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【コラム】成長するには環境が必要

どうも、ライフストラテジストのそねです。
ライフストラテジストとは、現状を理想に近づけるために、人生の目的に沿って戦略や戦術を提案する人のことです。

今回のテーマ:成長の動機づけ

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行動は目的が必要

ぼくが企業に勤めていたとき、 会社主体で資格取得の目指す研修があり、参加した経験があります。昇級などの評価UPが目的で参加したので、資格そのものにあまり興味が持てず、勉強の内容があまり頭に入ってきませんでした。

これは、行動の目的が弱かったことが原因だと思っています。実際に、興味や関心のあることであれば、些細なことでも憶えています。動機の違いで意欲に変化が起こると理解しておくと、行動の質をコントロールすることが可能です。

外発的動機づけ

外発的な動機には、「報酬」がよく使われます。絵の好きな子どもに、「上手にできたらご褒美をあげる」と伝えると、次回からご褒美がないと絵を描く意欲が低下する、といった実験結果があります。

心理学ではアンダーマイニング 効果と呼ばれる現象です。報酬が目的になると、純粋に物事を楽しむことができなくなる事例です。

ただ、事前に何も伝えずに、絵を描き終わったあとにご褒美をあげた場合は、その後の絵を描く意欲に変化はなかったそうです。

内発的動機づけ

内発的な動機は、自分の欲求が根源となっていることが多いです。「だれかに認められたい」「自分に自信をつけたい」「自分の成長を感じたい」などがあります。

自分が望むことが動機となって、行動の意欲につながっている場合は、夢中になって取り組める人が多いです。

環境と事前準備

やらざるを得ない状況や体制の中に身を置くことで、半強制的に行動できることがあります。

動機づけの種類によって意欲の強弱があったり、行動の目的が変わったりしますが、とにかくやってみることも大事です。

やってみなければ経験できないことも多く、想像したことよりも刺激的であったり、意外性があったりします。

「辛い」や「甘い」など味覚に個人差があるように、体験の感受性にも個人差があります。

また、物事が効果的に知識として学習できたり、一度の体験で多くの経験値を得るためには、事前の知識もとても大事です。

それは、知識としての情報と、体感としての情報に差があることで、より学習効率が上がるからです。時間を無駄にせずに、一度で多くのことを習得するためには、前もって準備しておくことが重要です。

おわり

いま取り組んでいることが、”何のためにやっていることなのか”を意識することで、苦手なことでも頑張れることがあります。

目的や目標は、イメージできるものを部屋に飾っておくなど、できるだけ視覚化すると叶いやすいそうです。アファメーションや引き寄せの法則などでも使われる手法です。

ぼくは部屋のホワイトボードに「memento mori」(死を忘ることなかれ)と書いて、時間を大切にできるようにしています。

この記事があなたの助けになれば幸いです。

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