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パリ逍遥遊

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フランスでのライフスタイルから、ワークライフバランスを考えてゆきます。
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#フランス

パリ逍遥遊 フランス語を習う

パリ逍遥遊 フランス語を習う

フランスでは日本人はよく声をかけられるのだ。

パリに赴任して1年が過ぎた頃、地下鉄に乗っていたら、とある男性が声をかけてきた。金髪のフランス人だ。しかし、その口元から発せられる言葉は日本語。小脇に日本語の教科書を抱えている。彼の日本語の教科書を見せてもらうと、結構難しいレベルの教科書だ。自宅の最寄り駅に近づき、”Au revoir”を言おうとしたら、彼も同じ駅だという。

一緒にメテロを降り、し

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パリ逍遥遊 クラリネットは壊れたか?

パリ逍遥遊 クラリネットは壊れたか?

「クラリネットを壊しちゃった」は、誰もが子供の頃に聞いたことがある童謡だろう。大人になって、我が子が「パパからもらったクラ~リネット♪」と歌っているのを聞くと、超ロングセラーだな~と改めて感心する。

この童謡、途中で変な歌詞になることを、みなさん覚えているだろうか?以下のフレーズだ。
「オー パッキャラマード! パッキャラマード! パーオ パーオ パパパ!」

パパからもらったクラリネットが壊れ

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パリ逍遥遊 受胎告知(フランス修道院編)

パリ逍遥遊 受胎告知(フランス修道院編)

私は一時期カトリック系の大学で禄を食んでいた。学長は「置かれた場所で咲きなさい」の著者、彼女に「あなたはシスターになるとばかり思っていました」と言われたことが忘れられない。予想は外れ、私はシスターになることはなく、修道院に住んだこともない。キリスト教の精神にのっとって集団を生活する場所を修道院と呼ぶ。修道院ではもちろん祈りや聖書の研究に関わることが行われることはもちろん、これから紹介するように葡萄

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パリ逍遥遊 フランスで道を聞かれる日本人

パリ逍遥遊 フランスで道を聞かれる日本人

パリに住んで数ヶ月。始めはこいつら何ボソボソ言ってるんじゃ?とか、知っているフランス語は「ジュトジュデ、ニジュ、アトジュデ、サンジュ」(注:「10と10を足すと20、あと10を足すと30になる」という日本語をフランス語っぽく発音したもの)ぐらいしか知らなかったが、段々とフランス語会話に慣れてきた。

となると、ついつい話したくなっちゃうのが人間の性。そこは、さすがパリ。みんな普通にフランス語を話し

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パリ逍遥遊 お墓

パリ逍遥遊 お墓

 お墓詣りと言えば、1992年ウィーンで開催された学会で最優秀論文賞をいただいた時の賞金は1,000シリングだった。まだ当時の通貨はEuroではなく、オーストリアにシリングだった。1,000シリング、当時のレートで10,000円ほどだった。このお札の顔は、量子力学の骨幹をなす方程式、シュレーディンガー方程式の発見者であるエルヴィン・シュレディンガー、お札の中から「おめでとう!」と言ってくれたような

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パリ逍遥遊 ブルゴーニュワインに合う究極の食材

パリ逍遥遊 ブルゴーニュワインに合う究極の食材

「たゆたえど沈まず」な都市パリにいて手軽に楽しめるものといえば、やっぱり飲食。ワインはフランス各地から、その地のテロワールを見事に表現したワインが気軽に手に入る。また、さすが農業大国フランス。食材についても新鮮な海の幸から山の幸まで、簡単に手に入る。となると、ついついマリアージュ(ワインと食材のマッチング)に挑戦したくなる。

生牡蠣とシャルドネ、鶏肉とリースリング、ラム肉とシラーなどがよく知られ

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パリ逍遥遊 メドックマラソンで臨死体験か?!

パリ逍遥遊 メドックマラソンで臨死体験か?!

 臨死体験と言えば、20代の若い頃、「臨死体験」をしたことがある。1キロほど泳いで、サウナで汗をガンガンに出した後、母の誕生祝にレストランに出かけた。のどが渇いていた私は、弱いくせにワインで喉を潤してしまった。「運動で血流が早まり血液脳関門をアルコールがバンバン通って、脳に到達した」状態になった私は、急に気持ち悪くなり席を立った。席を立った瞬間、意識がなくなり、全面から無防備に倒れてしまった。自分

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パリ逍遥遊 メドックマラソン

パリ逍遥遊 メドックマラソン

普段何気なく過ごしている生活であっても、その延長線上には未だ見た事のない事象が広がっている。皆さんはそこに行った経験があるだろうか。

例えば、音楽プレーヤー。iPodなりステレオなりの音量を最大にしたことはあるだろうか?
おとなしいクラシック曲でも爆音になり、ベートーベン6番やブラームス4番と初期のアイアンメイデンとの区別がつかなくなる臨界点がある。

例えば、自動車。タコメーターが振り切れるほ

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パリ逍遥遊 受胎告知

パリ逍遥遊 受胎告知

 受胎告知とは、御使ガブリエルが、マリアに聖母になることを告げることだ。聖書「ルカの福音書」第1章の以下の部分。

1. 六か月目に、御使(みつかい)ガブリエルが、神からつかわされて、ナザレというガリラヤの町の一処女のもとにきた。
2. この処女はダビデ家の出であるヨセフという人のいいなづけになっていて、名をマリヤといった。
3. 御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主が

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パリ逍遥遊 我が家の雨漏り

パリ逍遥遊 我が家の雨漏り

ここ数日の悪天候で職場に行くのも帰るのも億劫だ。

東京と比べると雨水が恐ろしく汚い。上を眺めると大きな美術館に迷い込んだような景色のパリだが、下は地獄のパリ。土埃と混ざり茶色になって、タバコの吸い殻や犬のフンをさらって下水溝に落ちてゆく雨水を見ていると、ダンテの神曲に出てくる地獄前域のようだ。ここからが地球の中心に落ちてゆく、漏斗状の地獄の始まりだ。

そんなこんなで仕事から帰ってきて玄関の電気

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パリ逍遥遊 アルザス街道を行く!

パリ逍遥遊 アルザス街道を行く!

アルザス(Alsace)ワイン、忘れもしない。

ワインのブラインド・テイスティング試験に出された問題は、アルザス(Alsace)のゲベルツトラミネール(Gewurztraminer)だった!フランスの食の三種の神器と言えば、ワイン、チーズ、バケットだろうということで、全くお酒が飲めなかった私がパリに来て、ワインを嗜むようになり、なんとワイン学校にも通ったのだ。

パリで最も古い学校、ル・コードン

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パリ逍遥遊 ランスの酒屋

パリ逍遥遊 ランスの酒屋

ランスのノートルダム大聖堂まで来たならば、ついでに近くのワインショップに立ち寄って、お土産にシャンパーニュでも買っては如何だろうか?
シャンパーニュといえば、ドンペリ、サロン、クリュッグなどの有名どころを想像するかもしれないが、流通が発達した今日においては、それらは日本でも購入できる。せっかく現地まで来たのだから、地元でしか手に入らないものを買うのが粋というものだ。といっても、難しい銘柄は良くわか

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パリ逍遥遊 ランス大聖堂

パリ逍遥遊 ランス大聖堂

ランスと言えば、ランスのノートルダム大聖堂、パリのノートルダム大聖堂とともにゴシック様式の傑作と言われている。フランスの夏の風物詩、大聖堂のファザードを使ったプロジェクトマッピング。

ランス大聖堂のプロジェクトマッピングが9月末までということで、ヨーロッパ文化遺産の日、エリゼ宮と下院の見学後、15:28発TGV2743 に乗車した。ランスノートルダム大聖堂、サンレミ旧大修道院、そしてトー宮殿を見

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パリ逍遥遊 シャンパーニュ街道

パリ逍遥遊 シャンパーニュ街道

パリ郊外の環状道路から高速道路A4号線に向かい、車を走らせること約1時間半。ようやくブドウ畑が見えてきた。
シャンパーニュ地方はパリから近く、中心都市であるランスとパリとの間は144km。しかもフランスの高速道路は制限時速130kmなので、簡単に訪問することができる。普段の旅行ならランスで泡を堪能か、エペルネー界隈で有名ドメーヌ訪問というのが定石だが、今回はランスを南下し、モンターニュ・ド・ランス

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