏楽で推薦入学させてもらったのに、私はこの期に及んで、"吹奏楽に入部しなくてもいいのではないか?…"という考えが頭の端っこにあった。
それはたぶんこの高校の吹奏楽部が優秀で盛んだったから。
自分がこの中でやっていけるのか、不安があったから。
練習が厳しそうだったから。

ちょっと逃げ出したいかも、と頭の端っこで思っていた。

でも、推薦入学をしたという手前、それを裏切

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音楽遍歴③ 吹奏楽と一生の友。その一。

音楽遍歴③ 吹奏楽と一生の友。その一。

今まで音楽遍歴①、②、と書いてきたけど、
わたしの人生の中で最も影響があったものといってもいいのが、この③。

正しくは、吹奏楽に影響があったわけではない。

吹奏楽部にいたことで、出会えた友のこと。



中学に入ると部活というものに入らなければならない。
さぁ何にしよう、と思った時、運動が苦手な私は選択肢が必然的に吹奏楽に絞られていた。
もちろん運動部じゃないもの、のなかには美術部もあったけ

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音楽遍歴②合唱団のはなし。

音楽遍歴②合唱団のはなし。

私が通っていた小学校は、歌に力を入れている学校でした。

朝礼の時間には、歌の時間みたいなものがあり、スピーカーから歌が流れてきて、テレビには放送クラブお手製の歌詞が流れてくる。
それを見ながら、みんなで合唱する。

毎週月曜の全校朝礼では、全校生徒が運動場に並び、みんなで歌を歌う。

などなど。

そして、確か三年生か四年生になると、希望すれば入れる合唱団がありました。

私は全然歌が上手いわけ

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音楽遍歴①わたしとピアノの関係性

音楽遍歴①わたしとピアノの関係性

私は音楽がすきです。
音楽がこの世に存在しなかったら、どんなにつまらないものだったんだろう。とおもいます。
(ほら、もし○○がなかったら。という、悪い想像がはじまりました。癖ですね)

わたしが軽く音楽に関わってきたことをまず書いてみようかな、とおもいます。



保育園年長さんくらいのときに、ピアノを習い始めました。
二つ上の姉がピアノを習い始めたので、という単純なもの。
音楽教室に通う、タイ

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