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水草律子
2019年10月8日 22:12
パラ言語という言葉を目にした。「パラ語」という言葉を自分の中で作り出して、すでにこういう言葉はあるのかなと、インターネット検索をしたら出てきた。 聞いたことのない言葉だったが、同じくヒットしたノンバーバル・コミュニケーション、非言語コミュニケーションという言葉は耳にしたことがあった。かいつまんで言えば、話し手の言語によらないところでの内容。声のトーンだったり、身ぶり手振り、表情などが負っ
2019年10月10日 20:21
前回、パラ語という言葉を勝手に作り、使用したのだが、それはいったいどういうものか、もう少し考えてみる。 そもそも生まれた切っ掛けが、「ノーミソにひっかかるた」の、へ:変鯛(何か変な鯛。腐っても鯛のパラ語)という文章だったのだが、はじめは腐っても鯛の「派生語」としていた。 しかし、派生語だと何となく収まりがつかなかった。説明としては悪くないし、パラ語なんて、通用していない言葉を使うよ
2019年10月11日 20:57
葛飾北斎について、色々触れる機会があった。経緯は先に書いたものと同じようなものなのだが、「ヌらヌらヌののヌガー」というかるた札を作って、ぬらぬらをインターネット検索したからだった。 な行、特に「ぬ」は面白い。音の面が大きいかと思うが、現代において、文字記号がソリッドで無機的なものであるのなら、「ぬ」は活字にしても、相当、においというか、ベタつきを保っていると思う。初めは「ぬめぬめ」として
2019年11月9日 10:57
漫画化もされている、折口信夫の短編小説「死者の書」について話します。「死者の書」作:折口信夫「死者の書」漫画:近藤ようこ まずは本記事の題名を。読み方指南なんて、おもいっきり上段に構えましたが、竹刀は持っていません。おまけに胴を着けるのも面倒くさく、小手ぐらいははめているでしょうか。そんな適当な状態で、いったい何がしたいのかというと、わたしが歴史の知識も特になく、古典にもさほど