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本能寺の変1852 その一因 2(1)光秀の素性6 そ第25話② 天正十年六月二日、明智光秀が織田信長を討った。その時、秀吉は備中高松で毛利と対峙、徳川家康は堺から京都へ向かっていた。甲斐の武田は消滅した。日本は戦国時代、世界は大航海時代。時は今。歴史の謎。その原因・動機を究明する。『光秀記』

その一因 2(1)光秀の素性6 そ第25話② 

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2光秀の年齢と嫡男光慶 (1)光秀の素性 ← 
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→【シリーズ】
 信長の甲斐侵攻 光秀と長宗我部元親 本能寺への道  
見えてきたもの 目次大 目次中 +240607 
【 重要史料 】 【 重史一覧 】 【 人物 】 
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 そ=その一因 テ=テーマ別
*加筆修正 

2(1)光秀の素性 6転機 そ第25話②

 【参照】←◎第152話 ←第152話
 【参照】2光秀の年齢と嫡男光慶 ← (1)光秀の素性 ←
   1素性  そ第53話 そ第54話① そ第54話② そ第54話③
   2争乱  そ第155話① そ第155話②
   
3下剋上 そ第156話① そ第156話② そ第157話① そ第157話②
  
      そ第158話① そ第158話② そ第158話③ そ第158話④
        
そ第158話⑤ そ第158話⑥ そ第158話⑦ そ第158話⑧
        そ第158話⑨ そ第158話⑩ そ第158話⑪
   4没落  そ第200話① そ第200話② そ第200話③
        そ第201話① そ第201話② そ第201話③ そ第201話④
        そ第201話⑤
   5再興  そ第151話① そ第151話②
        そ第152話① そ第152話② そ第152話③ そ第152話④
        そ第152話⑤ そ第152話⑥ そ第152話⑦ そ第152話⑧ 
        そ第152話⑨ そ第152話⑩
   6転機  そ第19話
        そ第20話①  そ第20話②  そ第21話   そ第22話
         そ第23話   そ第24話     そ第25話①  そ第25話②
        そ第26話①

永禄九年5 織上、天下の嘲弄

 斎藤龍興は、三好三人衆と結託していた。    →◎第25話 第25話
 侮るなかれ。
 三好の調略。
 「幾重にも存ずるの由」
 近江の六角承禎、のみならず。
 美濃の斎藤龍興、をも取り込んでいた。

    去春已来、三好かたより、種々懇望仕り候、
    そのほか、御調略の筋、幾重にも存ずるの由候ひき、

 義昭は、再び、移座を余儀なくされた。
 三好の襲撃、六角承禎の離反。
 そして、今また、信長の違変。
 これでは、まるで、湖面を漂う木の葉に同じ。
 流れ行く先は、朽木か、若狭か、・・・・・。
 
    彼等妄言により、御上洛相滞り、
    剰(あまつさ)え、江州矢嶋逗留も難しく候の間、
    朽木か若州辺りへ御座を移さるゝべきの旨に候、
    是非なき題目に候、

 信長は、嘲笑の的になった。
 斎藤氏にとっては、痛快この上なきこと。

    織上、天下の嘲弄、過ぐべからず候、

    かくの如きの間、
    竜興、 公儀に対し奉り、疎意あらざる段も、
    詮無き成り行きに候事、 
                  【重史090】(「中島文書」③-2/④)



 ⇒ 次へつづく

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