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徒然なるままに

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ふと思ったことや考えたことを書いています。
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記事一覧

【徒然なるままに】美味しそうに食べる人

【徒然なるままに】美味しそうに食べる人

先日夫と某回転寿司に行った時のこと。
カウンターで、私の左の席が夫、そして一つ空けて40代くらいの女性が座っていた。

一人で来店していたようだが、その女性、お寿司を口に入れては「うんうん」という感じに首をコクコク。
足をパタパタさせていたらしい。

らしいというのは、私はその時気づかなくて、帰りの車の中で夫から聞いたのだ。

首コクコクの足パタパタ。
よほど美味しかったんだろうねって。

その人

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【徒然なるままに】盆踊り

【徒然なるままに】盆踊り

私が子どもの頃に居た地域では8月の14、15、16日の三日間盆踊りがあり、それは自分にとって夏の楽しみの一つだった。

やぐらを中心に煌々と灯る提灯の下、こんな夜にたくさんの人達が集まって曲に合わせて踊っている。
はだか電球に照らされた夜店に並ぶ見慣れない魅力的な品々。

この非日常に身を置くためにはその日必ずお昼寝をしなければならなかったのだけれど。

小さい頃は親に連れて行ってもらっていた盆踊

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【徒然なるままに】土足厳禁

【徒然なるままに】土足厳禁

先日車で出掛けていた時のこと。

隣の車線のドライバーが車からタバコを持った手を腕ごと出していた。

以前はよく見かけたけど、いまだにそういう人っているんだ。

そう言えば「禁煙車」や「土足厳禁車」もあったなぁ。

最近でもそういう車ってあるのだろうか。

「禁煙車」でぷぷっと思い出すのが、昔男友達と海に遊びに行った時のこと。

ピカピカの白のスカイラインは例に漏れず土足厳禁。

流石に中も綺麗に

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【徒然なるままに】箱の思い出

【徒然なるままに】箱の思い出

友人と京都のポンペイ展に行った際に、私の大好きな「河井寛次郎記念館」にも付き合ってもらった。

この記念館は陶工、河井寛次郎氏が生前住んでいた家で、日本各地の民家を参考にしつつ、独自の構想のもとに設計し、建てられたものであるらしい。

ここの存在を初めて知ったのは、高校生の時に、有志で先生に連れて行ってもらった時だった。

木と土の優しい空間。

ゆったりと流れる時間。

大人になってからも何度か

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【徒然なるままに】幼い日の思い出

【徒然なるままに】幼い日の思い出

先日スーパーで赤紫蘇を売っていたので買って帰り、紫蘇ジュースを作った。

紫蘇を煮出して出る赤紫色はクエン酸を加え、更に鮮やかになる。

綺麗な色だなぁと眺めていて、ふと子どもの頃に色紙を浸して作った色水を思い出す。

そこから思い出はもう少し遡り、そういえばその辺にある色んなものを混ぜてぐっちゃぐっちゃやるのがマイブームだった頃があったなぁと。

あれは幼稚園の年長さんの時。
その頃観ていたテレ

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【徒然なるままに】突っ込む人達

【徒然なるままに】突っ込む人達

先日車で出かけた時のこと、私は一方通行の出口にある交差点で、右折するために信号待ちをしていた。
ところがこちら側の信号が青になったにも関わらず右側から来た車が目の前を走り抜け、続けてもう1台。
小さな交差点なので黄色で突っ込んで来たのではなく、交差点に入る前に既に赤になっていただろうに。

2台目は、前の車について走り抜ければいいと考えたのだろうか。

そして、あろうことかもう1台、3台目も堂々と

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【徒然なるままに】継続

【徒然なるままに】継続

とりあえず一週間noteを更新してみようと決めて、無事一週間続けることが出来た。
内容は別にして、とりあえず毎日更新出来た事が自分にしたら上出来だ。

自分はとにかく継続して何かをやるということが出来なくて、そう言えばと思い出したのが、昔書こうとした「5年日誌」 
416ページ 
タテ26.3cm×ヨコ18.6cm×厚さ2.5cm
1ページが五段に分かれていて、1番上の段は1年目、二段目は2年目と

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【徒然なるままに】幸せと不幸せ

【徒然なるままに】幸せと不幸せ

幸せとか不幸せって、自分が他人に何を投げかけるかで大きく違ってくるんじゃないかと思う。

先日、とあるショッピングモールの中にあるファミレスで昼食をとった。
イタリアンがリーズナブルに頂けるチェーン店で、何箇所か利用したことがあるが、その店舗は初めてだ。

場所的にそんなに広くなく、少人数用のテーブルが多い為か、全体がゴチャッとしていて、おまけに薄暗い印象。

案内してくれた女性は、無表情で、どこ

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【徒然なるままに】聴く

【徒然なるままに】聴く

自室を出ると廊下を挟んで向かいは台所。
この戸を開け放すと台所のもう一方の入り口の壁に取り付けている時計の秒針がスチャッ、スチャッ、スチャッ、……

自室の時計の秒を刻むザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッに半拍遅れて合いの手のように入ってくる。

戸を閉め、座椅子に座る。

部屋に入って左手は隣室との間を区切るスライドドア。

私の部屋にはエアコンがなく、夏の間はこの戸を20cm程開けて冷気のおこぼれ

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【徒然なるままに】心に移りゆく

【徒然なるままに】心に移りゆく

noteをちょっと続けて書いてみようと思いかけては、パッタリ止まってしまう。

よしなし事がないわけではないのだ。
ネタはそれなりに出てくるのであるが、そういう時に限ってすぐにはスマホなりパソコンなりに向かえない状態であったりするのだ。

買い物の途中であったり、シャワーを浴びている時であったりと。

そう言えば昔から何かいいことを思いつくのはシャンプーしている時が多い気がする。

頭皮に刺激を与

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【徒然なるままに】食事の場でのマナー

【徒然なるままに】食事の場でのマナー

ゴールデンウィーク中ということもあって、夕飯時刻には待ってる人が外にも溢れていた某回転寿司だが、「お一人様」でカウンター希望の私、受付後即案内で、それもお寿司が出てくる所の一番最初の席、大好きな「川上」だった。ラッキー!

夫が体調よくないと言うので私だけお店で食べて、夫の分はテイクアウトすることにしてたのだが、せっかくだから「特上」にしてあげよう!と、気分も上々。

ところが!
右隣が空席でその

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【徒然なるままに】思考(続)

【徒然なるままに】思考(続)

昨日外から戻り、リビングに行くとテーブルの上に1冊の本。
ああ、そうだった!

ゲームのサービス終了の話から、どんなものにも終わりがあるって考えてて。

そう、今年17年目になるというMMORPG。
自分は多分16年目ぐらいかと思うが、先日久々にログインして、昔はあんなに賑やかだったのに…と寂しく思った。
かくいう自分も、最近ご無沙汰しているわけなのだけれど、いざ終了という話を聞くととたんに駄々を

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【徒然なるままに】思考

【徒然なるままに】思考

そもそもはどこからだったか、ああ、久々にネットゲームをやろうかとチラッと思ったのがきっかけだった。

そのゲームもサービス終了が近いらしいのだが、あんなに華やいでいたのに廃れてしまうっていうのは、どの世界でもあるものだなと。
そこから頭の中では某大型掲示板、歌のアプリ、学生時代、人生、といろんな出来事や思いが次々浮かんでは消え、ポッと残ったのが、「アレ何だっけ?」
そこで先程までたらたら湧き流れて

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【徒然なるままに】ハナミズキ

【徒然なるままに】ハナミズキ

この名前でまず思い浮かぶのが一青窈さんの曲という人も多いかと思うが、私は最近までハナミズキがどんな花かも知らなかった。

「ハナミズキ」の曲は何年も前からカラオケなどで歌っていたのだけれど、それがどんな花なのかを調べることもせず、歌詞に出てくる「水際」というワードと勝手に結びつけて、なんとなく水芭蕉とかああいう感じの花だと思い込んでいたのだ。

ところが先日Twitterでハナミズキの話が出ていた

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