2019年5月の記事一覧
不登校児を学校に行かせようとするのは、「学校に行く=正しい」という概念があるから。でも、正解は他にもある。
以前、フリースクールを運営している人に、こんなことを言われたことがある。
「親や先生が不登校児を学校に行かせようとするのは、『学校に行く=正しい』という概念があるから。でも、正解は他にもある」
それを聞いた時、「あ、そこ疑ってみてもいいのか」と思って、ちょっとびっくりした。
まだまだ慣習的なものに引っ張られていたなー、と。
最近、こどもと話しているとき、「これって価値観の押しつけだろうか?
よくある教育費についてをまとめてみた
どれぐらいの教育費をかけているのか?文部科学省で平成6年度より隔年で実施している、全国を対象に抽出方式による「子供の学習費調査」があります。平成28年度の結果(平成30年度の調査が最新ですがHPに公開は12月頃だと思います)について、一部抜粋してみると・・・
あくまで平均値ですので、各区分ごとの学習費総額の前後約3〜6万円で誤差があるようです。ちなみに学習費総額というのは、学校教育費+学校給食費
自律分散型の教育システムをシミュレーションしてみた。
過去の経験則が通用するか分からない予測不能な時代に突入し、今、教育の在り方が問われている。
今回は、教育システムを自律分散化するとどうなるか?という話。
昨年から、ビジネス領域で自律分散型のチームを組んで、実践と検証を続けているんだけど、教育分野での可能性も探ってみたくて、このような会を開いてみることにした↓
教育って、社会の流れと連動している。
21世紀型スキル、STEAM教育、課題解決
義務教育期の学びのあり方とは?
現状の学校教育において、受験というのはどうしても切っても切り離せない関係にありますね。
公立高校の入試について京都府内の全日制高校の場合、専門学科と普通科に分かれます。主に学力や特色をもった専門学科は前期選抜(2月)となり、普通科は中期選抜(3月上旬)がメインとなります。中期選抜の場合は、中学3年間の学校成績が内申点として本試験の5割ほどに影響してきますので、副教科(5教科以外の科目ですね)は生
キャリア教育はもちろん大事だが、実際に働いて考えてみるというのはどうだろう?
「学び」と「はたらく」をつなげることは3つの視点から大切だと考えています。まず、社会に対して自分はどう貢献できるかを常に意識できるようになるという点。次に、予測不能な時代を生きていくために、学び続けられるための源泉となる点。そして、個々の強みを活かしながら他者と協働する力を身につけていける点です。
16歳からでないとアルバイト募集が行われていなかったり、そもそも学校で禁止されていたり、演劇や映画
子どもとの初めての「書道」で気づいたこと
令和が始まりましたね。平成の最後の日に何か記念してやれないかと子どもといっしょに書道にチャレンジしてみました。もちろん、書いて楽しむということもありますが、書道における学びの身体性を確認してみたいと思ったからです。
他者と身体をつなげるのための技術本題に入る前に、芸術や芸能に携わる人間にとって、指南書的な存在である世阿弥の「花鏡」について少し触れたいと思います。
このなかで「離見の見」という言