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ステキな話

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「note」に投稿しているクリエイターの方々の「面白かった」「勉強になった」と感じた記事を集めています。わたし個人の図書館です。収集クセがあるわたしは整理整頓が苦手ですが、「no…
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記事一覧

自分の意図を正しく伝えるために「文章のまちがいや誤解を防ぐ校閲のきほん」#安心創作勉強会

自分の意図を正しく伝えるために「文章のまちがいや誤解を防ぐ校閲のきほん」#安心創作勉強会

noteを含めインターネットで発信するときに必要な知識、考え方を学ぶ、オンライン勉強会シリーズ「安心創作勉強会」。第3弾の今回は、LINE株式会社校閲チームで活躍されている3名をお招きし、校閲の基本について教えていただきました。

校閲とは、文章や用語・用法的な間違いをチェックするだけでなく、内容に矛盾や事実関係の誤り、差別語などひとに不快感を与える不適切な表現がないかなども検討し、筆者に修正や再

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大人がもう一度昆虫に魅了されて昆虫グッズを作る話。

大人がもう一度昆虫に魅了されて昆虫グッズを作る話。

改めて気づいた昆虫の魅力は生物多様性。神秘的なデザインをおしゃれなグッズにしてみたくなりました。

こんにちはミュージアム部の内村です。今回は自分の中で再び昆虫にハマるきっかけになった出来事と、そこから昆虫グッズを作るまでの経緯をお話ししたいと思います。

虫!こわい!きらい!みなさま「昆虫」は好きですか? 小さなころは大好きだったけれど、いつの間にか触ることも、見ることも苦手になってしまったとい

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センニンソウ

センニンソウ

輝く銀色の毛皮をまとうセンニンソウの種

わずかな風にもきらきらと煌めき

透き通る空気に眩い光が広がる

龜蟲

龜蟲

【昆虫エッセイ】
高校生の頃、某ローソンでバイトをしていた。
週2回、放課後17時から22時まで。

おでんの汁を入れ忘れた、などの類の失敗談は今となっては笑い話だが(いや、被害者は絶対今も恨んでるはず)、虫にまつわる印象的な出来事というのも幾つか記憶している。

北海道にしては珍しい、蒸し暑い日だった。
レジに来た30代くらいの男性の胸元にくっついている黄緑色のピンバッジのようなものが目に入った

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虫の音 コミュニケーション

虫の音 コミュニケーション

秋の夜長、虫が奏でる音のコミュニケーションに忙しい!!
動物は、社会集団の生存に有利になるように情報交換を行うが、音を媒体とする情報交換もその1つである。昆虫は、進化の過程でその体の一部を音または振動の発生器官として分化させ、同時それを受信する感覚器も発達させてきた。求愛、闘争、警報、採餌、密度調節などのために音を媒体とする通信による様々なコミュニケーションがよく発達している。
たとえば、コオロギ

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「英語が世界を変えてくれた」なんて月並みなことは言いたくないけど #EnglishChallenge

「英語が世界を変えてくれた」なんて月並みなことは言いたくないけど #EnglishChallenge

何から話していいか分からないくらい、私は語学を学ぶことに、本当に助けられた数ヶ月を過ごしていた。

あんまり弱気なことは言いたくないけど、どこへ進めばいいのか分からなくなっていた。振り返ってみれば、私はいつも、そんなことを言っている気がする。

いつもいつも、遠い目標を見失いそうになってしまう。32歳。「この方向で、いいのか?」「否」。

けれど、英語を学ぶことだけは。語学を習得することだけは、「

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メキシコへ行ってカブトムシを捕ろう!ゾウカブト捕りに挑戦した父子の物語り

メキシコへ行ってカブトムシを捕ろう!ゾウカブト捕りに挑戦した父子の物語り

今では、メキシコでカブトムシを捕ることはできない。メキシコの法律で貴重な動植物を保護するようになったのだ。我々親子はその昔、メキシコに赴任していたころ、カブトムシ捕りに熱狂した。おそらく、メキシコでこんなばかげたことをした親子は後にも先にも世界中に我々だけだろう。これはその冒険の物語りだ。
夏休み、カブトムシを楽しみにしている子供たちは多いだろう。そして、少年に戻って子供たちとカブトムシ捕りに熱中

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死ぬまでに観たい2010年代映画100 1章: 2010年

死ぬまでに観たい2010年代映画100 1章: 2010年

2010年代もいよいよ今年で幕を閉じます。皆さんにとって2010年代はどんな時代だったでしょうか?

私は、映画鑑賞という趣味を見つけて、それが人生の血となり肉となっていった時代です。この10年で6,000本以上の映画に触れてきて様々なインスピレーションを受けました。中にはあまりの酷さに悶絶する作品もありましたが、それも今となっては良い思い出です。さて、ブンブンの好きな本に『死ぬまでに観たい映画1

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ブックレビュー ロバート・マッキー著『ストーリー』(18)第4部 脚本の執筆 ことばの選択

ブックレビュー ロバート・マッキー著『ストーリー』(18)第4部 脚本の執筆 ことばの選択

『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』のレビュー第二十回を投稿します。
(各回をまとめたマガジンはこちらです。)

※ こちらのレビューは、非常に内容が濃い本書を私なりにまとめた「概要」です。
興味をお持ちになった方は、ご購入の上、本レビューを副読本的にお読みになることをお勧めします。

第4部 脚本の執筆
18 ことばの選択
【ダイアローグ】「例えば道でばったり会った友人と、

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短編小説「すこし、先のはなし」 第二話『イイネメガネ』

ようやくマスクを外して出かけられるようになったと思ったら、知事が「メガネをかけろ」と言い出した。この知事は、しばしば意味があるのかどうかが怪しい提案をすることで知られているが、「イイネメガネ」の着用は、またたく間に広まった。

役所が無料で配布するメガネには、”つる”の部分にハート型の小さなボタンが付いている。メガネ越しに誰かを見ながらハートをタップすると、相手に『イイネ!』が贈れるのだ。
ネット

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花火の音を徹底再現!ゼロから作る花火効果音の作り方

花火の音を再現するにあたって3つの特徴的な音をそれぞれ作り、最後に組み合わせることで再現してみたいと思います。
特徴的な3つの花火の音とは、

・ヒュ~!という笛の音色
・お腹に響くような爆発音
・小さな爆発が連続的に起こる破裂音

この3つを作り組み合わせることで再現をしてみます。使う素材は身近にあるものばかりなので、だんだん花火の音になっていく過程は楽しかったです。是非楽しみながら動画をご覧
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カシミール旅行記⑦「イスラーム文化を楽しむ」

カシミール旅行記⑦「イスラーム文化を楽しむ」

今年の3月にインドのカシミール地方に旅行に行った時の記録…

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カシミール旅6日目。

この日は友人と友人のインド人旦那Pさんと近郊の街Pahalgamに行く予定だったのだが、Pさんがまさかの発熱。

一人で行くかどうか迷ったのだが、今日はあいにく朝から雨が降っていて、雄大な自然を楽しむPahalgamに行くのにはあまり適した天候でないこと。
また、手配した

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ホタルのこと

ホタルのこと

ホタルについて調べたことを記録しておく。

ホタルの種類水辺の生き物としておなじみのホタル。
でも、世界に2000種以上いるホタルのうち、幼虫時代を水の中で過ごす水生ホタルは10種ほどしかいない。
そもそも、水生ホタルは、陸上で一生を送る陸生ホタルが食べ物を求めて水中へ進出し、その環境に適応したと考えられている。

そして、ホタルといえば、みんな光ると思われているかもしれないが、実は成虫が光らない

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