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品質管理の極意を"Web"に活かす方法

こんちは。たかっちです。

「思っていた色と違う...」
「サイズが合わない...」

そんなお客様の声が増えていたとき、ふと製造現場での経験が頭をよぎりました。

品質管理の基本は、実はWebでも同じだったんです。


スマートフォンケースの商品ページ。
返品率が徐々に上がっていく。

「商品写真はキレイなのに...」
「説明文も詳しく書いているのに...」

頭を抱えていたある日、製造現場時代の光景を思い出しました。

印刷工程での品質チェック。
光の角度を変えて。
触って確認して。
実際に使ってみて。

そうか、Webでも同じことができるはず。


「目線を変えれば、見え方が変わる」

商品ページを、品質管理の視点で見直してみました。

●Before

美しく撮影された商品写真1枚
基本的なスペック情報
価格と在庫状況

●After

・様々な角度からの写真
・実際の使用シーン
・光の当たり具合での色の変化
・手に持ったときのサイズ感
・お客様の使用レビュー

すると、驚くべき変化がありました。

返品率は半分以下に。
むしろ、「イメージ通りでした」という声が増えていきました。


【品質管理の基本をWebに活かす】

1 「見る角度」を変える

製造現場では当たり前の工程。
正面、横、斜め、裏表...
それぞれの角度で違う発見がある。

2 「使う場面」を想像する

机の上での検品だけでなく、
実際の使用環境を考える。
それが、本当の品質につながる。

3 「お客様の声」を活かす

不具合の報告は、
改善のチャンス。
その声から、次の品質が生まれる。


先日、ある出来事がありました。

商品の返品が届いたんです。
開けてみると、一言のメモが。

「色が想像と違いました。でも、丁寧な梱包をありがとう」

その優しい言葉に、胸が熱くなりました。

お客様は、私たちの仕事の一部始終を見ています。
たとえ商品が期待と違っても、その過程での誠実さは伝わるんだと思いました。


品質管理とは、結局のところ「誠実さ」なのかもしれません。
写真1枚、説明1行にも、その思いを込める。

それは、製造現場で学んだ「品質」の本質でした。


PS:昨日も新商品の撮影をしていました。
カメラのファインダーを覗きながら、あのメモの言葉を思い出します。
「お客様の期待を裏切らない写真を」 その思いが、また新しい挑戦の原動力になっています。



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たかっち@🎈
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