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#最近の学び
あなたと一緒に、仕事がしたい。"働く理由" はそれしかなかった。
「みなさんに、退職のご報告があります。」
部長の口からその言葉が飛び出したとき、辞めるのは彼ではないと知っていたはずなのに、大きく心臓が波打った。
実際は、部下の退職報告を代わりにしたというだけの話だ。けれどわたしはそのとき、不意をつかれて思わず息を呑んだ。
そして、考えた。
もし、彼が今、本当に会社を辞めてしまったら。
わたしは一体、どうするのだろう?
しばらくの間、放心状態になってし
恋人の家族と1泊2日のキャンプをしたら "ちょうどいい距離感" を越えたくなった。
彼の家族と、はじめて1泊2日の旅行をした。
正確には、泊まりでキャンプに行った。
ちなみに、「彼」というのは付き合って1年半の恋人のこと。
まだ正式に結婚や婚約などをしている間柄ではないのだけれど、将来のことはふたりで話していて、お互いの家族にも何度か会ったことがある。
「今度の休みに家族でキャンプに行くんだけど、一緒にどう?」
1ヶ月前、彼にそう誘われたわたしは、
「楽しそう。行きたい
義母の実家を訪ねたら、家族が20人増えました。
お義母さんの実家がある山梨へ、彼の家族と一緒に挨拶に行った。
山梨の大家族の話は彼からもたびたび聞いていたのだけど、想像以上、というより「話を聞いて知識として知っているのと、実際に体験するのはまったく違う」ということを、強く実感した2日間だった。
3人の叔父さんや9人の従兄弟とまるで親友のような距離の近さ、親族がみんな半径1km圏内で暮らしていること、ほぼ同い年で働きながら5児の母をしている人
誰かを照らしたい。だけど、自分も輝きたくて。
そうか、そういうことだったのか。
北野唯我さんの『天才を殺す凡人』という本を読んで、今まで自分の中にずっと存在していた、矛盾の正体がわかってしまった。
正確に言えば、その本の巻末に付されている「ブログに寄せられた感想」によって、それが明らかになった。
目の前を覆っていた霧が晴れて、視界がぱっと明るくなり、すべてが繋がったような気がした。
そうか、そういうことだったのか。
だから、わたしは
あの日、燃え尽きてしまったわたしへ。いま贈りたい3つの処方箋
昨年の4月に念願の社内表彰をされてから、わたしは生まれてはじめて、いわゆる「燃え尽き症候群」の状態に突入した。
巷では何度かその言葉を聞いたことがあったけれど、実際に体験したことはない。
だから、自分が突然「なにもやる気が起きない」という状態になったとき、はじめは「長い期間頑張っていたから、疲れが溜まっていたのかなあ」くらいにしか思っていなかった。
あれ、ちょっといつもと違うかも……?
と
誕生日サプライズ旅行の企画には、"マーケティングの本質" が詰まってた。
今年いちばんの重要プロジェクト「恋人へのサプライズ誕生日企画」が、無事に成功を遂げた。
今年の5月、わたしの誕生日にサプライズ旅行をプレゼントしてくれた彼へのお返しに、4ヶ月前から夜な夜な準備してきた渾身の企画。
昨年の失敗を活かして臨んだ、今回の企画に対する反応は、
「本当に楽しかった!こんなに俺のことを考えて、緻密に設計してくれるなんて思ってなかったから、驚いた。」
と、興奮気味なもの
「夏の匂いがわからない」彼にわたしは、救われた。
わたしの恋人は、夏の匂いがわからない。
夏の匂いだけじゃなくて、金木犀の香りが空気に溶けはじめたら「秋がきたなあ」と感じることとか、春になったら明るい色の服を身に纏いたくなる気持ちとか、そういった季節にまつわるものすべて、「わからない」のだと言う。
「菜波は俺が、夏の匂いがわからない人でもいいの?」
以前、彼にそう聞かれたことがある。
「それでも、いいよ。」
そのときのわたしは、たしかそ